腰痛持ちで吐き気がする時に疑うべき7つの内臓疾患とは

腰痛持ちで吐き気がする時に疑うべき7つの内臓疾患とは
腰痛は誰でも感じた事はありますよね。運動のしすぎや長時間のデスクワークが続いた場合「イタタタ…。」と思わず腰をおさえて声を出してしまう事はよくあります。しかし腰痛の他に吐き気まで感じる場合は要注意です。

前の日に飲み過ぎたか、ランチで食中毒にでも合わない限り、吐き気の要因はあなたの内臓の疾患が考えられます。特に中高年の場合は、成人病や生活習慣病と密接な関わりがありますから、軽く考えずに病院を受診した方が良いでしょう。そこで今日は腰痛に伴う吐き気の原因となる、疑うべき7つの内臓疾患についてお伝えします。



 

腰痛持ちで吐き気がする時に疑うべき
7つの内臓疾患とは

 


月経困難症


腰痛や吐き気のほかに頭痛などが併発している場合、女性なら月経困難症が考えられます。生理が重い思春期の若い女性に多いのが特徴です。生理の時に、下腹部の痛みが、下半身全体の痛みにつながることもあります。月経の時に骨盤部分に痛みを感じ手起こるので、大体は生理が終われば痛みも引いて行きます。

子宮内膜症、子宮筋腫といった疾患を併発する可能性もありますから、一度婦人科を受診された方が安心です。また、妊娠初期に、似た様な症状が出るときもあります。生理でもないのにこの様な症状が出た時は、妊娠している可能性も高くなります。

 


腎盂腎炎


酷い腰痛に加えて、発熱や悪寒といった風邪に似た症状がでるのが腎盂腎炎の特徴です。主に大腸菌感染によって起きる病気だと言われ、突然血尿が出てびっくりする場合があります。敗血症や播種性血管内凝固症候群 、急性呼吸窮迫症候群 といった恐ろしい病気を併発しやすくなりますから、早急に病院を受診して下さい。

尿の流れが悪くなる病気や糖尿病のように免疫が低下する病気になった時にも併発しやすいのでくれぐれも注意が必要です。

 


腎不全


腎不全とは、何らかの原因により、腎臓の機能が低下してしまう病気です。腎臓は、ネフロンという細胞によって構成され、ネフロンの数は左右それぞれ約100万個に登ります。このネフロンの機能が60%以下まで低下した状態を腎不全と呼びます。

腎不全になると、腰痛や吐き気、集中力の低下や食欲不振、全身のかゆみといった症状が出ます。悪化すると透析治療が必要な「末期腎不全」の状態となりますから、早急に診察を受けて下さい。

 


尿路結石


腎盂・腎杯や尿管・膀胱・尿道といった尿路にできる結石が、尿路結石です。血尿が出て突然激しい痛みに襲われる場合もあれば、軽い腹痛の場合もあり、発見が遅れやすい病気です。女性よりも30~60代の男性に多く発症します。激しい腰痛や下腹部の痛みのほかに、吐き気や嘔吐を訴える場合もあります。

尿路に出来た結石の約70%は自然に排石して体内から排出されますが、30%は手術を必要とする大きさのものもあります。

 


虫垂炎


虫垂とは、 盲腸の先に突き出た5~10cmほどの先にある突起物で、長さ6~8cm、鉛筆程度の太さの器官です。この部分が炎症を起こすことを虫垂炎と呼んでいます。虫垂炎の発症の男女差はなく、多くは10~20代の若者がなりやすい病気です。しかし幼児やお年寄りも含めてどの年齢層でもみられます。

腹痛、食欲不振、発熱、吐き気、嘔吐が主な症状です。発熱は37~38℃の微熱のことが多く、39℃以上の場合は別の病気の可能性があります。

 


膀胱炎


膀胱炎は、男性よりも女性がなる確率が高い病気です。何度もトイレに行きたくなったり、排尿後に痛みが出る、血尿が出る場合もあります。膀胱炎は、膀胱が、細菌感染によって膀胱が炎症を起こして膀胱の内側が敏感になっているために痛みや血尿が出るのですが、膀胱炎が軽い場合、自覚症状がないこともあるので注意が必要です。

突然高熱が出る、トイレにいっても残尿感がある場合は病院で検査を受けてみると良いでしょう。

 


ヘルニア


ひどい吐き気と腹痛、腰痛、微熱が続いた場合、ヘルニアかもしれません。特に多いのが椎間板ヘルニアといわれる病気です。椎間板は、中央にゼライスのような、弾力性のある髄核が柔らかく軟骨を囲んで背骨に加わる衝撃をやわらげるクッションの役目をしています。加齢などによってこの椎間板の機能が衰えると骨同士の摩擦が激しくなって起こる病気です。

腰痛、手足のしびれや吐き気が続いた場合は、ヘルニアの可能性が高いといえます。

 

いかがでしょう。腰痛と吐き気が伴う病気は、内臓の中では腎臓の疾患が一番多いといえます。腎臓は尿の機能を司る大事な器官です。体内の老廃物を排出させ、新陳代謝を促します。腎臓の機能が弱くなるとホルモンバランスが乱れ、他の重要な病気の原因にもなりますから注意して下さい。

風邪の症状に似ている為、素人判断が難しい病気でもあります。発熱が続く、下半身に痛みが走るなど、自覚症状が出た場合は、一度病院で治療を受けて下さい。まれに無自覚な状態でいって病気が発覚することもありますから、1年に1度は定期的に健康診断をした方が良いでしょう。

 

まとめ

腰痛持ちで吐き気がする時に疑うべき7つの内臓疾患

  • 月経困難症
  • 腎盂腎炎
  • 腎不全
  • 尿路結石
  • 虫垂炎
  • 膀胱炎
  • ヘルニア

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