幸せな離婚を迎えるために夫婦で話し合っておくべきこと

幸せな離婚を迎えるために夫婦で話し合っておくべきこと

3組に1組が離婚すると言われている現代では、「自分だけは…」と思っていても、様々な理由や状況によって離婚を選ばざるを得ないときがくるかもしれません。離婚する際は大きなエネルギーを使うと言われているように、決めることがいくつもあり、お互いの感情がぶつかることが多々あります。親権や負債について最後まで揉めることもあります。

しかし、いくら離婚を決めたといえども、相手と争いたいわけではないですよね。誰だってできれば大きく揉めることなく双方が納得のいく幸せな離婚をしたいですよね。では、幸せな離婚を迎えるために、何をすべきなのでしょうか。

今回は「幸せな離婚を迎えるためには」「離婚後も揉めることがないよう離婚時に決めておくこと」についてお伝えします。幸せな離婚などないと思うかもしれませんが、お互い納得がいくまで話し合い、離婚後も揉めごとが起きないことこそ幸せな離婚なのです。離婚後も苦労しないよう、幸せな離婚を目指してください。

離婚後、安定した生活ができるか見定めましょう

離婚するにあたって、どちらも働いていたのならば、生活に困ることはないでしょう。しかし、女性がパートや専業主婦であった場合、離婚後の生活をどのようにするか考えなくてはなりません。生活できないようなら離婚する際にお金のことが絡んできて、幸せな離婚は難しくなるでしょう。

幸せな離婚するためにも、生活ができるようになるまでは離婚を待ってもらうことです。または、相手から離婚する際にまとまったお金の援助をしてもらうことが可能であれば、援助してもらいましょう。幸せな離婚をしたいのであれば、一早く生活ができるだけお金が稼げる仕事を探すことが大切です。

 

親権と面会頻度をしっかり決めましょう

子どもがいた場合、離婚の際には親権をどちらが持つか話し合わなければいけません。ここで揉めることもあるかもしれませんが、子どもの年齢や双方の経済状況などを加味して考えましょう。

また、幸せな離婚をするためには、面会頻度を決めておくことをオススメします。養育費を払うということは面会権利があるということです。「子どもに会いたい」「養育費をもらいたい」と思うのであれば、離婚する前にしっかり決めましょう。幸せな離婚をするためにも、ここはお互いが納得いくまで話し合いましょう。

 

ローンなどの負債をはっきりさせましょう

車や家、保険など、いくつかの負債がある場合があります。離婚するにあたって、片方は家を出ていくことになりますし、場合によっては双方出ていく場合もあります。そのローンをどうするかは非常に大事になってきます。車や家の名義が誰になっているかも確認しましょう。

離婚するには、子どものこととお金のことが非常に重要になってきます。幸せな離婚を迎えたいならば、相手に押しつけるのではなく、きちんと話し合いましょう。

女性の方の支払能力が低い場合でも、男性が立て替えて、男性に払うという形になることもありますので、経済状況を理由に払わないとはいかないこともあります。

 

決まりごとは全て書面に残しましょう

親権のこと、面会頻度のこと、負債の支払いのこと、その他の決まりごとを離婚前にたくさん話し合うことになります。場合によっては話し合いがとてもつらいかもしれませんが、ここを曖昧にすると離婚後に離婚時よりも嫌な思いや苦労をすることになりますので頑張りましょう。

そしてその決まりごとは公正証書や同意書に残すことをオススメします。離婚当時は話し合った結果に納得していても、その後相手の状況が変われば決まりごとや約束事を破ることも考えられます。幸せな離婚を迎えるためにも書面として残しましょう。

 

決まったことは双方の両親にも知らせましょう

離婚が決まった際に双方の両親に知らせますが、離婚する際に夫婦で決めたことも両親に伝えた方がいいでしょう。書面で残しているとはいえ、親が知らないばっかりにいらぬ誤解を招いたりすることがあります。これは自分の親、相手の親に言えることです。

また、幸せな離婚をしたいのならば親の気持ちもある程度汲みとることも必要になってくるかもしれません。子どもがいれば、片方が親権を持たない状況になります。親権を持たない方の親は孫に会いづらくなるわけですから、幸せな離婚をするのであればそういうことも考えなくてはいけません。

 

さて、離婚は円満だろうとそうでなかろうと話し合わなければいけないことがありますし、多かれ少なかれつらさが伴います。それでもできることなら幸せな離婚をしたいと思うものです。

離婚の話し合いをしていくと、やはり揉める場面が出てきたり、感情的になってしまう部分があり、疲労していきます。そのため、早く解放されたいという気持ちが強くなり、正常な判断ができなかったり、権利を放棄してしまうこともあります。

しかし、それはもったいないことですし、離婚後に悔やんでも遅いことがあります。二人で解決できるならばそれでいいのですが、場合によっては両親や弁護士に間に入ってもらい、きちんと解決していきましょう。幸せな離婚、幸せな離婚後の生活をするためにも、夫婦できちんと話し合いましょう。

まとめ

幸せな離婚を迎えるために夫婦で話し合っておくべきことは

・互いに自立した生活ができるか判断しましょう
・離婚しても子どもにとっては親!子どものことを一番に考えましょう
・負債はどちらが負担するか明確化しましょう
・後々揉めないためにも公正証書や同意書を作りましょう
・食い違いがないよう両親には事情を話しましょう


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