のし袋の表書きを簡単に綺麗に書く5つのコツ

のし袋の表書きを簡単に綺麗に書く5つのコツ
のし袋の表書きを綺麗に書くのは難しいですよね。字が上手な人にとっては何でもないことなのでしょうが、字に自信がない方にとっては罰ゲームもいいところ、何回書き直しても満足のいく出来にならなくて途方に暮れたという経験をお持ちの方も多いのでは?

また自分の名前すら綺麗に書けなくて情けなくなったり、このときばかりは名前に字画の多い漢字を選んだ親を恨んだという方もいるかもしれません。苦手な方にとってはとてもハードルの高いのし袋ですが、のし袋の表書きは書くことは決まっていますよね。

何百字、何千字もの漢字を上手に書く必要はありません。ほんの数文字上手に書くことができればいいわけです。しかもそのうちの半分以上は書き慣れた自分の名前です。

こう考えたら、練習で上手くなれそうな気がしませんか。ということで、今回はのし袋の表書きを簡単に綺麗に書くコツをお伝えします。

のし袋や短冊に中心線を引くこと

のし袋の表書きをする場所、あるいはのし袋の短冊に定規と鉛筆で薄く中心線を引きましょう。こうすることで、書いているうちに曲がったり斜めになることがなくなります。

短冊では軽く折って、折り目を目印にする方もいますが、一度折ると跡がついてしまいますよね。鉛筆の線なら最後に消しゴムで消せば跡が残らないのでおすすめです。中心線は、表書きを書き終わった後、忘れずに消してくださいね。

 

書き始める前に文字の大きさや書く位置を確認しておくこと

のし袋の表書きでは、文字そのものの美しさも大切ですが、それ以上にぱっと見たときの全体の印象・バランスの方が見栄えを左右します。ということで、書き始める前に文字の大きさや書く位置を確認しておきましょう。

鉛筆で薄く印をつけておいてもよいです。ただ、鉛筆で下書きを書き、鉛筆の文字を筆ペンでなぞるというのはおすすめではありません。筆で美しい文字を書くのには勢いが必須!

下書きをなぞる書き方では、筆の線がガタガタになったりにじんだりしてしまいます。鉛筆の印は、「このへん」と○印をつけておくくらいがよいですね。

ちなみに、のし袋の表書きでは、「御祝」や「御礼」の文字よりも自分の名前を小さく書きます。鉛筆で印をつけるときには、文字同士の大きさにも気を付けましょう。

 

本番前のウォーミングアップ!広告裏で練習すること

のし袋の表書きはボールペンやサインペンではだめ!筆や筆ペンで書きます。普段から筆や筆ペンを使い慣れている方ならいいですが、そうでない方はいきなり「書け」と言われてもなかなかボールペンのようには筆を扱えません。

ということで、のし袋を書くときには本番前にウォーミングアップ!広告の裏に筆で「御祝」や「御礼」の文字や自分の名前を書いて練習してみましょう。まず最初に平仮名の「の」の字をつなげて書いてみるのがおすすめです。

無駄な力が抜けますし、筆で書くときに必要な「勢い」の練習にもなります。リラックスできたら自分の名前を書いてみてくださいね。

 

とめ・はね・はらいを意識すること

筆で美しい字を書くときのコツは、「とめ・はね・はらい」を意識することです。字を書くのが苦手な方でも、とめるところはとめ、はねるところははね、はらうところははらう、この基本を守るだけで字が見違えるようにバランスよく・美しくなりますよ。

反対に、はねるところでとめたり、とめるところではねたりすると、美しい字にはなりません。自分の名前に出てくる文字の中に、「ここ、最後はねるんだっけ?とめるんだっけ?」という箇所があるときには、のし袋を書き始める前に漢字辞典を引いて確認してくださいね。

 

名前の文字数が多い方は小さめに書くこと

5文字や6文字など名前の文字数が多い方は、名前の最初の1字を小さめに書いてみましょう。自分が「このくらいの大きさ」と思っているよりも心もち小さく書くのです。すると2文字目も無意識のうちに小さく書きますよね。

のし袋の表書きを書くときの一番の悲劇は、自分の名前が全部入らないという失敗です。文字数が多い方は「小さめ小さめ」と思いながら書くことで、この悲劇を避けることができますし、書き上がったときの全体のバランスもよくなります。

 

まず、のし袋の表書きを綺麗に書くためには、書き始める前の準備が大切!のし袋や短冊に中心線を引いたり、文字の大きさや書く位置を確認しておきましょう。

また、筆にも慣れておいた方がよいですよね。ウォーミングアップとしてひらがなの「の」の字を書いたり、広告裏に自分の名前を書くなどして筆の練習をするのがおすすめです。

筆で美しい文字を書くコツは「とめ・はね・はらい」を意識することです。練習の段階から、とめやはね、はらいをきちんとすること!適当に流してはだめですよ。

また、名前の文字数が多い方は、のし袋の表書きでは心もち小さめに書き始めると、名前が入りきらない・最後の1文字が極端に小さくなるなどの失敗を防ぐことができます。

まとめ

のし袋の表書きを簡単に綺麗に書くためには

・ のし袋や短冊に中心線を引くこと
・ 書き始める前に文字の大きさや書く位置を確認しておくこと
・ 本番前のウォーミングアップ!広告裏で練習すること
・ とめ・はね・はらいを意識すること
・ 名前の文字数が多い方は小さめに書くこと


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