離婚の慰謝料を計算してみよう!請求できる5つのケース

離婚の慰謝料を計算してみよう!請求できる5つのケース
離婚の原因の一番は「性格の不一致」です。しかし、その他にも離婚理由は様々あり、そのなかのひとつに「DV(ドメスティック・バイオレンス)」があります。DVという言葉を聞いたことがある方がほとんどでしょう。

DV=身体的に暴力を受けると考えている方もいらっしゃいますが、DVにもいくつか区分があり、知らず知らずのうちにDVを受けている、しているというパターンも少なくありません。また、浮気も離婚理由のひとつとしてあります。

これらの離婚理由は正当であり、慰謝料を請求することができます。そこで、今回は代表的なDVの種類と内容、DVで浮気をされて離婚を決意したときに慰謝料を請求するためにすべきことを解説します。ぜひ参考にしてください。



 

離婚の慰謝料を計算してみよう!
請求できる5つのケース

 

ケース1:身体的虐待を受けている場合


身体的虐待は名前の通り、殴る、蹴るなど物理的な暴力行為がそれにあたります。暴力行為があった場合は病院に行き必ず診断書をもらいましょう。離婚の慰謝料をもらう際に診断書が証拠になります。

また、身体的虐待は物理的な暴力行為だけではなく、「治療が必要であるにも関わらず病院に行かせない」「掃除や洗濯を怠り衛生面を考慮しない」「不健康な食事を出す・食事を満足に与えない」などの行為も身体的虐待になります。

それらの行為があった場合は写真を撮っておく、日記に書きとめておくなどして記録として残すべきです。裁判時に証拠として出すことができます。

 

ケース2:経済的暴力を受けている場合


DVのひとつに経済的暴力があります。一番よくある事例は生活費を全く家に入れなかったり、とても生活できないわずかなお金だけを家に入れ、それで家計をまわすように強要することです。

他にも「交際費や趣味にかかるお金を極度に制限したり与えない」「家庭のお金を勝手に持ち出す」「仕事を辞めさせる」「支出を事細かにチェックする」があります。こちらも日々のお金の動きや口座のコピーを取るなどして証拠を集めておきましょう。

また、年収に限らず、片方が経済的に抑圧されている場合は経済的暴力となります。そのため、専業主婦であっても、夫に交際費を渡さない、夫に秘密で高級品を次々購入した場合でも経済的暴力に当たる場合があります。

 

ケース3:心理的虐待を受けている場合


代表的なDVに先ほど紹介した身体的虐待、経済的暴力の他に心理的虐待があります。こちらは「電話やメールをチェックする」「行動を監視する」という制限するタイプ、「暴言を吐く」「他人の前で貶す」「無視する」などの攻撃するタイプがあります。

制限するタイプには、チェックされた日を日記につけて証拠を少しでも残しましょう。攻撃するタイプ、特に暴言を吐く場合は、その暴言を録音することが一番です。離婚の慰謝料を請求するとき、それが何よりも強力な証拠となります。今は録音機も安くて小さく性能がいいものがたくさんありますから用意してください。

 

ケース4:相手が浮気をしていた場合


これは配偶者、浮気相手ともに慰謝料が請求できるケースです。ただし、当然ですが浮気をしていた確固たる証拠が必要です。浮気を匂わせるメールを見つけたとしても、そこで感情的になって浮気のことを問い詰めてはいけません。泳がせて浮気の証拠、浮気相手の情報を確実に得る必要があるのです。

興信所、探偵、頼れる親族や友人、知人に依頼して証拠を掴みましょう。また、証拠を集めるとともに、弁護士に離婚や慰謝料請求の手続きを準備してもらうことをオススメします。

弁護士を挟まなくてもできますが、法律的なことですのでプロに任せた方が安心で確実です。離婚後に元配偶者や浮気相手による問題が何か起こった場合も対応してもらえるため、そちらを推奨しています。

 

ケース5: 相手が借金を作った場合


借金を何度も繰り返す行為は先ほど紹介した経済的暴力にあたりますが、今回紹介するものは知らぬ間に借金を作っていた場合です。夫婦だからといってすべてを共有しなければいけないわけではありません。

しかし、経済的なことは生活する上で重要なことであり、夫婦で一緒に暮らす以上、配偶者の借金が関係ないとはなりません。そのため、自分の知らないところで借金を作っていた場合は離婚理由になりますし、慰謝料を請求できます。

「家族カードで借金をされた」「名義を勝手に使われた」ということで自分にも借金支払義務が発生するのではと不安な方もいらっしゃるでしょう。結論から言えば、借金は借金をした方に支払義務がありますので、自分は借金をしていない証拠を提出すれば問題ありません。筆跡鑑定をして書類にサインをした人物が自分でないことを示しましょう。

ただし、こちらは離婚調停とは別問題であるため、別の裁判を起こす必要がありますのでそこは注意が必要です。

 

いかがでしょうか。離婚を考える理由は様々ですが、決定的な理由があるのであれば慰謝料を請求しましょう。DVや浮気では精神的に追い詰められ、今後の生活にも大きく影響します。

早く離婚したい、離れたいとそのときは思うかもしれませんが、それは泣き寝入りと何ら変わりません。争っている間はつらいでしょうが、離婚する際には頑張って慰謝料を勝ち取ってください。

特に浮気が原因で離婚する場合は、たとえ少額でも慰謝料を取るべきです。なぜかというと、将来誰かがあなたの過去を調べたとき、相手の有責で離婚したことがそれで証明されるからです。

それは離婚した配偶者にも言えます。元配偶者も誰かに調べられたとき自分の有責で離婚したことがどんなに隠していてもバレてしまうのです。そういった意味でも、慰謝料は額に限らず請求しましょう。今回の記事が離婚と慰謝料請求できるか悩んでいる方の参考になれば幸いです。

 

まとめ

離婚の慰謝料を計算してみよう!請求できる5つのケース

・ケース1:身体的虐待を受けたら病院で診断書を必ず取りましょう
・ケース2:経済的暴力は通帳やクレジット使用のコピーを取りましょう
・ケース3:録音が確実な証拠!暴言を記録に残しましょう
・ケース4:浮気の証拠を押さえてから弁護士を交えて交渉を!
・ケース5:離婚時に借金返済義務がないことを証明しましょう

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