わきが手術が気になるなら、参考になる7つの体験談


わきがの手術をしてみたいけど、ちょっと勇気が要りますよね。医療の技術が発達しているといっても、まだまだわきがの手術は発展途上のままです。美容整形でわきがの手術をするか、皮膚科で手術を行うかでも悩むところでしょう。

保険の適用についてもわかりませんし、情報はたくさん集めるに越したことはありません。わきがが気になる季節になる前に、手術をするか違う治療を探すかで迷っている方も多くいるのではないでしょうか。

たくさんのわきがの手術がありますが、実際に手術を行った方の体験を聞くのが一番ですよね。ということで、今回はわきが手術を実際に体験した方のお話を伺い、メリットやデメリットなど7つの知っておくべきことについてお伝えします。

 

わきが手術が気になるなら、
参考になる7つの体験談

 

本当にわきがの手術が必要なのかをカウンセリングで話し合うべき

わきがの手術をするのは、あらゆる治療を試してから決断すべきです。だいたいカウンセリングを2回程度行った後に手術を行うことが多いのですが、たった2回だけでは正直聞きたいことも聞けないですよね。

手術の安全性やメリットばかり聞かされるだけだったという方が多く、その前になにか別の方法がないかを相談してから手術に踏み切った方がいいでしょう。カウンセリング料金もかかるので、早めに決断したい気持ちもわかりますが、焦って失敗しないためによく相談してから決断してほしいです。

 

保険が適用されるのかも確認すること

わきがの手術の費用は、病院によってかなりバラつきがあります。手術方法もたくさんあるので、金額が変わるのは仕方がないことですが、保険適用手術であれば、3割負担で済みますので4万~と比較的少ない負担で済みますが、保険適用外となりますと、平均30万前後はかかってしまうので気をつけてください。

費用には、術後の診察、薬の費用も含まれていますので、術後の抜糸までは気を抜くことができません。切らない手術もありますが、やはり脇の皮膚を切開し、わきがの原因であるアポクリン汗腺を除去した手術の方が何回も行わずに済むので総合的な金額的にも安く抑えることができるかもしれません。

 

術後は安静に過ごすべき

わきがの手術は日帰りで行う病院が多いようです。局部麻酔で行うので、場合によっては広い範囲で手術を行う場合に、たくさんの麻酔を打つことになるそうです。術後は脇に大きな綿をはさみ、脇が閉じないように固定をします。体制がキツイので、なにもできないというのが1週間くらい続きます。

切開した場合は脇の縫い目を伸ばすように固定をするので痛い日々が続いたという方も多数いました。シャワーも浴びることが大変なので、一週間は我慢の日々が続きそうです。腕を使う作業は極力しない方がいいかもしれません。髪の毛が一番洗いにくいので、家族に洗ってもらうなど、強力してもらった方がよさそうです。

 

真夏ではなく比較的汗をかかない冬に手術を

わきが手術は、やはり術後が大変だったという声が大半を占めていました。暑い時期にわきがの手術を行うと、傷口が膿んでしまうことがありますので、寒い時期に手術を行った方が傷口の化膿もひどくなりにくいでしょう。寒いうちに手術をしておけば、暑い時期にはわきがが完治したのかを確認することができるので、手術の成果を知ることができますよ。

比較的長期休みがとりやすいのが暑い時期なのですが、ゴールデンウイークを利用するなどして、最低1週間は休めると体も楽になるようです。両脇を同時に手術する場合は、少し長めに休みが取っておくと無理をしないで治療に専念できますよ。長い方ですと1カ月は日常生活を送ることが難しかったという方もいました。

 

病院をよく調べる

わきがの手術を得意としている病院を探すのは容易ではありません。ネットや口コミを調べても、良い言葉ばかりが並べられていることが多く、真意がわかりかねますよね。わきがの手術は、経験のある医師でも比較的難しいと言われています。普段見えない部分なので、傷口などをあまり気にしない医師もいるようです。

相性の良い病院探しと、腕の良い医師を探すのは大変ですが、予約も常に埋まっている状態なので、気長に待つ覚悟を持ってしっかり治すような気持ちでいる方が良いでしょう。焦らず、真実を見極めることも大切です。人気がある病院でも、医師のチェックまでしっかりしておくと、今後も安心できるでしょう。腰を据えて話せる先生に出会えると救われた気持ちになります。

 

傷口は残らないといわれてもほぼ残るので覚悟しておく

わきがの手術で、傷口が残らない、きれいに消えると宣伝している病院もありますが、体質によっては、術後の皮膚の変色や傷口の悪化も考えられますので、剪除法などの手術はとくに気をつけなければいけません。きれいに完治する方もいますが、傷口に関しては5年経ってもひどいままだったという方も少なくはありません。きちんと術後のケアをしないと毛穴に汗がたまり化膿することもあります。

傷口をきれいするために違う手術を何度も行う方がいますが、完璧にきれいになったというケースはほぼありませんでした。ある程度の傷の痕や皮膚の変色は術後の範囲と割り切ることで、ショックが少なくて済んだという方もいました。傷が残りやすい皮膚なのか、わきがの手術前に相談してもいいかもしれません。傷と一生付き合っていくかもしれないということも考えておきましょう。

 

再発する可能性が高く手術がゴールではない

わきがの手術を行ったから再発しないとは限りません。完全に治ったという事例もありますが、平均で3~5年以内に徐々に脇のにおいが気になりはじめたという声が多く聞かれました。わきがの方は、特ににおいに関しては敏感に反応してしまうので、勘違いの可能性も考えられますが、実際に再び治療に訪れている方も多くいるのも事実です。

しかし、手術前よりはにおいは軽減されている方が多いので、昔ほど悩まなくなったとの意見が圧倒的に多かったです。術後も定期的に通院している方もいるので、わきのケアは術後も怠らないようにするなどのチェックも忘れてはいけないようです。毛穴が汗で詰まりやすくなるので腫れてしまうことも・・・。わきがは長い目で見て再発を繰り返しながら軽減していくようです。

 

いかがでしたでしょうか。わきがの手術は決断するまでに迷いや不安で最後の最後まで悩む方がほとんどでした。術後直後についても、説明とは違うと感じた方が圧倒的に多く、わきがの手術の難しさが実感できます。正直わきがの手術をしなければよかったと後悔している方もいますが、ほとんどの方はわきがの手術をやってよかったと感じるそうですね。やはり、病院との信頼関係がなければ難しいのかもしれません。

何度も違う病院を転々とし、途方にくれるよりは、通院する前にしっかりと病院選びから始めて納得したうえで、わきがの治療や手術に臨んだ方が良さそうです。体験者の意見は、リアルな隠し事のない正直な意見なので、人それぞれですが共通の意見がその病院ごとに評価されているので、参考に自分に合った治療を探していきましょう。

 

まとめ

わきが手術が気になるときは

・すぐ手術を希望する前に納得するまでカウンセリングを受ける
・保険が適用されることもあるので相談する
・術後は思った以上に大変
・暑い時期の手術は控えるのが一番
・病院はとことん調べて選ぶこと
・手術の縫い目は残る可能性もあるということを理解しておく
・手術をしても再発する可能性は捨てきれない


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