耳鳴りが「キーン」と鳴ったら、すぐにとるべき6つの行動

耳鳴りが「キーン」と鳴ったら、すぐにとるべき6つの行動

耳鳴り「キーン」となる症状に、苦しめられている人は多いですよね。耳鳴りの原因は多々あります。

加齢によるものと、耳が原因のものと、脳が原因のものと、ストレスや精神的なものとに分けられるでしょうか。厳密にいえば、耳鳴りの原因は多様にわたっているため、「原因不明」と診断されるケースも多くあるのです。

しかし耳鳴りの症状は集中力を欠き、ストレスを余計にためてしまう結果になりかねません。睡眠の障害にもなるため、更なる健康の悪化にもつながります。

そこで耳鳴りが鳴った時にすぐにできる対処法をお伝えします。必ず効くとは言えませんが、耳鳴りの解消にある程度役に立つ事でしょう。また、すぐに効果がなくとも、続けることで耳鳴りから解放されるものもあります。

 

耳鳴りが「キーン」と鳴ったら、
すぐにとるべき6つの行動

 

首回しで脳に血液を

耳鳴りは脳への血流が滞っていることが原因かもしれません。年を取ると血流そのものが弱くなり、特に細い首を流れる血流が滞ることで、首から上に様々な不具合をもたらします。

そこで、耳鳴りがキーンとなったらまずは首をしっかりと回してみましょう。首を倒せるだけ倒しながらゆっくりと左右に回すことで、今まで如何に首がこっていたかを実感するかもしれません。

首がこって血流が滞ることで耳内部に異常が起きていた場合、首回しによって耳鳴りが解消していきます。

 

肩をぐるぐる

首や肩が凝っていると、首から上の部位の血流が滞り、めまいや耳鳴りなどの症状が出ることがあります。そこで、耳鳴りが「キーン」したら首や肩をぐるぐる回して、首周りのコリをほぐしてあげるといいです

肩を回すことで肩こりや首こりが解消して、一時的にでも心臓から脳への血流がスムーズになるため、軽い耳鳴りであれば治まるかもしれません。

また、普段から首肩周りのコリを解消すべく、肩を回したり首をもんだりしてこらないように工夫しておけば、耳鳴りなどの症状自体が起きにくくなります。首周りの血行を良くしておけば、脳や耳などに異変が起きづらくなります。

 

耳の後ろを温める

耳周りの血流が悪くなり、耳内部で異常が起きて耳鳴りが鳴ることがあります。加齢などが原因で耳鳴りが鳴るときも、やはり血行の悪さが原因と言えます。

耳の血行を良くするために、首肩周りのストレッチなども効果的ですが、単純に耳の後ろの部分を温めるだけでも効果があります。

耳の血管は、耳の後ろ部分に集中しているため、耳の後ろを温めたら、耳全体の血流がスムーズになります。血流が良ければ耳鳴りなどの症状も出にくくなります。

また耳鳴りが「キーン」としてすぐに、耳の後ろを温めるようにしても、耳鳴りが鳴りやむ可能性は高いです。しつこい耳鳴りにお悩みの方は、一日の終わりにでも耳の後ろを温タオルなどで温める習慣をつけてみてはいかがでしょうか。

 

耳の周りを手で指圧

耳の周りにはツボがたくさんあります。鍼灸院などで、体の不具合を相談したところ、耳に鍼をしてもらったという方もいるくらいです。耳にあるツボは、体全体に効果をもたらすこともあります。しかしここでは耳鳴りの対策法を紹介します。

耳の内部が老化やストレスなどで異常をきたし、耳鳴りが「キーン」となる症状が出たら、耳の周りを手で指圧してみましょう。耳のどこにどんなツボがあるかを知る必要はありません。

指先や爪の先で耳の周りやへこみをぐりぐりと適当に指圧してあげればよいのです。耳周りの血行が指圧によって改善し、内部にも血液が行きやすくなって、耳鳴りなどの症状がなくなります。

耳鳴りで悩んでいる方は、鍼灸院などで耳鳴りに効果的なツボを聞くこともお勧めします。

 

歩くことで全身運動

定期的な耳鳴りでお悩みの方は、普段からよく歩くようにして、体の血行を良くしておきましょう。歩くことは健康維持にとても効果があります。

歩くという有酸素運動を行うことで、体中の隅々にまで酸素をいきわたらせるからです。細胞の一つ一つに新鮮な酸素が行き渡れば、健康的な体を維持できるのです。

ジョギングも効果的ですが、運動不足の体には大変かもしれません。まずは歩くことで健康な体を取り戻し、徐々に距離を伸ばし、速度を速めるなどの工夫をして、有酸素運動を習慣づけましょう。

毎日1時間歩くことを習慣づけていると、「いつの間にか耳鳴りがキーンとするのがなくなっていた。」ということになります。ウォーキングは万病に効く素晴らしい運動です。

 

お風呂に入って血行改善

ストレスが原因で耳鳴りが「キーン」となる症状がある場合も、やはり全身の血行を良くすることで耳鳴り症状を改善することができます。

上述したウォーキングやジョギングでも、脳内にノルアドレナリンやセロトニンという「幸せホルモン」を分泌するため、思考が前向きになってストレス解消につながります。更に血行改善で、耳鳴りなどの症状も治まります。

しかし忙しい日常でなかなかジョギングの時間など割いていられないという方は、せめて毎日お風呂にゆっくりとつかりましょう。

女優さんなどが推奨するように、30分以上の半身浴などを習慣づければ、血行が良くなって耳鳴り症状が改善されるかもしれません。また、耳鳴りがキーンとなってすぐにお風呂にゆっくりとつかることでも、即効性の効果があるかもしれません。

 

耳障りが「キーン」となる症状にお悩みの方のために、耳鳴り改善のための簡単な方法を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

耳鳴りの主な原因である「耳部位の血流の滞り」を改善する方法が主な耳鳴りの解消法につながります。血行は主に、首から上の改善を中心に書いてきましたが、やはり全身の血行改善をした方が長期的に耳鳴りにならない効果が見込めます。

健康とは体全体について考えるものなので、耳鳴りに悩んでいたとしても、体全体の血行改善を行う方が効果はあるのです。

かといって、耳鳴りがキーンと辛いときに、「のんびりとウォーキングやジョギングなどしていられない!」という方は、とりあえず耳周りの血流改善を集中して行いましょう。

 

まとめ

耳鳴りが「キーン」と鳴ったら、すぐにとるべき6つの行動

・首回しで脳に血液を
・肩をぐるぐる
・耳の後ろを温める
・耳の周りを手で指圧
・歩くことで全身運動
・お風呂に入って血行改善


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