ダイエットに長い時間なんてかけたくない!できることならダイエットは短期間に手っ取り早く行いたいですよね。ちょっとした時間と手間でキレイになれるなら、それが一番なのは当たり前です。
しかし、だからといって安易にダイエットを短期集中で行うと、下手をすれば恩恵にあずかるどころか、かえってデメリットを背負うことにもなりかねません。何事も正しい知識をもってして、初めて最大限の効果を発揮することができるのです。
そこで今回は、ダイエットを短期間で行う際に知っておきたいメリットやデメリット、成功させる方法についてお伝えします。せっかくやるならキレイに健康的に痩せなくてはもったいない!ここでしっかりと、短期集中ダイエットについておさらいしておきましょう。
たくさんあるメリットを知りましょう
いろいろと方法はあれど、ダイエットを短期集中で行うメリットはなかなか捨てがたいものです。
【ストレスがたまらない・たまりにくい】
ダイエットを短期集中で行うからこそ、ダイエットにつきものの「抑圧されることに対するストレス」は軽減されます。先が見えないとイラつきもしますが、期限を明確にされるとゴールが目に見えている分、ストレスを感じても乗り越えやすいともいえますね。
【やる気が出る】
結果が見えやすい分、だらだらと長く続けるよりもモチベーションを維持しやすいという長所があります。
【プライベートを犠牲にしにくい】
痩せるための努力には様々なものがあります。ダイエットを長く続ければ続けるほど、「生活や気持ち的に負担を感じる」「時間がとれない」というものが出てくるはずです。ダイエットを短期で行うことで、こういったマイナスの影響を減らすことができます。
デメリットも同じだけ存在すると覚えておきましょう
ダイエットを短期で行うことによってメリット満載……のように見えますが、同じだけデメリットも存在します。
【油断しやすい】
ダイエットが短期で成功すると、脳がそれを覚えます。故に「ちょっと多く食べてもまた同じ方法をとれば元に戻れる」と安易に考えてしまいがち。また、目標を達成した開放感に加え、満腹感が得られにくい状態になっているため、ダイエット期間中の食事制限などを維持しにくくなる傾向があります。
【リバウンド】
実は短期集中型で行うダイエットで体重が落ちるのは、余分に蓄積していた老廃物や水分が排出されたから。短い時間だと肝心の脂肪燃焼までには届いていないケースが多いのです。そんな状態で油断して食べ過ぎれば……結果は明白ですよね。
【栄養が偏りやすい】
特に食事制限ダイエットは、正しく行わないと肝心な栄養素が不足してかえって健康を損ねたり、「痩せる」のではなく「やつれる」状態になってしまったりします。年齢によっては、体の成長や機能に影響を及ぼす危険性もあるのです。
成功のポイントをおさえましょう
さて、ダイエットを短期間で行うメリットとデメリットを把握したところで、正しくキレイに、しかも少しでも早く痩せるにはどうすればよいかを知っていきましょう。
【食事の量は「朝>昼>夜」が基本】
要は「食べなければ痩せます」。しかし、「ダイエットを短期間で行うから」と過激な食事制限を安易に行うと、ダイエット後の暴飲暴食やリバウンドにつながる危険性があります。
キレイに痩せる秘訣は「必要な栄養素をしっかり摂ること」です。消費カロリーは夜に向けて減っていくため、それに合わせて食事量を調整するようにしましょう。
【「間食」を活用する】
ダイエットの敵ともいえるのが「間食」「おやつ」ですよね。食べられないと思うと余計ストレスもたまりますし、空腹は集中力の低下や情緒不安定を招く原因にもなります。
ですが実は、ダイエットをしているからといって間食を完全シャットアウトしなくてもよいのです。もちろん食べ過ぎはよくありませんが、要は「間食の質」です。
・ナッツ
・ヨーグルト
・スルメイカ
・フルーツ
・野菜スティック
・ゆで卵
・寒天使用のデザート
などは、ダイエット時の強い味方。「小腹が満たされるので食事のドカ食いを防ぐことができる」「痩せるために必要な栄養素がしっかり摂れる」とメリット満載のおやつになります。
【有酸素運動は必須】
ランニングや水泳、踏み台昇降のような「ちょっとハードな運動」を取り入れると効果てきめんです。なかなか運動の時間がとれなくても、通勤や通学の時間を有効活用したり、とにかく日常の中で動いたり。
寝る前にヨガやストレッチを取り入れるのも効果的です。他にも「規則正しい生活」や「質の良い睡眠時間の確保」は大切です。
また、「細めの服・おしゃれな服を着る」のも意外と効果があります。体に合った服を着るというよりも、服に体を合わせるという方法なのですが、これが意識改革にはもってこいなのです。ぜひ試してみて下さいね。
このように、ダイエットを短期間で行うにはいろいろなメリットもデメリットも存在します。ダイエットを短期間で一気に済ませ、後はそれを維持するか、長い時間をかけてゆっくり着実にダイエットを進めていくか。
あなたのライフスタイルや緊急性(同窓会や合コン、デート、冠婚葬祭といった事情があることがありますよね)に合わせて方法を選ぶことができますが、どちらにしてもスタイルキープには持続が必要です。
無理なくストレスフルにならないように、かつ、栄養素や睡眠の確保・規則正しい生活といった基本的な部分をできるだけ守るように、正しく楽しく続けられたらいいですね。
短期間だからと油断するとリバウンドするのが世の常です。短期間でダイエットを行うからこそ、正しい方法で取り組むようにしましょう。
まとめ
短期間でダイエットを成功させるには
・ たくさんあるメリットを知りましょう
・ デメリットも同じだけ存在すると覚えておきましょう
・ 成功のポイントをおさえましょう