生あくびと吐き気が襲ってきた時にとる5つの対処法

生あくびと吐き気が襲ってきた時にとる5つの対処法
「生あくび」という言葉を聞いたことがありますか、眠くもないのに何度もあくびが出ることを「生あくび」と言います。生あくびが出る原因は様々あり「乗り物酔いをしたときに出る」という場合もあれば、「普通に仕事をしていても生あくびが止まらない」という事もあります。

生あくびが出る一番の原因は、体内の新鮮な酸素の欠乏で、何かに集中していて、気が付いたら呼吸が浅くなっているときに生あくびが出るとが多いです。

また、呼吸が浅いと血中に酸素がいきわたらずに貧血症状を引き起こして、貧血から起こる片頭痛などの症状も、生あくびや吐き気を伴う事もあります。

この少しやっかいな生あくび、「しょっちゅう生あくびが出る」「片頭痛と一緒に吐き気や生あくびが出る」という方は、貧血症状が進んでいる可能性があるため、早めの対処が必要かもしれません、そこで今日は生あくびと吐き気が襲ってきた時にとる5つの対処法についてお伝えします。ではご覧ください。

深呼吸をする

生あくびが出たら、まず行ってほしいのが「深呼吸」です。深呼吸をして、新鮮な空気をたっぷりと体内に入れてあげることで、生あくびを解消できるからです。

そもそも「あくび」症状は、眠くなって呼吸が浅くなったときに、新鮮な酸素を体内に入れるために起こる症状なのです。あくびも生あくびも、体が「新鮮な酸素」を欲しているのだと理解してください。

そして体の欲求を速やかに受け入れてあげましょう。ラジオ体操の最初のように、胸を大きく開いてゆっくりと深呼吸することで、ある程度の症状の改善は見込めます。

 

首をぐるぐる回す

生あくびに伴い、吐き気が出るという人は注意が必要です。「生あくび」と「吐き気」が同時に出ることは、脳梗塞の症状で知られているからです。二つの症状が同時に出るということで、脳梗塞を疑って医師に相談に行くといいでしすね。

脳梗塞とは、脳内の血管のどこかが詰まってしまい、そこで血流が滞ることを言います。脳梗塞になると最悪では死に至ることもあるため、「生あくび」と「吐き気」のダブル症状がある方はお気を付けください。

生あくびが出るということは、脳内に酸素が十分にいきわたっていない可能性があります。そこで、深呼吸して新鮮な酸素を取り入れたら、今度はそれを脳内にたくさん送るべく、首の血流を促しましょう。

首をぐるぐるとゆっくりと回すことで、心臓から脳への血流がスムーズになります。脳へ十分に酸素を送り込むために、日中気が付いたときにでも首回しの習慣をつけるといいですね。

 

頭のツボを刺激する

頭には無数のツボがあります。首回しで、心臓から脳への血流をスムーズにして、生あくびの症状が一時的に改善されたとしても、それはやはり「一時的」なものです。

そこで、脳内の血流を常にスムーズにするために、頭のツボを刺激することをお勧めします。頭にある無数のツボを、適当に指で指圧してみてください。生あくびが出るほどの貧血の方であれば、頭のツボ刺激の効果を即座に実感できます。

頭にあるツボの名前や効果などをいちいち知識として記憶する必要はありません。頭を指で押さえて、「気持ちがいい!」という箇所をぐりぐりするだけでも効果があるからです。

できれば、気持ちがいいツボを5秒押さえて5秒離す、という一定のリズムで刺激するといいです。詳しく頭のツボの効果を知りたい方は、生あくびや吐き気症状を相談するついでに、鍼灸院などの先生に聞いてみるといいですね。

 

歩いて新鮮な空気を取り入れよう

体に新鮮な酸素を取り入れる方法はいくつかあります。生あくびや吐き気の症状が頻繁に出る方は、慢性的な貧血症状がかなり進んでいます。

そんな方は毎日30分でも1時間でも暇を見つけて「ウォーキング」をすることをお勧めします。歩くことは万病の予防になります。「歩くこと」は「健康に生きること」と言い換えられるほどに、ウォーキングは私たちの体を健康に保ちます。

意識して深呼吸などしなくても、歩くことで自然に深い呼吸ができるのです。また、歩くという「有酸素運動」を毎日行うことによって、体内の隅々にまで酸素がいきわたりやすくなり、貧血症状も改善していきます。

「生あくびが何度も出た。」という時も、呼吸が浅くなっている可能性があるため、数分歩いて体調を整えましょう。

 

鼻から吸って口から出す

現代人は「口だけで呼吸する」人が多くなってきているようです。本来、口は食べ物を摂取するための期間で、鼻こそが「呼吸器官」として作られているのです。新鮮な空気を体内に取り入れたい場合は、呼吸を鼻で行うように意識してみましょう。

更に深い呼吸をしたい場合は、手でおなかを触り、腹式呼吸を意識してみるといいですね。貧血症状の改善は正しい呼吸法から始まります。正しい呼吸を身に着けて、体中に新鮮な酸素を取り入れていれば、生あくびの症状は治まります。

 

以上、「生あくび」と「吐き気」の二つの症状が同時に襲ってきたときに、対処法としてできることをお伝えしました。

これらの二つの症状は、片頭痛とともに起こることが多く、その場合は脳内の血流に不安があると考えていいでしょう。片頭痛とともに生あくびや吐き気が出るときは、脳梗塞の危険もあるため、早めの症状改善をお勧めします。

また、症状があった時に対処するのではなく、症状が起こる前に未然に防ぐことを目標として、普段から歩く習慣を持ち、呼吸法に気を付けていけたらいいですね。

ヨガなどで正しい呼吸法を身に着けることも効果的です。「ヨガ教室に通いだして、片頭痛やそれに伴う症状が改善した!」という人もいるので、余裕があれば試してみてください。


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