意外と間違ってる、お通夜での数珠の5つの扱い方

意外と間違ってる、お通夜での数珠の5つの扱い方
お葬式やお通夜でのマナーは難しいもの、特にお葬式やお通夜での正しい数珠の扱い方は難しいですよね。学校で「数珠はこうやって持つのですよ」と教えられたりしないし、お寺のお坊さんも教えてくれません。

「分からないのならまわりと同じようにするまでよ」とお通夜で周りを見回せば、みなさん、思い思いに数珠を扱っていますから、どの持ち方・どの扱い方が正しくて真似をすればよいのか悩んでしまうでしょう。まわりの悪い例・間違っている例を手本にしてしまうこともあるかもしれません。

また、お通夜でまわりをきょろきょろ見回すのも格好悪いものですし、知らず知らずのうちにマナー違反の数珠の扱い方をするのも避けたいものです。お葬式やお通夜のような大切な式では「知らなかった」は言い訳にはなりません。ということで、今回はお通夜での数珠の扱い方についてお伝えします。

数珠の貸し借りはだめ!数珠は一人に一つ用意すること

お通夜での数珠は貸し借りはしてはいけません。夫婦間や親子間でも貸し借りは禁物!お通夜に参列するときには、自分の数珠を用意してくださいね。夫婦で一つや、「お焼香のときだけ隣の席の人に借りよう」なんて考えてはだめです。

不幸は突然訪れるものですから、まだ自分の数珠を持っていない方は、今のうちに用意しておくのがおすすめ!略式の数珠でよいので、買っておきましょう。数珠には男性用・女性用があるので購入するときには、間違えないようにきちんと確認してください。

また、小さな子供と一緒に参列するときにも、子供には子供の数珠を用意します。ただ、子供は数珠で遊びますし、遊んだ拍子に数珠が切れることもあるのでお焼香以外のときはパパやママが子供の数珠も一緒に持っておくとよいですね。

 

数珠で場所取りはだめ!数珠は携帯すること

お通夜の会場で自分の席を確保した後、トイレに行きたくなったり、親戚や知人の顔を見つけて挨拶をしたくなることがありますよね。

トイレや挨拶で席を外すとき、「せっかく場所とりをしたのだから」と自分の席を誰かにとられないように、カバンやコートを席に置いたまま席を外すこともあるでしょう。このとき、コートで場所取りをするのはかまいませんが、お通夜では数珠で席取りをするのはだめ!

仏具であり魔除けでもある数珠は常に身につけておかなければいけないのです。数珠は常にカバンやポケットに入れて携帯すること、お通夜が始まる前も数珠を自分の身体から離さないでくださいね。

 

数珠を右手にかけてはだめ!数珠は左手首にかけること

仏教では数珠をかける手も決まっています。仏教では左手が仏様の清浄の世界をあらわす手、右手が信仰の世界をあらわす手、つまり俗世の手だからです。

なので、数珠を右手にかけるのは間違い!お葬式やお通夜では数珠は左手にかけてください。数珠をかける手には右利き・左利きは関係なし、みんな、同じです。

 

数珠を席に置いたまま立つのはだめ!左手に持って立つこと

お焼香のとき、うっかり数珠を席に置いて焼香に向かってしまったという経験をお持ちの方もいるでしょう。お焼香の際は数珠が必要です。お通夜では数珠を席に置いて焼香に向かわないように注意しましょう。お焼香に向かうときには、数珠は左手に持ちます。

左手首の数珠を右手で外してそのまま右手に……というのは間違いですよ。左手首の数珠はそのまま左手に持ちましょう。数珠には房がついています。持つときには、この房を下にして持ちます。また、略式でない数珠は長いので、二重にして持ってください。

 

お焼香のときに手首にかけてはだめ!手にかけて手を合わせること

お焼香のときは、数珠は左手・抹香をつまむのは右手です。これも利き手は関係無いので間違わないようにしましょう。お焼香のやり方については、宗派ごとに決まりがあるので自分の宗派のやり方で行ってください。

抹香をつまんだ後は、今度は手を合わせて拝むために数珠を手にかけます。このときは、合わせた手(合掌)の親指と人さし指の間に数珠をはさみ、人さし指以下4本の指に数珠をかけます。これが合掌するときの数珠の扱い方、合掌が終わったら数珠を左手に戻し、自分の席にかえります。

 

以上が、間違ったお通夜での数珠の扱い方や正しい数珠の扱い方などについてでした。お通夜に参列するときは数珠は一人に一つ、用意します。お通夜での数珠の貸し借りは禁物なので、お通夜に行くときには数珠を忘れないように注意しましょう。

まだ自分の数珠を持っていない方は早めに用意しておくのがおすすめです。お通夜では数珠は常に身に付けておきます。数珠で場所取りをしてはいけません。お通夜の最中は数珠は左手首にかけましょう。お焼香に立つときも数珠は左手に持ちます。

お焼香では数珠は左手のまま、抹香をつまむ手は右手です。合掌のときは、合わせた手の親指と人さし指の間に数珠をはさみます。どの宗派でも数珠と抹香の手は共通なので、左右を間違えないように注意してくださいね。

まとめ

お通夜での数珠の扱い方とは

・ 数珠の貸し借りはだめ!数珠は一人に一つ用意すること
・ 数珠で場所取りはだめ!数珠は携帯すること
・ 数珠を右手にかけてはだめ!数珠は左手首にかけること
・ 数珠を席に置いたまま立つのはだめ!左手に持って立つこと
・ お焼香のときに手首にかけてはだめ!手にかけて手を合わせること


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