大人喘息の原因と悪化させないために注意すべき4つのこと

大人喘息の原因と悪化させないために注意すべき4つのこと

喘息というと原因がアレルギーで、子どもの病気というイメージがありますよね。ところが、大人になってから発症することも少なくありません。その中でも、40歳を過ぎてからの発症が大半を占めます。大人の喘息の場合、咳などの症状が続いていても、喘息であると自覚できずに、風邪薬など症状を抑えようとする結果、こじらせてしまうという具合です。

呼吸のたびに気道がヒューヒュー、ゼーゼーと鳴る症状は喘鳴と言われるものです。喘息の特徴的な症状です。しかし、喘鳴がなく、咳だけが続くタイプもあるので、風邪や気管支炎だと思ってしまいやすいので注意が必要です。

喘息の場合は、夜間から明け方ごろに激しい咳や息苦しさがみられます。昼間は、何もないということも少なくありません。大人の喘息は、生命に関わることもあります。発症と悪化には気をつけたいですね。そこで今回は、大人の喘息の原因と注意するべきことをお伝えします。



 

大人喘息の原因と悪化させないために
注意すべき4つのこと

 

喫煙と大人喘息


大人喘息の発症の原因でもあり、大人喘息の悪化の原因ともなるのが喫煙です。喫煙が喘息の発作の原因となりやすいのは、気道過敏性を亢進させるためです。また、タバコは気道の炎症を引き起こして、喘息症状を悪化させます。

肺癌を発症しやすいということからも、タバコは呼吸器に悪影響を与えていることは確かです。データでは、重症の喘息発作で人工呼吸管理を必要とした患者のうち、16%が死亡というものがあります。タバコを吸う人の死亡率はタバコを吸わない人の2倍という数字も残っています。

また再入院となる比率が高いのも喫煙者の方で、非喫煙者の2倍という結果も出ています。喘息を悪化させる原因となってしまうタバコは、控えた方が良いというのが現状です。健康のことを考えると、喘息の治療と合わせて、禁煙治療も重要ですね。

 

咳喘息から喘息に!


風邪は治ったはずなのに咳が止まらない。そんな状態が数週間続いたら、咳喘息を疑った方が良いかもしれません。冷たい空気、たばこ、大気汚染物資など、軽い刺激でも咳が出るようになります。咳喘息はアレルギーのある人や女性に多い傾向があります。咳喘息の原因は、クーラーのつけっぱなしやハウスダストの吸い込みによる気管支粘膜の炎症です。

喘息とは違って、症状は咳だけで、ヒューヒューする感じ、ゼーゼーする感じ、呼吸困難がありません。発熱や痰を伴わない事がほとんどです。咳が一カ月以上、あるいは一年以上続くこともあります。咳喘息は自然に治ることもありますが、約30%の割合で喘息に移行します。風邪薬や咳き止めでは治まらないので、早い段階で治療を受けましょう。

 

冬の風邪


冬になると、風邪をひいたあとに喘息症状が悪化する原因のケースが増えます。冷たい空気や乾燥などにより、症状が出たり発作が起こります。正常な気道では、気道の内側は常に湿った粘膜でおおわれています。空気が気道を通るときに小さなホコリや細菌などの異物は粘膜の粘液に捉えられて、繊毛上皮細胞によって喉や口に運ばれて除かれます。

喘息になった場合の気道では炎症が起こり、粘膜が腫れて、痰がつまりやすくなっています
。はがれた粘膜の下から神経がむき出しになっているので、過敏な状態になっています。市販の薬だけに頼らずに、病院で診断してもらいましょう。

 

ストレスと大人喘息


ストレスが喘息の原因となることも、充分に考えられます。直接的に結びつくというより、深刻なストレスが喘息の因子を引き出してしまうという構図です。大人喘息が発症する年齢を考えると、そのストレスは簡単に解消されるものではありません。仕事での人間関係、家族の問題、ずっと抱え込んでるトラウマなど、長期間に渡ってのストレスは免疫力を低下させてしまいます。

睡眠不足や食欲不振、自律神経の働きの乱れを引き起こして、ウイルスや細菌などへの抵抗力を失ってしまいます。ストレスは、理解者、第三者の助けが必要となります。近しい人とのコミュニケーションなどでも発散し切れない場合は、メンタル面の診断も考えてください。

 

いかがでしたでしょうか。

喘息が発症した人は慢性的に気管支に炎症があるため、気道が敏感です。普通の人にとっては何でもないような刺激で反応してしまいます。ハウスダスト、ダニ、花粉、ペット、カビなど身のまわりの様々な要因が症状を悪化させます。

リスクを少しでも取り除いて予防をしましょう。また、長話での過呼吸状態、運動をしているとき、運動をしたあと、強い香水の匂いで咳き込む場合も喘息の場合の可能性がありますので、早めに病院で受診しましょう。

食事の内容も過度に食品添加物が含まれるものは注意した方が良いでしょう。免疫力を落とさないように、たんぱく質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルの5要素をバランスよく摂取するようにして、喘息の原因に注意し、リスクを減らして発作を起こさないように対策をしましょう。

 

まとめ

大人喘息の発症と悪化を防止するために注意すべきことは

・健康のためにも禁煙治療も考えよう
・咳喘息の段階で治療を受けましょう
・冬の風邪は喘息を悪化させやすいので気を付けましょう
・ストレスによる免疫力の低下が原因の場合は、メンタルクリニックで相談しましょう

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