【手のしびれ】原因を見つけるためのチェック項目7つ

【手のしびれ】原因を見つけるためのチェック項目7つ

手のしびれを引き起こす原因は、様々な病気で発症します。手のしびれ症状にお悩みの現代人は多いのですが、その原因となる病気は人によって様々なのです。

そこで、手のしびれ症状とともに、他の症状が出ているかどうか、手のしびれ方に特徴があるかをチェックし、原因となる病気を突き止めてみてください。手のしびれ症状は、単純に手だけの問題である場合と、体の中枢や脳に重大な病気が隠れている可能性と、両方考えられるのです。

重大な病気の初期症状としての手のしびれであれば、一刻も早く原因の病気の治療にあたるべきでしょう。以下に紹介する7つのチェック項目に当てはまる症状があるときは、隠れている原因の病気を疑って受診することをお勧めします。



 

【手のしびれ】
原因を見つけるためのチェック項目7つ

 

片側だけの手のしびれ


手や足が、片側だけしびれを感じるときがあります。脳内で血管の梗塞などがおきたとき、半身の神経や血管が圧迫されて、片側だけのしびれがおきるのです。片方の手のしびれが頻繁に起きる原因は、脳梗塞などの脳の疾患を疑うといいでしょう。

また、手のしびれとともに、片側だけの足のしびれや唇のしびれを感じるときも同様です。一刻を争う症状かもしれないので、早めに受診することをお勧めします。

 

腰痛の有無


手のしびれ症状とともに、腰痛を感じるときは脊髄周辺に疾患があるのかもしれません。椎間板ヘルニアなどの病気の人は、脊髄で神経や血管が圧迫されている可能性があります。そのため、手や足の末端にしびれや痛み症状が出ることがあるのです。

脳内での神経圧迫と同様に、脊髄での神経圧迫は、体の半身だけのしびれ症状が出ます。「片側の手のしびれがある。」という方は、椎間板ヘルニアなどが手のしびれの原因という可能性もあります。

 

めまいや頭痛症状はあるか


脳梗塞と同様に、脳内の異常で手のしびれがおきる場合があります。脳内出血になると、激しい頭痛と吐き気やめまい症状がおき、言葉を発しようとするとろれつが回らなくなることもあります。

手のしびれとともにこういった症状が出た場合は、一刻を争う危険な状態の可能性が高いため、すぐに病院に駆けつけましょう。脳内出血で命を落とす確率も少なくないため、ご家族にこれらの症状が出たときも迅速に行動するべきです。また、脳内出血は処置が遅れると、半身まひなどの後遺症が残る場合があります。

 

耳鳴りや視力低下はあるか


脳内の病気はどれも怖いものばかりですが、脳腫瘍は中でも一番患者さんを震撼させる病気ですよね。脳内に腫瘍ができ、周辺の神経や血管を圧迫して、手のしびれや足のしびれに始まり、視力低下や頭痛や耳鳴りなどの症状が出ます。

脳腫瘍の出来る位置によって、初期の症状が違うのですが、手足のしびれと視力低下などの症状が被った場合は脳の検査をした方が良いかもしれません。脳内のどのあたりの神経を圧迫するかにもよるのですが、手のしびれは片側だけにでます。

また、視力低下などの症状から眼科へ行く人も多いのですが、同時に手のしびれ症状があることをきちんと眼科の医師にも伝え、アドバイスを受けるといいでしょう。

 

倦怠感や体温低下がみられる場合


手のしびれの原因の一つに、甲状腺機能低下症という病気があります。むくみや体温低下や全身の倦怠感が特徴で、患者数は女性が圧倒的に多数だと言われています。

甲状腺はホルモン分泌をつかさどる器官なので、甲状腺機能低下症になるとホルモンバランスがくずれ、更年期障害のような症状が出ます。甲状腺機能低下症になると倦怠感や精神的な落ち込みがひどくなり、思考も後ろ向きになってしまいます。

しかし原因の病気が特定できれば治療は投薬で簡単に行えるため、早期発見を目指しましょう。手のしびれ症状とともに、倦怠感やむくみや体温低下が見られたら、甲状腺の異常が原因かもしれません。

 

朝に起こる手のしびれ


「朝起きたら手がしびれていた。」「手のしびれで朝目が覚めた。」などの症状の方は、手根管症候群が原因かもしれません。手首付近にある手根管部位の神経が圧迫され、炎症を起こしてしびれ症状が出ているのです。仕事やスポーツで手を使いすぎている人に発症しやすいのです。

手のしびれから考えられる原因としても、手根管症候群はヘルニアなどに次いで多い病気だと言われています。手根管症候群の疑いのある場合は、神経内科を受診しましょう。

 

糖尿病などの慢性疾患


糖尿病などの持病をお持ちの方は、2次的な症状として手のしびれがあらわれる場合があります。糖尿病になると、高血糖により体の末端の神経や血管が詰まる場合があります。糖尿病の合併症として、神経障害を患う人も多いのですが、主な症状は手のしびれや足のしびれです。

しびれや痛み症状の頻度や大きさには差があると言われています。痛みを放っておくと、慢性的な神経障害に発展するため、初期の段階で治療にあたるべきです。糖尿病を患っている方は、合併症にも注意して、手のしびれ症状などを見過ごさないようにしましょう。

 

たかが「手のしびれ」。されど「手のしびれ」。手のしびれという単純な症状から、体のいたるところで起こっている重大な疾患が発見されることもあるのです。手は人間の体の末端に過ぎませんが、手の神経は体の中枢にもつながっています。

手のしびれ症状の原因は、高い確率で脳や脊髄周辺の病気を推測させるのです。ですから手のしびれ症状を軽く見ずに、続くようであれば必ず病院に受診して、原因を探るようにするべきです。

たとえ原因が重い病気であったとしても、初期症状としての手のしびれであれば、早期発見による簡易治療で回復する可能性が高いからです。どんなに深刻で命に関わる病気であっても、早期発見と早期治療に優る治療はありませんからね。

 

まとめ

手のしびれの原因となる病気は?

・脳梗塞で片側だけの手のしびれ
・ヘルニアによるしびれ
・脳内出血によるしびれ
・脳腫瘍によるしびれ
・甲状腺機能障害によるしびれ
・手根管症候群によるしびれ
・糖尿病などの慢性疾患による神経障害

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