空腹時の吐き気を和らげる7つの手段

空腹時の吐き気を和らげる7つの手段
忙しくて食事が摂れない時、ダイエットを始めたとき、お腹が空きすぎて吐き気がしてしまう事ってありますよね。なってみると意外と辛くて仕事や勉強に集中できないですよね。この吐き気は、胃酸が過剰に分泌されたり、濃度が高くなったりすることで引き起こされます。これらの胃酸は、食べ物を食べると薄まりますが、食べないでいると、そのまま強い胃酸が胃の壁を傷つけてしまうのです。

本当は3食きちんと食事を摂ることが望ましいですが、それどころではないくらい忙しいこともありますよね。特に、お腹いっぱい食べてはいけないダイエット中には、この吐き気を避けて通ることはできません。そこで今日は空腹時の吐き気を和らげる7つの手段についてお伝えします。

軽く食べよう

物を食べると、胃酸が弱まり、吐き気が和らぎます。食事をとる時間のない人でも、仕事をしながらや、ちょっとした隙間時間などにお菓子を食べるだけでも、症状の緩和が見込めます。

飴をなめるだけでも効果があるので、常備しておくと役に立ちます。ダイエット中の方も、アメ玉1つくらいなら支障はないと思うので、オススメの方法です。

 

水を飲もう

水を飲んで胃酸を薄くします。ただし、水分であれば何でもいいというわけではありません。コーヒーやお茶などのカフェインの入った飲料やは胃に負担がかかるので、避けたほうがいいでしょう。

水だと味気ないと感じるならば、100%ジュースなど、カフェインが入っていない飲み物を選びましょう。後述しますが、体を温めることも重要なので、用意ができれば、生姜湯などがの暖かい飲み物がオススメです。

 

どうしても辛い時は薬を飲もう

胃酸を抑えて、胃腸の調子を整えるタイプの市販薬を服用することで、症状をより緩和することができます。例えば、テレビCMで有名な「ガスター10」などがそれにあたります。胃腸薬であればどれでもいいというわけではないので、注意してください。胃腸薬は症状へのアプローチの方法が多種多様なので、空腹時の吐き気には効かない胃薬もあるのです。

さて、確かに胃薬で症状は治まりますが、それ自体が胃に負担をかけてしまうので、健康的な方法とは言えません。薬を飲むのは、どうしても必要な時だけにしましょう。ダイエット中の方は控えたほうがいいでしょう。

 

ツボを刺激しよう

吐き気に効くツボを刺激して、症状を緩和しましょう。今回は、出先でも簡単に刺激できるツボを紹介します。

内関:手首にあるツボです。掌の付け根から指3本分のところ、手のひらに力を入れたときにできる2本の筋の間にあります。そこを親指でゆっくりと強めに刺激します。

関衝:薬指の爪の生え際、小指側にあるツボです。反対側の手の人差し指で刺激します。

 

体を温めよう

ひざ掛けやストールなどを使ったり、温かい飲み物を飲んだりして体を温めます。体を温めることは、吐き気だけではなく、体の免疫力を高めたり、癌の予防になったりと様々な健康効果を期待することができます。日ごろから意識してみましょう。ダイエットでお腹が空いている方は、入浴もオススメです。

 

食生活を改善しよう

胃酸が強まる原因の1つは、カップラーメンやコンビニ弁当など、健康的でない食生活です。これらの食べ物に含まれる食品添加物は、消化に悪く、消化するためには、大量の濃い胃酸が必要です。さらに、コーヒーやアルコール、塩分の高い食品は胃酸の分泌を過剰にします。

つまり、食生活を改善すれば、お腹が空いても強い吐き気を催すことがなくなります。忙しい皆さんは、ついつい外食や、コンビニ弁当に頼りがちになっているかもしれませんが、栄養の高い食事が摂れるよう頑張ってみましょう。

 

睡眠をしっかりとろう

自律神経の乱れが、胃酸の過剰分泌を引き起こし、吐き気を引き起こします。自律神経とは、食べ物の消化や呼吸、血液の循環など、生命を維持するために重要な機能を担っている機関です。

睡眠不足や、ストレスが自律神経の乱れを引き起こします。忙しくて寝ている暇などない、という人もいるとは思いますが、吐き気を催すほどに自律神経が参っているのは、働きすぎの証拠です。できるだけ、休みを取るようにしましょう。ダイエット中の方は、少なめの晩御飯の後、吐き気が始まる前に寝てしまいましょう。

 

さて、今回は、空腹で吐き気がした時に、今すぐ簡単にできる対処法と、食や睡眠などの生活習慣の改善など、長いスパンの改善策を紹介しました。すぐ簡単にできる対処法でごまかしながら仕事をするのもいいですが、長いスパンの改善策のほうが根本的な改善につながります。吐き気は、頑張りすぎのサインです。

どうしても、時間が摂れず、自分の健康に気を使っている暇などない人でも、吐き気がするくらい頑張った後には、無理せずゆっくり休むことを考えましょう。ダイエット中の方も、上で紹介した方法を使ってスリムな体を手に入れましょう。


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