肘が痛いときにどこでもできる7つの簡単ストレッチ

肘が痛いときにどこでもできる7つの簡単ストレッチ
今日は、肘が痛いときにどこでもできる簡単なストレッチをお伝えします。「テニス肘」や「野球肘」と呼ばれるように、肘はスポーツが原因で痛めやすい個所ですよね。テニス肘や野球肘は、文字通り、スポーツによる繰り返しの素振りなどの動作によって、肘を痛めることです。肘が痛い人は、大抵はこういった、ラケットを持つスポーツが原因と言えるでしょう。

また近年では、仕事でパソコンをよく使う人に「肘が痛い」という症状が多く、診察の結果「テニス肘」というケースもあります。「テニス、やらないんですけど。」と戸惑う人も多いのですが、「繰り返し同じ動作をすることによる肘の痛み」の総称として「テニス肘」という疾患名がつくのです。

マウスをクリックする動作や、キーボードを叩き続ける動作によって、知らず知らずのうちに肘に負担がかかってしまうのです。

そこで今日は「肘が痛い」という方のために、テニス肘になる前に、自分でできる対処法について解説します、ではご覧ください。

安静第一!

まず、肘が痛いときに一番大切なことは「絶対安静」なのです。肘の使い過ぎによって痛むため、使うのをやめて安静にするのです。肘の使い過ぎによって肘の内部で炎症が起きることによって肘が痛いのです。その場合は肘を使うのをやめて、炎症が治まるのを待つといいでしょう。痛いときは安静第一です。

 

手首をぐるぐると回す

仕事中などに肘が痛いと思ったら、まずは手首をぐるぐると回してみましょう。その際に、肘をまっすぐにのばしましょう。手首を回すことによって、肘の筋も前後に伸びます。「肘が痛い」と感じない方向へと手首を曲げてみると、固まった筋が伸びて痛みの緩和につながるでしょう。

 

腕をひねる

肘が痛いときに無理は禁物ですが、痛みの様子を見ながら腕をゆっくりとひねってみてください。外回りに限界までひねった後、内回りにひねってみましょう。空中でやってもいいのですが、手を机に置いてやると限界まで腕をひねることができます。

腕をひねることによって二の腕の固まった筋肉を伸ばすことができます。肘からつながる筋も伸びるため、肘が痛いときに腕回しを行うと「気持ちいい」と感じることが多いでしょう。オフィスなどで肘が痛いと感じたときに、是非お試しください。

肘が痛いときに、この「腕ひねり」は効きますが、腕が痛くならないための予防のストレッチとしても有効です。肘を使いすぎたなと感じたときに、試してみてもいいですね。

 

腕を伸ばして手のひらを手前に

肘の使い過ぎで肘が痛いと感じたとき、腕をしっかりと前に伸ばして、手を体の方へと倒すストレッチをしてみてください。手を倒すときに、反対の手でしっかりと手を倒すことで、より一層ストレッチ効果を得られます。手首を倒すことで、肘の外側の筋がしっかりと伸びます。

肘が痛いと感じるとき、肘の筋をしっかりと伸ばすために有効なストレッチです。テニス肘や野球肘になった人が、リハビリに行うこともあります。よく肘が痛むという人は、一度お試しください。

 

腕を伸ばしてグーパー

肘が痛いときには、肘を伸ばして手首から先の運動をすると効果的です。「肘が痛いのに、どうして手首なのか?」と思われるかもしれませんが、手首を回したり倒したりすることで、肘の筋肉にアプローチできるからです。腕を前に真っ直ぐと伸ばして、手をグーパーするストレッチも有効です。

肘が痛いときに、すぐに受診できない仕事中などに、簡単に肘筋肉をほぐすストレッチとして、手をグーパーさせてみましょう。敏感な方ならば、肘の筋が伸び縮みしているのを感じることができます。

 

卓上に腕を置いて指を動かす

上述したように、腕を伸ばして手首から先を動かすことで、肘の筋肉にアプローチできます。肘が痛いと感じたときに、これらのストレッチは有効です。しかし肘が痛いときに、肘を伸ばすことでも痛みを感じるときがあります。そんなときは、机などの上に腕全体を乗せて、肘がなるべく真っ直ぐになるようにおきましょう。

肘が痛いときに無理な姿勢でストレッチをしてはかえってよくありません。肘が痛くないように工夫して、ストレッチを行いましょう。卓上に乗せた腕をなるべく真っ直ぐにのばしてから、上述したような手をグーパーさせる体操をしてください。あくまでも、「痛くないように」気を付けて行いましょう。

 

ペットボトルで肘のストレッチ

肘を回すストレッチ法を書きましたが、より肘の筋にアプローチするために、腕を回す際にペットボトルなどの重いものをもって行うといいでしょう。ストレッチはゆっくりと行うようにして、重さに頼って遠心力で腕を回さないように気を付けましょう。肘が痛いときに肘を無理な力で動かすと、逆に肘を痛めてしまう恐れがあるからです。

 

肘が痛いときに行う簡単なストレッチ方法について書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。仕事の合間に肘が痛いときなどに、オフィスでもできる簡単ストレッチ法を中心に紹介しました。

あくまでも簡易的な対処法なので、肘の痛みが続くようであれば、必ず受診するようにしましょう。整体院などにいけば、肘の痛みを緩和するストレッチ法を教わることもできるので、テニス肘などからの回復期に肘の痛みでお悩みの方は、相談してみるといいでしょう。

肘の痛みを放置すると、そのうちにテニス肘や野球肘に発展して、治療に時間がかかることになります。そうなる前に、早めに肘の痛みを緩和するアプローチをして、健康的な肘を保ちましょう。


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