周りが結婚しはじめる年齢になると、「自分も結婚しなきゃ」「婚活を始めなきゃ」と焦ってしまいますよね。風の噂で「あの子、結婚したんだよ」と聞く分には精神的ダメージはまだ少ないけれど、披露宴や二次会に出席するともう大変!
同級生たちがどんどん人生の伴侶を見つけて、幸せな結婚生活に入っていくのを目の当たりにした途端、胸の真ん中あたりがきゅーっとなってくるというか、いよいよ焦りが本物になってきます。
とはいえ、ここで焦ってもよい結果にならないのが人生というもので、特に結婚なんて人生の一大事、他人に遅れるなと焦ってもまずろくなことになりません。ということで、ここでは、周りが結婚しはじめる年齢の人必読!焦らず幸福になる心構えをお伝えします。
周りが結婚しはじめる年齢の人必読!
焦らず幸福になる心構え
人は人、自分は自分と割り切る
周りの同級生や同僚がどんどん結婚し始めると「自分も結婚しなきゃ」と焦ってしまいますよね。女性では20代後半、男性では30歳前後が結婚する人が増える一つのピーク、あなたがこの年齢に近づくとあなたの周りで結婚ラッシュが起こります。
人によっては、毎週披露宴に出席するなんてこともあります。ただ、いわゆる結婚適齢期は、あなたにとっての結婚のベスト年齢ではありません。
周りの結婚ラッシュを見ると「私も婚活しなきゃ」と焦ってしまいがちですが、結婚は一生の問題、焦ってつまらないものを掴んだのでは何のことやらわかりません。結婚に焦りは禁物!「人は人、自分は自分」と割り切り、あなたのペースで婚活を進めましょう。
独身ライフを満喫する
周りが結婚し始める年齢になると、一人ぼっちの独身ライフが結婚生活よりもみじめなものに思いがちですが、実は結婚生活はあなたがイメージしているほど幸福なものではありません。
配偶者の都合に合わせるのはもちろん、義理の両親や親せきとの付き合いでせっかくの休日がつぶれてしまうこともしばしば、独身時代は自由に使えていたお金も結婚後は独断で使うことはできなくなります。
もしあなたが趣味にお金を使いたいと思っても、配偶者に「ダメ」と言われたら、諦めざるをえません。このように結婚生活には独身時代の自由はなし、それほどよいものではありません。同級生の結婚をうらやましがる必要は皆無!
結婚生活を始めた同級生を横目に、あなたは勝手気ままな独身ライフを満喫しましょう。結婚は、独身ライフを十分満喫した後で十分!周りに合わせて焦って結婚する必要はありません。
結婚したら幸せになれるという思い込みを捨てる
周りが結婚しはじめる年齢になると、婚活にも力が入りますよね。力を入れすぎるあまり、「結婚しなきゃ幸せになれない」「結婚こそが幸せへの唯一の道」という考えに取りつかれてしまうことがあります。
こうなると、何が何でも「結婚をしなきゃ」と思い詰め、結果的にそれほど好きでもない相手と結婚し幸福には程遠い結婚生活を送ることになります。
また、結婚できなければできないで、「結婚していないから幸福になれない」と思い込み、楽しいことやうれしいことがあるにも関わらず「結婚していない自分は不幸に決まっている」という不幸病に取りつかれてしまいます。
結婚に焦り始める年齢になったとき、婚活するにせよ「結婚しない」という選択肢を選ぶにせよ、大切なことは「結婚したら幸せになれる」という思い込みを捨てることです。
この思い込みさえなければ、結婚に対して焦りを感じたり、「結婚をしなきゃ」という強迫観念に駆られることなく、日々を今の自分に合った幸福を感じながら送ることができますよ。
結婚しないという選択肢も頭に入れておく
周りが結婚しはじめる年齢になったとき、「結婚」「時期は未定だけど、いずれは結婚」という選択肢の他に、「結婚しない」という選択肢も頭に入れておきましょう。
結婚しなくてもいいという考えを持っておくことで、周りの結婚ラッシュを目の当たりにしても焦らず、あなたのペースで婚活を進めることができます。
また、「結婚しないかも」という将来を思い描いておくことで、結婚しない人生なりの幸福を積極的に探すことができます。たとえば、一生続けることができる趣味があれば、結婚しなくても楽しい毎日を送れそうですよね。
趣味で人生を豊かにしつつ婚活もそれなりにがんばる、「結婚しない」という選択肢を持っておくだけで、「何が何でも結婚しなきゃ」という強迫観念から解放され気持ちに余裕のある婚活をすることができます。
結果的に結婚しなかったとしても、趣味が充実していれば「私の人生、何だったのだろう」という虚無感に襲われずに済みますよ。
自分が結婚に求めているものを明確にしておく
一口に結婚といっても、結婚に求めているものは人それぞれです。経済的安定、子供、人によっては寂しい老後を送りたくないから結婚したいという方もいるでしょう。
結婚に求めているものが違えば、結婚のベスト年齢も人によって違いますよね。「どうしても子供がほしい」という方は、子供を出産できるうちに結婚しなければいけません。
しかし、老後の暮らしのための結婚なら、周りが結婚しはじめる年齢になっても焦る必要はありません。老後を意識し始める年齢になってから、腰を上げれば十分です。
このように、自分が結婚に何を求めているのかを明確にしておけば、周りの結婚ラッシュに惑わされることなく、あなたのペースで婚活をすることができます。
いかがでしたか。
以上が、周りが結婚しはじめる年齢の人必読!焦らず幸福になる心構えについてでした。結婚に限らず、人生の大きなイベントではつい周りを見て、「早くしなきゃ」「他人と同じようにしなきゃ」と焦ってしまいがちです。
しかし、結婚のタイミングは年齢で決めるものではありませんし、あなたにとっての結婚のベストタイミングはきっと、同級生が結婚した年齢とは違います。
周囲を見て焦りを覚えるのは仕方のないことですが、自分を見失ったり、妥協した結果の結婚とならないように気を付けてくださいね。
そのために大切なことは、自分の独身ライフを楽しみ「これでいいのだ」と自信を持つこと、さらに「結婚だけが全てではない。結婚しない幸せもある」ということを頭に入れておくことです。結婚するにしてもしないにしても、あなたのペースで人生を歩んでいってください。
まとめ
周りの結婚に惑わされず幸福になるには
・ 人は人、自分は自分と割り切る
・ 独身ライフを満喫する
・ 結婚したら幸せになれるという思い込みを捨てる
・ 結婚しないという選択肢も頭に入れておく
・ 自分が結婚に求めているものを明確にしておく