バーでのマナーを守って恋人の好感度を上げるコツ

バーでのマナー
バーでのマナーをマスターしている人って、なんだか大人っぽくて素敵ですよね。「行きつけのバーがある」なんて言うと、「大人のお酒の楽しみ方を知っている人」という感じがして憧れてしまいます。

なので、ぜひデートのときにもさらりと立ち寄ってスマートにバーの雰囲気を楽しみたいものですが、慣れないあいだは緊張しそうですし、バーならではのマナーやルールもあったりしそうでなかなか足が向かないのも事実。

恋人の前でかっこ悪いところも見せられないし、バーでのマナーは次のデートの前にちゃんと頭に入れておきたい。

そんな皆さんのために、バーに行くならぜひ事前に知っておきたいあれこれをピックアップ、スマートに大人っぽくバーを楽しむためのマナーをお伝えします。

入店するまでの流れを確認しよう

バーでのマナーは入店する前から始まっています。バーと一言で言っても格式高いお店からカジュアルなところまで様々ですが、「オーセンティックバー」と呼ばれるバーにはドレスコードがあることがあります。

自分が行こうとしているお店がどうなのかは事前に調べておきましょうね。入店したら、まずはどの席に座るかですが、バーテンダーさんが案内してくれた席に座りましょう。案内がない場合はどの席に座ればよいか聞いてOKです。

そのバーによって常連さんがいたりするので、空いている席に勝手に座るのはNG。もしかしたら、それは誰かのために空けてある席かもしれないのです。

バーテンダーさんを呼ぶ時に「バーテンさん」などと略して呼ぶのは失礼ですので、「バーテンダーさん」「マスター」と呼ぶようにしてください。

 

注文の仕方を知っておこう

お酒を楽しむための場所ですので、オーダーの中心は当然お酒になります。メニュー表がある場合はお酒の軽い説明がついていることが多いですが、メニューに説明のない場合はバーテンダーさんに聞いても大丈夫です。

そもそもメニュー表がない場合や説明を読んでもピンとこない場合は、バーテンダーさんに自分の好みを伝えておすすめを聞く方法もあります。

その際にはアルコールの強さ・甘いものか、甘くないものか・好きな果物があればその果物の名前などを伝えると、バーテンダーさんにもイメージが伝わりやすくなります。

初めて入ったバーでのマナーとして、バーテンダーさんにいきなり「おまかせ」とオーダーするのはNG。

好みが分からないお客さんにおまかせと言われてもバーテンダーさんも困ってしまいます。グラスが空いたらバーテンダーさんが声をかけてくることが多いので、次のお酒を注文しましょう。

 

カクテルの知識を身に付けよう

カクテルは大きく2種類に分けられます。バーでのマナーを守るうえで知っていて損はないので、覚えておきましょう。

ショートカクテル…氷を入れない、短時間で飲みきるカクテル。足の長いグラスに注がれる。比較的アルコール度数が高い。

ロングカクテル…グラスに氷が入っているのでゆっくり味わえる。アルコール度数は比較的低めで甘いものが多い。カクテルに添えられた果物やオリーブは食べてもOK。

ただし、トロピカルドリンクの熟れていないパイナップルなどはあくまで飾りなので、無理に食べないでくださいね。ライムやレモンはグラスの上で絞ります。

フローズンタイプのカクテルにストローが2本さしてあることがありますが、これは1本水没してしまうことを想定してのこと。使う時には2本揃えて同時に使います。ただし、トロピカルカクテルの太いストローは例外的に1本だけで使ってください。

 

雰囲気を壊さないようにしよう

バーはお酒と雰囲気を楽しむ場所です。立ち居振る舞いは、そのお店の雰囲気に合わせましょう。ラグジュアリーな空気のお店は、特にそれにふさわしい振る舞い方を心がけるようにしてください。

わいわい騒いだりケータイで話したりすると、ほかのお客さんにも迷惑ですよ。きれいなカクテルをSNSにアップしたい気持ちは分かりますが、バーは店内が薄暗いことがほとんど。

そこでフラッシュを焚いたりシャッター音を響かせるのは、あまり褒められた行為ではありません。ショートカクテルは作りたてが美味しいので、写真を撮ったりSNSにアップしたりしているうちに飲み頃を逃してしまいます。

せっかく作ってくれたバーテンダーさんにも失礼ですよ。居酒屋のような乾杯は、バーではマナー違反。グラスを目の高さに持ち上げるくらいにとどめておきましょう。

また、たばこも勝手に吸うのはNG。吸いたいときにはバーテンダーさんに一声かけて、灰皿を出してもらってからです。断られたら吸いたくても我慢するのがバーでのマナーですよ。

 

このようにバーでのマナーはいろいろあるように見えますが、基本的にはバー以外のお店にも当てはまることですよね。つまり常識的なことがらを守っていれば、マナー違反になることはほとんどありません。

これまでバーに行く機会のなかった人には少し気が引ける場所と思われがちですが、他のお店と全くシステムが違うわけではないのです。恋人と一緒に入店したのに、無様なところは見せられない!

と気負う気持ちも分かりますが、そんなに気合を入れて入る必要はありません。肩の力を抜いて、お酒とお店の空気感を楽しめるのがバーのいいところです。

お酒があまり強くなくても、ノンアルコールカクテルやソフトドリンクもありますので、まずは気軽に足を向けてみましょう。


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