お肌の大敵!アルコールアレルギーの7つのメカニズム

お肌の大敵!アルコールアレルギーの7つのメカニズム

『お酒を飲むと、顔にニキビのような赤いぼつぼつがたくさん出来てしまう』こんな症状で悩んでいませんか?それはもしかしたらアルコールアレルギーかもしれません。アルコールアレルギーの場合、お酒を飲む事で湿疹等や腹痛、下痢等の症状が現れます。

もしかしてアルコールアレルギーかも・・・と、悩む前にまずはチェックしてみましょう。そこで今日はお肌の大敵!アルコールアレルギーの7つのメカニズムについてお伝えします。



 

お肌の大敵!アルコールアレルギー
7つのメカニズム

 


アルコールアレルギーについて知ろう


アルコールアレルギーとは、アルコールでアレルギー反応を起こしてしまう疾患です。アルコール過敏症とも呼ばれています。

極端にアルコールに対する耐性が弱く、口から摂取するアルコールだけでなく、皮膚に触れる、空気中に漂うアルコール分を吸い込む等でもアレルギー反応が出る場合があります。アルコールアレルギーはある日突然なるわけではなく、全くお酒が飲めないようなタイプの人に発症するようです。

また、本人が気を付けていても、ジュースや料理、お菓子等に微量に使われている事で気が付かず摂取してしまいます。アナフィラキシーショックを起こす等、重篤な場合には救急車で運ばれる、最悪命を落とす事もあります。

 


アルコールが人体に与える影響を知ろう


一般的に口から摂取されたアルコールは約20%が胃から吸収され、残りは小腸から吸収されます。吸収されたアルコールは血液によって1分程で全身に広がり、その後肝臓に運ばれます。運ばれてきたアルコールのほとんどを肝臓が代謝します。

お酒の主成分はエタノール(エチルアルコール)で、このエタノールをアルコール脱水素酵素(ADH)が代謝し、アセトアルデヒドとして変化させます。アセトアルデヒドはアルデヒド(有機化合物)の一種で、毒性が強く、二日酔いの原因とされています。

毒性の強いアセトアルデヒドを分解する為にアルデヒド脱水素酵素(ALDH)が働き、酢酸に変化させます。この酢酸は最終的に二酸化炭素と水に分解されます。アルコールが酢酸に代謝されるまでは6時間程かかるようです。アルコール量が多く、代謝しきれなかったアセトアルデヒドは、汗や尿として排出されます。

 


アルコールアレルギーで湿疹が出る原因を知ろう


アルコールアレルギーで湿疹が出るのは、このアセトアルデヒドが肥満細胞を刺激して、痒みを引き起こすヒスタミンを派生させる事が原因となっているようです。また、アルコールの消化で肝機能が低下し、肌荒れや湿疹が治りにくくなるようです。

 


アルコールアレルギーが出やすい体質を知ろう


毒性の強いアセトアルデヒドを分解するアルデヒド脱水素酵素(ALDH)は2種類あります。

・ALDH1

アセトアルデヒドが高濃度の時に働くアルデヒド脱水酵素です。

・ALDH2

アセトアルデヒドが低濃度の時に働くアルデヒド脱水酵素です。

普段アルコールの分解で働くのはALDH2で、日本人にはこのALDH2が欠けていたり働きが弱い場合が多いようです。お酒が飲めない体質は遺伝しやすく、両親のどちらかがまったく飲めない場合その体質を遺伝する可能性が高くなります。

アルコールアレルギーの人は、このALDH2を持っていないか働きが弱い事が原因とされています。

 


アルコールアレルギーなのかを調べよう


肌細胞にもALDH2が存在します。ALDH2を持っているかどうかは、アルコールパッチテストで簡単に調べる事が出来ます。

1.何もついていないバンソウコに消毒用アルコールを付ける

2.肌の弱い部分に貼る

3.7分程おいてはがし、肌の色を確認する

4.さらに10分後に肌の色を確認する

はがしてすぐに赤くなる場合はALDH2を持っていません。まったく飲めないタイプです。また、はがして10分後に赤くなる場合はALDH2が弱く、お酒は飲めるけれど弱いタイプです。まったく変色しない場合はALDH2がありますので問題ありません。

このALDH2が無いタイプの場合は、アルコールアレルギーに注意した方が良いでしょう。

 


アルコールが体内に入る経路を知ろう


アルコールアレルギーだと自覚がある場合、極力アルコールを摂取しないように気を付ける必要があります。アルコールが体内に吸収される方法は、口からお酒を飲むだけではありません。本人がまったく気が付かず、アルコールに触れてしまう場合があります。アルコールを含む物を近くで使われるだけで、呼吸困難等の喘息症状を引き起こす場合もありますので注意しましょう。

1.口から

アルコールが含まれた食品や飲料でアルコールを摂取してしまします。

2.皮膚から

アルコールで拭いた物や、混入された物に気が付かず触れてしまう事で肌から摂取してしまいます。

3.空気から

空気中に漂うアルコール成分を吸い込む事で摂取してしまいます。

 


アルコールが体内に入りやすいパターンを知ろう


・アルコール除菌シート

公衆トイレ等で使われる除菌シートの中にはアルコールが含まれています。見た目では便座にアルコール成分が付着していると気が付きにくく、知らないうちにアルコールに触れてしまします。

・ウェットティッシュ

ウェットティッシュにはアルコールが使われている物があります。コンビニやお弁当屋さん等のサービスで貰う物には、アルコールの有無が書かれていませんので注意しましょう。

・化粧品や香水

化粧品や香水にはアルコールを使用した物が多くあります。無添加でノンアルコールの物を使いましょう。

・消毒液

注射をする際の消毒液にはアルコールが含まれています。病院ではアルコールアレルギーである事を申告しましょう。

・洗剤

洗剤にはアルコールが使用されている物がありますので注意しましょう。

この他にもアルコールは様々な物に使用されていますので注意が必要です。

 

いかがでしたでしょうか。

日本人の約44%はALDH2を持っていないか働きが弱く、アルコールアレルギーになる可能性があります。お酒を飲むと湿疹が出ると思ったら、実はアルコールアレルギーだった・・・なんて事も。

もしかして・・・と思ったら、お肌の大敵!アルコールアレルギー湿疹の7つのメカニズムを参考にしてチェックしてみて下さい。また、アルコールアレルギーでなくとも、お酒の飲みすぎは肝機能を弱め、肌荒れの元です。お酒はほどほどにして美しい肌を保ちましょう。

 

まとめ

お肌の大敵!アルコールアレルギー7つのメカニズム

・アルコールアレルギーについて知ろう
・アルコールが人体に与える影響を知ろう
・アルコールアレルギーで湿疹が出る原因を知ろう
・アルコールアレルギーが出やすい体質を知ろう
・アルコールアレルギーなのかを調べよう
・アルコールが体内に入る経路を知ろう
・アルコールが体内に入りやすいパターンを知ろう

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