腰の圧迫骨折のリハビリで気を付けるべき7つの注意点

腰の圧迫骨折のリハビリで気を付けるべき7つの注意点

人は二足歩行のために、日常の生活でも仕事上でも腰には負担がかかりやすいものです。精神的なことや睡眠不足でも腰痛は起きます。若い人でも腰痛を持っている人は多いですよね。腰痛の中でも、特に高齢者の人に多いのが腰の脊椎の圧迫骨折です。

高齢者の人は加齢によって骨がもろくなっている状態、いわゆる「骨粗しょう症」の人が多いので圧迫骨折しやすいんです。何気ない動きで圧迫骨折を起こすと激痛がして、体を動かすことも我慢ができないほどです。

圧迫骨折をすると、背が10センチほども低くなったという高齢者の人もいます。そのためその後のリハビリはとても大切となってきます。腰の圧迫骨折を起こした後のリハビリで気を付けたい事をお伝えします。



 

腰の圧迫骨折のリハビリで
気を付けるべき7つの注意点

 

コルセットを使用する


腰の圧迫骨折では、普通は手術はせずに入院してベッドで安静にして生活をします。脊椎圧迫骨折を起こしたすぐ後は、寝返りも起き上がるのもつらいものです。少しの動きで激痛がするのに対応するために、コルセットをその人のサイズに合わせて作ります。

高齢の人では、入浴後などにコルセットを外すと、自分でコルセットを付けることができない人もいます。比較的、強くコルセットは締めてつけるようになっているので、苦しくて外してしまうという人もいます。

また、付ける場所によってもズレて胸の方に上がってきている人もいます。自分で正しい位置に付けられない人は、誰かに頼んで付けてもらうことが大切です。3ヶ月程コルセットを付けることで痛みが緩和さて動きやすくなります。

 

コルセットを外してのリハビリ


コルセットを外した後はベッドから起き上がる練習や歩行の練習をします。長い間ベットでの生活をしていると、筋力が低下をしていてそれだけでも歩くのが辛いという状態にもなっています。日常の生活に戻るためにも歩行訓練は大切です。

入院中は、理学療法士や作業療法士の専門職の人についてもらって、歩行訓練をします。リハビリをするための専門の病院に転院するということもあるでしょう。

 

ストレッチをする


少しでも動かすと痛いので完全によくなるまで動きたくないものですが、寝てばかりいて完治が早まるものでもありません。そのまま、寝たきりにならないためにも、少し良くなれば動いてできるだけ普段の生活に戻すようにしないといけません。

無理の無い範囲で体を出来るだけ動かすことが大切です。はじめは、ゆっくりと短い時間から動くようにすることもよいでしょう。動く前に、少しベッドの上などで体操をして、体を伸ばすこともよいでしょう。

 

座位で下肢の筋力強化のリハビリを


体を動かすことができるようになると、長く寝ていて弱ってしまった筋肉をつけていく必要があります。特に下肢の筋肉をつけることが大切です。椅子に座ったままできる体操は、体の負担なく下肢の筋力をつけることができます。

座位のまま、大腿骨四頭筋や前頸骨筋などの下肢の筋力を強化します。少し重い物を足につけて足を少し上に上げたり下げたりという体操もよいでしょう。重石として1キロのお砂糖や水を入れたペットボトルなど使えますね。

 

立位で下肢の筋力強化のリハビリを


座位での体操ができるようになると、立位で椅子や机や壁に手をつけて、バランスを確保した状態で、ふくらはぎやハムストリングスを鍛える運動を加えます。無理をしないように注意して体操をします。

高齢の方は長い入院生活で、貧血気味になっていたり下肢の筋力が著しく低下していることもあるので、誰か補助についてもらってのリハビリが望ましいです。再びバランスを崩して転倒をしたりしないように十分気をつけましょう。

 

下肢の痛みについて


多くの場合腰の圧迫骨折は、骨粗しょう症が原因になっています。若い人では、まれに、スポーツによる外傷や転落事故などによって腰椎圧迫骨折の症状がでることもあります。脊椎の椎体が圧迫骨折をしてしまっているということで、潰れた椎体が神経根を圧迫することがあります。

神経根が圧迫されると、下肢のしびれや痛みが出ます。これは、腰のヘルニアを起こした時にも起こります。坐骨神経痛が起きたりします。坐骨神経痛は治りにくいので、温めたり筋肉のマッサージをして柔軟を保ちましょう。

 

食事にも気をつける


骨粗しょう症は、カルシウムが不足して、骨がスカスカになっている状態です。乳製品や小魚などカルシウムの多い食品を食事の中に摂り入れましょう。他にも栄養バランスを考えて食事を摂りましょう。

カルシウムばかりサプリメントで摂ると逆に弊害が出る場合もあるので、食事からバランスよく摂るほうが好ましいです。病院でビタミンD関連の薬や骨粗しょうの注射や薬を処方してくれることもあります。カルシウムを摂って運動をして、骨を強くしましょう。

日光にあたることで、体内でビタミンDも合成されるので、夏場で5分冬には30分ぐらい手に日光を浴びてもよいと言われます。

 

いかがでしたでしょうか。腰の圧迫骨折は骨粗しょう症のある高齢者の人に多くて、治療は温存療法を中心にしていきます。痛みでじっとしている期間も長いので、筋力の低下も起きています。なるべく早く日常生活に戻れるようにリハビリをすることはとても大切なことです。

痛みでなかなか自分では運動できないということもありますので、できれば専門の機関などでリハビリをするようにしましょう。もちろん食事も大切です、栄養のあるものを摂って一日も早い完治を目指してくださいね。

 

まとめ

腰の圧迫骨折のリハビリで気を付けるべき7つの注意点

・コルセットを使用する
・コルセットを外してのリハビリ
・ストレッチをする
・座位で下肢の筋力強化のリハビリを
・立位で下肢の筋力強化のリハビリを
・下肢の痛みについて
・食事にも気をつける

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