ふと鏡を見たときに、目尻のシワが気になることってありますよね。目尻のシワは、実年齢よりも老けて見えるだけでなく、疲れた印象も与えてしまうことも多いもの。気になる目尻のシワをなんとかしたいと思っている人も少なくないのではないでしょうか。
目尻のシワは、笑いジワとも呼ばれるとおり、笑うときにできるシワが長い年月をかけて定着して、戻らなくなることで刻まれる表情ジワのひとつです。これは、よく笑う人という証でもあり、周囲に安心感を与えることも多いのですが、本人から見れば悩みの種。
でも、笑顔には嬉しい効果がたくさんあるので、目尻のシワを理由に、笑顔が引きつってしまったり、心から笑えなくなったりするのはもったいないですよね。そこで今回は、目尻のシワが気にならなくなる笑い方をお伝えします。
目尻のシワが気にならなくなる、
5つの魅力的な笑い方
黒目に力を入れるつもりで笑いましょう
目尻のシワが気になりだす前は、「こうやって笑おう」と意識して笑うことはほとんどないですよね。だからこそ、毎回同じような笑い方になり、目尻の同じ部分にシワができやすくなります。
肌の弾力がある若いころは、表情を戻せばシワも戻りますが、年齢を重ね徐々に肌のハリが失われると、だんだんとシワが戻りにくくなり、いつの間にか目尻のシワとなってしまうんです。
つまり、目尻のシワを防ぐためには、できるだけ目尻にシワが寄らない笑い方をすれば良いということ。でも、口元が笑っているのに目元が笑っていないと、相手に怖い印象を与えてしまうものです。
笑うときには、黒目の部分に力を入れるつもりで笑うと、目尻にシワができにくくなるので、ぜひ試してみてくださいね。
「え」の口の形を意識しましょう
普段、笑うときの口の形を意識することはありませんが、目尻のシワが気になっている人の多くが「あ」の形か「い」の形で笑っています。
日本語は「あいうえお」の5音からなっており、発音するときの口の形はそれぞれ異なるということは、日本人なら誰もが知っていますよね。
この5音のうち、「あ」と「い」を発音するときは、口周りや頬、目元を大きく動かすので、目尻にシワができがち。必要以上に口角を上げて笑顔を作るのも同じです。
対して、「え」と「お」は、小さく口を開いた状態でも発声できる音。つまり、「え」か「お」を意識して笑えば、目尻のシワが気にならなくなるというわけです。
でも、「おほほ」というように「お」を意識して笑うのは難しい上に、気が引けるので、「え」を意識して笑うようにすると良いでしょう。「え」の形なら、自然と口角が少し上がり、目尻のシワも防げるのでおすすめですよ。
少しだけ前歯を見せて笑いましょう
見ているこちらまで思わず笑顔になってしまう笑い方って魅力的ですよね。それが、前歯が少し見える笑い方。前歯が見えるように笑うためには、上唇挙筋と呼ばれる目の下から唇までをつなぐ筋肉を使う必要があります。
この筋肉は、読んで字のごとく上唇を引き上げる働きがあるので、この筋肉を使うつもりで笑いましょう。難しいなと感じる人は、上唇挙筋を鍛えるトレーニングをしてみるのもおすすめです。
ほうれい線の上と小鼻の横が交わる骨に、人差し指と中指を当て、少し持ち上げるように押さえたら、「えー」「おー」の順に発声します。
上唇挙筋が伸縮する様子を意識しながら、30回繰り返しましょう。これを続けることで、自然と少し前歯を見せた笑い方ができるようになりますよ。
こめかみを意識しましょう
魅力的な笑顔を作るためには、眉も重要な要素です。目や口元が笑顔でも、眉が笑っていないと、魅力的な笑顔にはなりません。
「笑っているように見えるけれど、実は笑っていないんじゃない?」と思われてしまうこともあるので、眉でも笑顔を作りましょう。
コツは、こめかみを意識すること。こめかみで笑うつもりで笑顔を作ると、目だけでなく、眉でも笑っているように見えるので、より笑顔が魅力的になります。
優しく笑うことを心がける
笑顔には、大笑い、照れ笑い、作り笑いなどさまざまな種類がありますが、若いころは顏をクシャッとさせて笑うことが多いもの。
それは、とても魅力的な笑顔ですが、歳を重ねてから顔をクシャッとさせるように笑っていると、目尻のシワなどの表情ジワが加速します。目尻のシワが気になりだしたら、優しく笑うことを心がけましょう。
優しく笑うというとピンとこない人もいますが、優しい気持ちで笑顔を作ればOK!愛しいものを見るような慈しみの心を持って笑うと、自然と優しい笑顔が作れるので、試してみてくださいね。
いかがでしたか。年齢よりも老けて見える目尻のシワって気になりますよね。中には、目尻のシワがコンプレックスでうまく笑えないなんて人もいるのではないでしょうか。
でも、笑うことは、心身の健康にとっても大切なこと。目尻のシワが気にならなくなる笑い方を覚えて、気持ちよく笑いましょう。
笑うとき、多くの人が「あ」の形の口で笑うか、「い」の口の形でニコッと笑いますが、「あ」と「い」の口の形は、どちらも口元や目元を大きく動かすので、シワになりやすいんです。
笑うときには、口角が少し上がる「え」の形を意識しましょう。また、少しだけ前歯が見えるように笑うと、見ている人がつられて笑顔になるほど魅力的な笑顔になるので、目の下から唇をつなぐ上唇挙筋を意識して笑うのもおすすめですよ。目尻のシワが気になる人はぜひ、ここにご紹介した笑い方を参考にしてみてください。
まとめ
目尻のシワを気にせず笑うには
・ 黒目に力を入れるつもりで笑いましょう
・ 「え」の口の形を意識しましょう
・ 少しだけ前歯を見せて笑いましょう
・ こめかみを意識しましょう
・ 優しく笑うことを心がける