浮気されて慰謝料を請求する場合に必要な手続きとは?

浮気されて慰謝料を請求する場合に必要な手続きとは?
浮気された!慰謝料を請求したい!そう思い立ったらまずするべきことは何かわかりますか?浮気の証拠集めや慰謝料を請求する手続きはどうするかを調べるなど、ぱっと考えるだけでもしなければならないことはたくさんありますよね。

請求手続きに向けての手順を整えるのはとても重要です。ただ慰謝料をもらうだけでなく、なるべく多めにもらえるものはもらっておきたいですからね。

そこで気を付けなければいけないのは、感情に任せて突っ走らないようにすることです。浮気されたと聞いたからといって「浮気したんだから慰謝料を払え」と相手に詰め寄るのは基本的にはNGです。

慰謝料の有無を問わずとにかく別れたいのであれば感情に任せるのも有りですが、別れたいし浮気されたのだから慰謝料も当然欲しいというのであれば、辛い気持ち、腹立たしい気持ちは一旦抑えてしかるべき措置を取りましょう。

今回は浮気されて慰謝料を請求する場合に必要な手続きについて簡単にご説明いたします。パートナーの浮気を知って動揺しているあなた、まずはここに目を通してみてください。



 

浮気されて慰謝料を請求する場合に
必要な手続きとは?

 

離婚するか否かを決めておく


意外と知らない方もいらっしゃるようですが、離婚しなくとも慰謝料は請求できます。離婚はしたくないけれど浮気されたからには慰謝料が欲しいというのであれば、なるべく穏便に淡々とことを進める必要がありますよね。

無事慰謝料を払ってもらったらそれ以降はまた婚姻関係を続けたいというのであれば、許す覚悟をしておきましょう。気が早い話ではありますが、慰謝料をもらって別れないということは、償いを受け入れてやり直すのと同義になります。

慰謝料ももらってことあるごとにねちねち蒸し返していたら、今度はそれが原因で別れを切り出されることもあるのでご注意を。

とはいえ慰謝料を請求するのであれば、やはり離婚する覚悟は必要になってくるでしょう。

 

自分自身の落ち度はないか確認する


相手に浮気をされた。この一文で全面的に相手に非があるように思えますが、あなた自身にも落ち度がないか確認しておく必要があります

たとえばあなたも浮気をしていたり、夫婦関係が破たんしていたともいなされるような状況だったりすると話は違ってきますよね。

家事も育児も全くしないしそもそも別居している。こんな状態で相手が異性と不貞行為をしたから浮気をされたと言っても、浮気とはみなされない可能性があります。

まずはあなた自身を省みて、落ち度があった場合は改善するか慰謝料を諦めて離婚するなど方向性を改めましょう。

 

書面で請求するか電話で請求するか決める


慰謝料を請求するにあたっては二種類あります。それは交渉による請求と、裁判による請求です。通常は交渉から始まり、交渉が決裂すれば裁判へなだれ込むのが一連の流れです。

交渉による請求で合意すれば裁判沙汰は避けられるので、なるべく交渉でなんとかしたいところですね。この交渉による請求は書面と電話の二種類が主になります。

書面であれば経過等を記録できるため、言った言わないの問答になるのは避けられますが時間がかかります。逆に電話はうまくいけば早期解決を望めますが、記録に残らないため言った言わないの平行線状態になってしまうこともあります。どちらがいいかは状況に応じて判断しましょう。

 

不貞行為が故意に行われたか調べる


率直に言えば、故意に異性と肉体関係を持ったかが重要なカギになります。キスやデートはしていたが肉体関係ではなかった場合や、不貞行為の相手が異性ではなく同性だった場合、慰謝料を請求してももらえない確率の方が高いです。

また、不貞行為の定義として婚姻関係にあることも挙げられます。婚約等をしているならともかく、お付き合いしているだけの段階では浮気で慰謝料を請求することは困難です。

また、故意ではなく相手が強姦などをされて肉体関係を持った場合ももちろん請求の対象にはなりませんので、そのあたりはしっかり見極めてくださいね。

 

浮気相手を確定させる


一夜限りの関係で、立証するのも難しければ浮気相手から慰謝料を請求することは難しいです。

ただし継続的に浮気を繰り返していた場合、あなたの配偶者だけでなくその浮気相手からも平等に慰謝料は請求できます。確定させるといっても顔をはっきりさせなければならないわけではなく、浮気相手がいるという証拠を掴んでしまえばそれで十分です

浮気相手を確定させたとしても相手の元に怒鳴り込みに行ったりしてはいけません。恫喝や脅迫だと主張された場合にあなたが不利になるからです。会社に乗り込んだりするのはもちろんのこと、自宅へ押しかけるのもNGです。

 

浮気の証拠を集める


さきほども触れましたが、証拠を集めると言ってもそんなに本格的なことをする必要はありません。ここでいう証拠とは、第三者から見て不貞行為があったと思われるようなことを相手がしていたかどうか確認出来るものを指します

メールの文面や着信履歴だったり、第三者からの目撃情報があったりすればそれは十分な証拠になります。それでもしっかりした証拠がないと不安だという方は、探偵に依頼するのも一つの手です。

あなた自身が張り込みをしたり友人を巻き込んで証拠集めに奔走したりするよりも、プロの手を借りるのが一番です。張り込みをしているところを目撃されて気まずい思いをするよりも、少しお金がかかっても証拠を集めてくるのを悠々と待っている方が気分も楽ですよね。

慰謝料の使い方でも考えながら、ゆったり構えて待ちましょう。

 

時効が経過しないように注意する


浮気には時効があり、その期間は3年間とされています

つまり『浮気がわかって証拠を掴んだ。すぐに慰謝料は請求せずにいつか何かがあったときの切り札にしようと待っていたら、いつのまにか3年経っていた。いろいろあって離婚したくなったので3年前の浮気の証拠を持ち出した』こんな場合は時効が成立してしまっていますので、せっかくの証拠も意味を成しません。

切り札にも有効期限があることはしっかり知っておきましょう。

 

いかがでしたか。一日で終わるような簡単な手続きではありませんが、それでも思っていたほど難しい手続きではなかったのではないでしょうか。

婚姻関係があった以上、浮気や不倫は法的に認められていません。お金はいくらあっても困るものではないのでなるべく多めに慰謝料を支払っていただけるよう、請求手続きにかかる準備は万全にしておきたいですね。

最後になりますが、ここでご紹介した手法はあくまでも法的に婚姻関係が結ばれているご夫婦の場合に適用される手法です。お付き合いの段階で浮気されたのであれば、慰謝料を請求する手続きに時間を割くよりもすっぱり別れて次の素敵な出会いを探しに行く方が有意義です。

浮気をされた、慰謝料を請求したいと思わされるような相手への気持ちは出来る限り早めに捨て去って、今度は浮気しない誠実な方と素敵な恋愛が出来るといいですね。

 

まとめ

浮気されて慰謝料を請求する場合に必要な手続きとは?

・離婚するか否かを決めておく
・自分自身の落ち度はないか確認する
・書面で請求するか電話で請求するか決める
・不貞行為が故意に行われたか調べる
・浮気相手を確定させる
・浮気の証拠を集める
・時効が経過しないように注意する

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