免疫力低下を改善して病気知らずの体になる7つのポイント

免疫力低下を改善して病気知らずの体になる7つのポイント

人間の免疫力は、18~22歳をピークであり、あとは齢を重ねるにしたがって衰えていきます。ガン年齢の始まりと言われる40才代の免疫力はピーク時の半分の50%、70才代だとわずか10%にまで下がるといわれています。

どんな人も加齢だけは自然の摂理で逃れることはできません。免疫力が低下すると、末期ガン、慢性疲労症候群、腎臓病、慢性リンパ性白血病、心臓病、肝炎、痴呆症、自閉症、糖尿病、ダウン症、膠原病、腫瘍、感染症などの病気にかかりやすくなります。

しかし、日頃から健康管理を十分に注意して、免疫力を低下させないよう生活習慣を正すことで免疫力の低下を改善することができます。そこで今日は、免疫力低下を改善して病気知らずの体になるポイントについてお伝えします。



 

免疫力低下を改善して
病気知らずの体になる7つのポイント

 

喫煙を控えよう


タバコを吸うことで一酸化炭素が発生し、ヘモグロビンと結合して酸素の全身への供給を阻害してしまいます。そして、体内が慢性的な酸欠状態になり、栄養分の運搬や老廃物の回収機能が衰えて免疫力低下します。

有害物質の作用としては、「ニコチンが血管を収縮させ、血流が悪化する」、「リンパ球が減少する」、「唾液分泌が低下する」、「気管支や肺から異物を外へ吐き出す線毛の働きが低下する」といった様々な影響が上げられます。

特に肺の免疫系で中心的な役割を担っている肺胞マクロファージの免疫力が低下して、肺がんなどを誘発するリスクが高まります。

 

適度な飲酒を控えよう


適量の飲酒はストレスを解消し、有害なLDLコレステロールの増殖を抑え、善玉コレステロールであるHDLコレステロールを増やして動脈硬化を防いでくれます。また、アルコールには血管拡張作用があるため飲酒によって血行が良くなり、免疫力の主役である白血球やリンパ球が働きやすくなります。

しかし、2時間以上飲酒を続けると交感神経が緊張した状態になります。

この緊張状態が長く続くと、血液中の顆粒球が増加し過ぎてしまい活性酸素が増加します。増え過ぎた顆粒球や活性酸素が、細胞を傷つけてガン化を招いてしまいます。

飲む量としては、ビールなら1~2本程度、日本酒なら1~2合程度であれば副交感神経を刺激するとされています。飲む時間は、2時間以内に留めるようにしましょう。

 

質の良い睡眠をとろう


睡眠の乱れによって、免疫力低下します。睡眠不足の人ほど体調不良を起こしやすく、風邪やインフルエンザにかかる人が多いと言われています。

これは、自律神経のうちの交感神経が過度に緊張してしまうからです。その為、脳を休めるためにも睡眠をとることが必要になります。また、睡眠中はさまざまなホルモンが分泌され、体を修復して新陳代謝を促して日中の活動で疲れた身体を効率よく修復します。

基本的には、日中眠気がなくてふだんの生活をするのに問題がなければ、睡眠時間にこだわる必要はないと言われています。ちなみに、20分程度の昼寝でも免疫力は高めることができます。

自分にあった方法で睡眠をとるようにしましょう。

 

適度な運動をしよう


免疫力を高めるには、適度な運動がとても効果的です。体内にウイルスが侵入してきた時に戦う免疫細胞が、運動することによってより活発に働くようになるためです。

しかし、運動習慣のない人がマラソンや激しいトレーニングをいきなりするのは、逆に運動後の免疫力を急激に低下させることになってしまうので注意が必要です。

無理のない範囲で散歩やウォーキング、ジョギング、サイクリング程度の軽めの有酸素運動を行えば血流が高まって免疫細胞が全身に行き渡り、免疫力を高めることができます。

 

笑顔でいよう


笑うという行為は身体の免疫力を上げることができます。人は笑うと、生命活動を維持するために必要な神経のうち、主に内蔵器官の働きを私たちの意識とは無関係にコントロールしている交感神経と副交感神経という自律神経に変化をもたらして身体中の様々な器官に刺激が与えられます。

この時、笑いによる脳への刺激が免疫機能活性化ホルモンの分泌を促して免疫細胞が活性化されます。ちなみに、1日100回笑うと15分間のエアロバイクを行ったことと同等の運動効果があります。

そして、1日15分笑うと40kcalの消費になり、毎日続けると1年で2キロの脂肪を減少させることができます。

 

ストレスをためないようにしよう


免疫力は、自律神経によってその働きを支配されています。自律神経とは、私たちの意思とは別に呼吸や体温、血管、内臓などの働きを調整している神経のことです。

過労や心労などが積み重なり心身に強いストレスがかかると、自律神経の働きに乱れが生じて免疫力低下してしまうのです。そのため、病原菌やウイルスに抵抗する力が弱くなり病気にかかりやすくなってしまうのです。

病気になった時にその病気について悩んでいると、治りが遅くなったり悪化してしまう恐れもあります。休息をとったり趣味に打ち込むなど自分なりのストレス発散方法を見つけて、ストレスを溜めない生活を送ることが必要です。

 

体温の低下に気をつけよう


人間の体は体温の低下には非常に弱いです。平均体温が1℃下がると免疫力は約37%下がり、平均体温が1℃上がると免疫力は約60%活性化すると言われるほど、体温は免疫力を大きく左右します。

風邪をひいたとき熱が出るのも、体温を上げて免疫力を上げようとする防衛反応といわれています。また、体温が低いと体内の細菌に対する抵抗力が低下し、腸内では悪玉菌や有害菌が増殖して様々な病気や感染病の原因にもなってしまいます。

その他にも体が冷えていると、冷えている部分の代謝活動が落ちて大切な栄養素や老廃物を運ぶ血行も悪くなります。

 

いかがでしたか。体の免疫作用には、白血球に指令を出すサイトカインという物質の存在が必要です。この物質が、誘導作用・抗原作用・抑制作用といった作用の種類を使用して白血球に対して外敵を排除するように命令をすることで免疫力が維持されます。

しかし、何らかの原因で免疫バランスが崩れると免疫力低下や免疫力の異常を引き起こして様々の病気の原因になります。免疫力を高めるためには、睡眠・運動などを行い健康的な生活を送ることが大切です。

ちなみに、笑顔は作り笑いでも効果がありますので、試してみることをおすすめします。

 

今日のまとめ

免疫力低下を改善するには

・喫煙を控えよう
・適度な飲酒を控えよう
・質の良い睡眠をとろう
・適度な運動をしよう
・笑顔でいよう
・ストレスをためないようにしよう
・体温の低下に気をつけよう

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