朝起きたら吐き気がする!考えられる4つの原因とは?

朝起きたら吐き気がする!考えられる4つの原因とは?
誰でも、すっきりとした朝を迎えたいもの。でも、朝起きたときに「なんだか吐き気を感じて気分が優れない…」「今日も仕事だと思うだけで、朝から吐き気がする」「朝の吐き気がひどくて朝食を食べられない」なんてことはありますよね。

その朝の吐き気、普段無意識に行っていることや、感じていること、また気付いていない病気が原因かもしれません。一日のスタートをさわやかな気分で始めるために、ここでは、朝の吐き気の原因について説明します。心当たりがないか、ひとつずつ確認してみてください。

すっきりとした目覚めで、一日を始めることができた日はなんだか良いことが起こりそうな気がしてくるもの。そんな朝を迎えることができるように、今日は吐き気の原因と、対処法についてお伝えします。ぜひ、参考にしてください。

朝の吐き気の原因 その1 ストレス

休日は朝の吐き気をあまり感じないという人は、会社や学校に感じているストレスが朝の吐き気という症状となっている可能性が。会社や学校に行きたくないという気持ちが自律神経の乱れを引き起こし、胃液の過剰な分泌につながっているかもしれません。

会社や学校で感じるストレスをゼロにすることは、なかなか難しいことではありますが、やはり過剰なストレスは朝の吐き気以外にも身体に色々な悪影響を及ぼすことにもなりかねません。また、平日休日関係なく朝の吐き気を感じるという場合は、まず今感じているストレスの原因を見つけることが大切です。

あまりにストレスを感じ続けていると、何がストレスかさえわからなくなってしまうもの。自分の心と身体の状態を分析し、リラックス方法を見つけましょう。

 

朝の吐き気の原因 その2 不摂生による胃への負担

最近、不摂生な生活や夜遅く食事をとるようなことが続いてはいませんか?特に、夕食を食べてすぐ眠っている場合、あなたが眠っている間も胃は必死に消化しようと動くものの、それが積み重なれば胃への負担となってしまいます。

一般的に寝る3時間前までに夕食を済ませるべきだといわれていますが、生活リズムの関係上どうしても難しいという人も多いはず。その場合は、夕食は軽めにし、油っこいものを避け、できる限り胃への負担を減らしましょう。そうすることで、朝の吐き気を予防することができるはずです。

 

朝の吐き気の原因 その3 低血圧

低血圧と聞くと、めまいや立ちくらみ、朝起きられないという症状を想像する人も多いですが、実は朝の吐き気も低血圧の症状のひとつです。直接低血圧が吐き気を引き起こしているという訳ではありませんが、低血圧とは身体の中の血液循環が上手く行っていない状態であるということ。

つまり、胃腸の動きも通常より鈍くなっているといえます。そのため、食生活に気をつけていたとしても、胃にとって負担となってしまう可能性が。体質の問題もある低血圧。漢方や定期的な運動など、長期的な視野で体質改善に取り組むことで朝の吐き気も改善に繋がっていくでしょう。

 

朝の吐き気の原因 その4 逆流性食道炎の可能性

最近、新聞やテレビのCMでも見る機会が増えた「逆流性食道炎」。これは、胃酸が逆流することにより、食道で炎症が起きて朝の吐き気を引き起こす病気です。胃酸の分泌バランスが崩れることで起こる病気で、煙草の吸いすぎやお酒の飲みすぎ、加齢などで発症リスクが高まるとも言われていますが、原因はひとつに特定できません。

生活改善を行い、ストレスを減らすようにしているけれど、朝の吐き気がおさまらないという人は、一度お医者さんに相談してみることをおすすめします。

 

朝の吐き気の改善方法

基本的に、ストレスや現在の生活リズムから起こることが多い朝の吐き気。ストレスを溜めないようにし、上手く発散することや夕食を早めに済ませること以外にも、簡単にできる方法があります。

そのひとつめは、シャワーではなく湯船に浸かり身体をリラックスさせること。乱れがちな自律神経も、ゆったりと入浴することでバランスを保ちやすくなります。ただし、食後すぐの入浴は逆に胃に負担をかけてしまいますので要注意。

そしてもうひとつは、眠る前にホットミルクを飲むことです。多くのたんぱく質を含んでいる牛乳は、胃の負担をやわらげる効果がありますので眠る前に少しあたたかいものを飲みたくなったときは、ホットミルクをおすすめします。

 

さて、原因がわからないまま、朝の吐き気を感じ続けるのはなんだかすっきりしないものですよね。あなたの朝の吐き気の原因を見つけることができたでしょうか。

すぐにストレスをゼロにしたり、食生活の全てを変えることは難しいかもしれませんが、できそうなことから少しずつ始めることで朝の吐き気も改善されるはず。

また、朝の吐き気の原因や改善方法として記載した内容については、他の症状にあてはまる部分も数多くあります。身体はひとつであり、いろいろな部分で繋がっているもの。ストレス解消に取り組むことで、朝の吐き気以外に感じていた症状が改善されることもあるかもしれません。

ぜひこれを機に、自分の身体の声に耳を傾け、自分の身体と向き合ってみてください。

まとめ

朝起きたときの吐き気の原因と対処法

・朝の吐き気は胃酸の過剰な分泌によって引き起こされているものが多い
・原因は、ストレスや低血圧、不摂生な食生活による胃への過剰な負担から逆流性食道炎の可能性も
・朝の吐き気を改善するには、食生活や生活リズムを整えることが大切
・ストレス発散やリラックス、入浴やホットミルクなど自分に合った方法を
・それでも朝の吐き気がおさまらない場合は、一度お医者さんに相談を


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