頭痛の吐き気は要注意!疑うべき5つの病とその対処

頭痛の吐き気は要注意!疑うべき5つの病とその対処
目も開けられないほどのひどい頭痛の時は、吐き気もしてきますね。パソコンやスマホの画面を見ていると、より一層、吐き気が強くなりますが、吐き気がしても吐くことは無く、洗面所に行っても何も出ない。食事も味気ないけど食べられる、、、。そんな時に思うのは、いつも肩こりから頭痛になるし、頭痛が起きると吐き気もめまいも出るから慣れている。頭痛が酷くて吐き気もするけれど、仕事は行ったし食事もできたから、大丈夫だろうと油断はできません。頭痛の吐き気には、命に関わる病気が隠れていることもあります。

今日は、頭痛の吐き気から起る5つの怖い病気と、その対処法をお伝えします。いつも頭痛の吐き気がある方は、怖い病気の可能性も疑って、早めの対処をしてください。



 

頭痛の吐き気は要注意!
疑うべき5つの病とその対処

 

くも膜下出血の可能性


脳の外側を覆う三層の髄膜のうち、二層目にあるのが「くも膜」です。一般にも知られている「くも膜下出血」は、三層目の「軟膜」とくも膜の間にある血管が切れて出血します。いきなりバットで殴られたような激しい頭痛に襲われて、激しい吐き気特徴で、意識が無くなる人もいます。ですが、意識消失は全員にはみられないので、頭痛と吐き気が主な症状になります。脳の血管が切れているのに、頭痛と吐き気以外の症状がないので、頭痛と吐き気だけを我慢しながら数日間を過ごしている人もいる程です。

脳が異常なのに頭痛と吐き気だけだから、見過ごしてしまうかもしれませんが、対処法としては、早く病院に行きましょう。でも、自分でもできる簡単な検査もあります。それは、「項部硬直テスト」という検査です。テストの方法は、首を前に曲げ、顎が喉や胸に近づけば大丈夫。首が曲がらなかったら異常です。また、子供がイヤイヤをする時みたいに、激しく頭を横に振った時に頭痛がひどくなったら異常ですから、早く病院に行きましょう。

 

てんかん発作の可能性


脳は電気信号で連絡をしています。でも、その電気信号が乱れると、意識を失ってしまったり、体がガクガク動いたりします。これを「てんかん発作」といいます。このてんかん発作が起きる前に、頭痛と吐き気が続くことがあり、それを「前駆症状」と呼びます。脳の電気信号が乱れていることによって起きる頭痛と吐き気なのですが、続いたからといって、必ずてんかん発作を起こして、泡を吹いてガクガクと倒れるということはありません。倒れる前に休養をとったら、症状が軽くなることもあります。ただ、頭痛と吐き気があるときは、発作を起こしやすい状態なので、外で倒れて打ち所が悪いと大怪我をします。

また、てんかん発作を起こしたことがなくても、脳の電気信号の乱れで頭痛と吐き気に悩まされる方も多く、そのような方には頭痛薬が効きません。抗てんかん薬で電気信号の乱れが治まると、頭痛と吐き気が治まります。抗てんかん薬は病院でしか処方されないので、病院にかかる習慣をつけましょう。もし、頭痛と吐き気の発作が本当のてんかん発作になった時に、適切な対処をしてもらえます。

 

うつ病の可能性


うつ病でも頭痛がします。うつ病になるとベッドから起きるのも怠くなるのですが、頭痛だけでなく吐き気もするので、ますます起きる気力が無くなります。うつ病は症状の出方や治癒の過程で自死に至ることもある怖い病気です。うつ病の頭痛と吐き気は、重い日と軽い日がありながら、ずっと続きます。頭痛と吐き気がして、何もかもだるくてやる気が無くなったら、うつ病の可能性大です。うつの頭痛と吐き気は、普通の頭痛薬も効かないので、抗うつ剤が処方されます。

うつ病は生活習慣を変えると、症状が軽くなります。朝起きたら、カーテンを開けて日光を部屋の中に入れましょう。カーテンを開ける気力がない人は、薄いレースのカーテンだけで夜を過ごすのもいいですよ。朝になるとレースのカーテン越しに日光が入って、自然に日光を浴びられます。食事は、お豆腐や納豆などの植物性たんぱく質をとります。この、日光と植物性たんぱく質で、うつ病の人に不足しているホルモン「セロトニン」が作られます。セロトニンには心身を活発にする働きがあり、幸福ホルモンとも呼ばれているほどです。また、セロトニンが活発になった日の夜には、睡眠ホルモン「メラトニン」がたくさん分泌されて、熟睡ができます。熟睡できると脳がリフレッシュしますから、頭痛と吐き気も軽くなりますよ。

 

脳腫瘍の可能性


脳腫瘍の頭痛は慢性的です。吐き気もずっと続きます。脳腫瘍は、脳の中に腫瘍が出来る事で、脳が圧迫される異常を頭痛と吐き気の悲鳴として知られてくれるのです。でも、この悲鳴は毎日同じではないので、軽い日には我慢ができ、重い日には動けないほどの強い頭痛と吐き気に襲われるのですが、我慢して病院に行かないでいると、腫瘍が大きくなってしまいます。やがて、頭痛の吐き気だけでなく、めまいがしたり、片目が見えないとか、手足がしびれるなどの症状が出た時には、脳腫瘍はすっかり大きくなって治療に時間がかかるようになります。腫瘍が小さいうちなら簡単だった手術も、大きくなると難しく後遺症も残りやすくなりますから、長く続く頭痛の吐き気は要注意です。

 

偏頭痛の可能性


偏頭痛で悩む方の多くが、吐き気にも悩まされています。頭痛の吐き気としては、偏頭痛がもっとも一般的ではないでしょうか。偏頭痛の原因は、まだまだ解明されていない部分がありますが、脳の血行不良によって脳が血液を求めていることで起きます。血行不良による酸素欠乏と栄養不良で脳はダメージを受けるので、脳がダメージを受ける前に、脳は血管を拡張させて血流を良くします。このとき、拡張した血管が脳内を圧迫して偏頭痛が起きます。偏頭痛だけならまだ我慢が出来ても、頭痛の吐き気まで始まると、辛くてたまらなくなりますよね。

頭の片側だけが激しく痛む頭痛と、頭痛の吐き気がしてきたら、脳が酸素と栄養を欲しがっているサインだと思ってください。軽く肩を回す運動や首の付け根のツボを押して、脳に酸素と栄養を送ってあげると、頭痛の吐き気も軽くなることがあります。

 

いかがでしたか。頭痛の吐き気は、長時間パソコンやスマホを操作する人にはつきものです。パソコンを使っている時に姿勢が悪いし、目もちかちかする。頭痛がするのはいつものことで、頭痛がひどい時には吐き気もするから慣れているという方も多いですよね。

だからこそ、頭痛の吐き気になれている人は、頭痛と吐き気が症状の怖い病気があることを知っておきましょう。病気によっては、命を奪われることもあるので要注意です。ですが、怖い病気だからといって怖がることはありません。専門の病院をきちんと受診して適切な処置をしてもらえば大丈夫です。

今日は、頭痛の吐き気の中でも特に要注意で疑ってほしい病気をお伝えしました。この記事を読んで、病気を疑った方は病院に行くようにしましょう。

 

今日のまとめ

頭痛と吐き気の裏には危険な病気が隠れています。

くも膜下出血は頭痛の吐き気もあります。
てんかん発作は頭痛の吐き気が前駆症状です。
うつ病は頭痛の吐き気でしんどくなります。
脳腫瘍は頭痛の吐き気が長く続きます。
偏頭痛は頭痛の吐き気が強くなる前に対策をしましょう。

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