肝臓に悪い食べ物が原因で発症する、5つの病と予防策

肝臓に悪い食べ物が原因で発症する、5つの病と予防策
肝臓に悪い食べ物とは、イコール肝臓に負担がかかる食べ物のことです。過剰なアルコールが肝臓に負担をかけることは有名ですよね。

でも、肝臓に悪い食べ物となると、ピンとこない人も多いのではないでしょうか。肝臓は、糖やたんぱく質、脂肪などをエネルギーに変換する代謝、アルコールや薬、老廃物などの体に有害な物質を分解する解毒という働きを担っているので、実は、食べ物の影響を受けやすいという大きな特徴があるんです。

それなのに、肝臓に悪い食べ物を知らずに、好きなものを好きなように食べていたらどうでしょう。肝臓に大きな負担がかかり、肝炎や脂肪肝を引き起こすだけでなく、命の危険もある肝硬変や肝がんにもつながりかねません。そこで今回は、肝臓に悪い食べ物を知り、肝臓の病気を防ぐコツをお伝えします。


肝臓に悪い食べ物が原因で発症する、
5つの病と予防策

 

脂質や糖質を摂り過ぎないようにしましょう


日ごろから揚げ物や肉類、スイーツなどを食べる習慣がある人って多いですよね。でも、その食生活が肝臓に大きな負担をかけているかもしれません。

40歳以降に急激に増えると言われる脂肪肝。脂肪肝といえば、お酒の飲み過ぎをイメージしがちですが、最近では、非アルコール性の脂肪肝が増えているんです。

通常、肝臓の中性脂肪は、3~4%ほど。この中性脂肪の割合が30%を超えた状態が脂肪肝です。脂肪肝自体は、病気というわけではありませんが、だからこそ「たかが脂肪肝」と軽視されがち。

でも、脂肪肝を放っておくと、肝機能が低下して、脂肪肝炎を引き起こしやすくなり、肝硬変や肝がんへと進行するリスクが高まります。この脂肪肝の原因となるのが、脂質や糖質の摂り過ぎです。

特に動物性脂肪は、もっとも肝臓に中性脂肪として蓄積されやすい食べ物。脂身の多い部分をできるだけ避け、バターや生クリームにも注意しましょう。

砂糖の主成分「ショ糖」は、中性脂肪を増やす原因となるので、甘いお菓子はもちろん、果物や砂糖入りの清涼飲料水の摂り過ぎにも注意が必要です。

 

インスタント食品やレトルト食品は控えましょう


忙しいときや一人暮らしをしているときって、インスタント食品やレトルト食品のお世話になることが多いですよね。でも、これらの便利食品も実は、肝臓に悪い食べ物のひとつなんです。

それは、これらの便利な食品は、防腐剤や着色料、保存料が使われているから。私たちが日ごろから口にしているものの中には、体に必要な栄養素のほかに、私たちの健康を脅かす恐れのある有害物質が含まれていることがあります。

この有害物質を解毒・分解する働きを担っているのが肝臓です。食品に含まれる化学調味料は、それぞれが安全基準値内に収められていますが、わずかな量でもさまざまな有害物を摂取するとどうでしょう。

肝臓への負担が大きなものになるのは、容易に想像できますよね。インスタント食品やレトルト食品は、肝臓に悪い食べ物だと必要以上に神経質になる必要はありませんが、肝臓の負担を減らし、病気を防ぐためにも、できるだけ控えると良いでしょう。

 

過酸化脂質やトランス脂肪酸に注意しましょう


天ぷらや揚げ物などに使った油を何度も使い回す人って多いですよね。でも、空気に触れたり、古くなったりした植物油は、酸化して、過酸化脂質と呼ばれる有害な物質を生成します。

一方のトランス脂肪酸は、食べるプラスチックと呼ばれることもあるもので、人工的に水素を添加した植物油に含まれており、発がん性を含む健康被害が報告されているほど有害なんです。

体内に入った過酸化脂質やトランス脂肪酸を解毒するのが、肝臓。日ごろから古くなった油やショートニングが含まれる油を使って揚げた物やマーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸口にしていると、肝臓に大きな負担がかかります。

解毒がうまくいかないと、肝機能障害を引き起こしてしまうこともあるので、できるだけ新しい油を使う、マーガリンやショートニングと表記されているものは口にしないなどして、できるだけ過酸化脂質やトランス脂肪酸を避けるよう心がけたいですね。

 

刺激の強い食べ物を食べすぎないようにしましょう


スパイスが効いた料理や濃いコーヒーなど、刺激が強い食べ物が好きな人って多いですよね。でも、刺激が強い食べ物も肝臓に悪い食べ物のひとつなんです。辛みや苦み、甘みが強いものは、肝臓の仕事を増やします。

分解されるときに、肝臓に大きな負担がかかってしまうんです。日ごろから刺激が強いものばかり食べていれば、肝臓が疲れてしまい、十分な働きができなくなるだけでなく、肝臓の病気にもつながりかねません。

スパイスや唐辛子が効いた料理、ニンニクなどのネギ類、濃い紅茶やコーヒー、甘みの強いチョコレートなどの食べ過ぎには注意しましょう。

 

規則正しい食生活を送りましょう


肝臓に悪い食べ物をできるだけ避けることで、肝臓の負担を減らすことはできますが、それだけでは不十分。肝臓の負担を減らし、脂肪肝や肝硬変などの肝臓病を予防するためには、食生活そのものを見直すことも大切です。

食べ過ぎや飲み過ぎ、夜9時以降の食事は、肝臓に大きな負担がかかります。何かと忙しく過ごしていると、どうしても食事が夜9時を過ぎてしまうこともありますが、できるだけ夕食は9時前までにすませる、どうしても無理な場合は、肝臓に悪い食べ物を避けるなどして、できるだけ肝臓に負担がかからないようにすると良いでしょう。

肝臓には、肝臓に悪い食べ物を避け、シジミや納豆、良質なたんぱく質を摂ると良いと言われていますが、もっとも大切なことは、バランスの良い食事です。栄養バランスを考え、規則正しい食生活を送るよう心がけると安心ですね。

 

いかがでしたか。

肝臓は、沈黙の臓器と呼ばれることがありますよね。それは、肝臓は、高い再生能力とフォロー機能を持っているため、ダメージを受けても、自覚症状がほとんどないまま、静かに症状が進み、気づいたときには、手遅れになっていることが多いから。

肝臓病を引き起こす原因には、さまざまなものがありますが、肝臓に悪い食べ物が要因となることがあります。つまり、肝臓に悪い食べ物を避けることが、肝臓の病気を防ぐことにもつながるということですね。

最近の欧米化した食生活では、どうしても脂質や糖質を摂り過ぎてしまいがちですが、これらを摂り過ぎると非アルコール性脂肪肝を引き起こすことがあるので、摂り過ぎには注意が必要です。

でも、もっとも大切なことは、栄養バランスのとれた食事を規則正しく食べること。ここにご紹介したことを参考に、食生活を見直し、肝臓に悪い食べ物が引き起こす肝臓病を防ぎましょう。

 

まとめ

肝臓に悪い食べ物に注意して予防するには

・ 脂質や糖質を摂り過ぎないようにしましょう
・ インスタント食品やレトルト食品は控えましょう
・ 過酸化脂質やトランス脂肪酸に注意しましょう
・ 刺激の強い食べ物を食べすぎないようにしましょう
・ 規則正しい食生活を送りましょう



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