備えあれば憂いなし!防災リュックに入れるべき7つの品物

備えあれば憂いなし!防災リュックに入れるべき7つの品物

あなたのおうちには「防災リュック」はありますか?

災害が多発しているこんな時代ですから、いざという時のために、自宅に防災リュックを備えておくといいでしょう。東日本の大震災から見ても、災害は忘れたころにやってきます。備えあれば憂いなしというように、普段から災害時の備えをしておけば、いざという時慌てずに迅速に行動ができるでしょう。

しかし実際に災害を経験したことの無い人にとって、防災リュックに入れるものは想像できません。「何を入れておけばいいの?!」との疑問に答えるべく、防災リュックに入れるべき品物を、トップから7つピックアップしてみました。

「必須」のものから意外なものまで、理由とともに紹介していきます。災害時に備えて防災リュックを作るための参考にしていただけたら幸いです。

 

備えあれば憂いなし!
防災リュックに入れるべき7つの品物

 

一番大切な水

生きていくうえで一番必要なものは「水」でしょう。災害時の備えのためにも、一番先に用意すべきものは水です。できれば500ミリのペットボトルを家族の人数分くらい用意しておくといいでしょう。

ペットボトルは飲み終わった後も、どこかで水を補給するときに使用できます。地震などで地盤が崩壊してしまうと、地面の中の水道管が壊れたり破裂したりするのです。すると、蛇口をひねっても、当然水は出ません。

「水は蛇口から出る。」と思い込んでいる現代人は、まず水の確保の大変さに涙を流すでしょう。防災リュックの中には、必ず水を入れましょう。

 

NASA開発のエマージェンシーブランケット

エマージェンシーブランケットという聞きなれないものを、防災リュックの中に入れることをお勧めします。アルミホイルのような感触の大きな布なのですが、冷えた体を保護するのに最適の素材なのです。

防災グッズコーナーなどに置いてあるのですが、同等の品でも代用できます。要するに、冬の寒い時期に被災した時、凍え死ぬ人が多数いるため、「暖を取るアイテム」が必須なのです。大きいサイズのものならば2~3人がくるまって暖を取ることもできるし、濡れた体を温めてもくれます。

見た目のそっけなさとは裏腹に、布団や毛布としての効果はとても高いのです。そして折りたためばとってもコンパクトなサイズになるという優れもの。さすがはNASAですね!

 

小腹がすいた時用の食べ物

小さいお子さんがいるとき、ちょっとした飴でも備えておけばとても助かるでしょう。「乾パン」とは昔からよく言いますが、はっきり言って今の時代で「乾パン」をわざわざ備える必要はありません。

今の時代に普通にスーパーに売っていて、賞味期限の長い乾燥した食べ物なら何でもいいのです。クラッカーを数袋入れておけば、空腹時もしのげるでしょう。

 

夜のお供に懐中電灯

被災した街の夜を歩いたことがあるでしょうか。「夜道が明るい。」のは、それを照らす電燈があるからです。電気のいかない町では、夜は本当に真っ暗です。闇の中で獣の声におびえながら過ごさねばならないのです。

被災地の人たちの夜は、真っ暗でとても寒いのです。そこで移動手段として、懐中電灯は必須でしょう。また、ライターも持っておくと便利です。まきを燃やして暖を取ることもできるからです。

 

大切な書類のコピー

いざという時に、通帳やパスポートや免許証、そして保険証のコピーをとって、防災リュックに入れておくととても便利です。

健康保険証のコピーがあれば医療機関にかかるときにカルテを取り寄せやすくなるし、免許証は身分の証明にもなります。また、通帳のコピーがあれば、口座番号がわかるため、現金を引き出しやすくなります。

 

小銭をいくらか…

いざという時、目の前に自動販売機があるのに小銭がない!なんて事態が発生したらどう思うでしょうか。そんなときのために、あらかじめ小銭をいくらか用意しておきましょう。

100円玉が一番いいでしょうか。公衆電話の利用も考えて、10円玉も必要かもしれませんね。全部で2~3千円になるくらいの小銭を持っておくと、災害時に助けになることでしょう。

 

トイレットペーパーがあると便利

7つ目の防災グッズは、携帯トイレかトイレットペーパーか迷うところです。携帯トイレがあればとても便利なのですが、回数に限りがあるため、やはりトイレットペーパーをお勧めします。

トイレットペーパーはかさばるため、少しでも荷物を軽量化するためにも、芯を抜いてジップロックなどに圧縮していくつか入れておくといいでしょう。圧縮したところで使用時に問題はありません。

災害時に「トイレ」自体はいくつか見つかるかもしれませんが、水は流れず糞尿であふれかえっているということはよくあるのです。そんなところで用を足したら、あっという間に伝染病が蔓延してしまいます。

災害時には草むらでこっそり用を足す方が良いという人の方が圧倒的に多いのです。そのために、トイレットペーパーは必須アイテムと言えるでしょう。使用後は、土にかえるようにちゃんと埋めましょうね。

 

防災リュックに入れるべきと思われる7つの品をピックアップしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

防災を経験したことの無い人には想像しにくいのですが、過去の災害経験者の体験などをもとにしてまとめてみました。先人の意見は貴重ですから、きっと未来の災害の役に立つと考えていいでしょう。

防災リュックは大きすぎず小さすぎず、自分の体格に合ったものを選びましょう。小さいお子様のいる家庭では、コンパクトにまとめられる抱っこひもなどもあるといいでしょう。

また、靴下の替えを必須アイテムの上位に上げる人もいます。荷物が多くならないように工夫して、なるべくたくさん詰め込んでください。

 

まとめ

備えあれば憂いなし!防災リュックに入れるべき7つの品物

・一番大切な水
・NASA開発のエマージェンシーブランケット
・忘れちゃいけない携帯トイレ
・夜のお供に懐中電灯
・大切な書類のコピー
・小銭をいくらか…
・トイレットペーパーがあると便利


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