海の危険生物とは?ダイビングで注意が必要な6つの生物

海の危険生物とは?ダイビングで注意が必要な6つの生物

海中にいる魚や植物を身近に感じられるダイビング。あなたは経験したことがありますか?

陸上で暮らしている私たちが普段は絶対に見ることができない景色を垣間見ることのできるダイビングは、様々な人々を惹きつけてやまないレジャーの一つですね。確かに、天候や季節、時間帯によって幾通りもの姿を見せてくれるダイビングはとても魅力的です。

今ダイビングを終えたばかりなのにすぐにまた海中に潜りたくなるというダイビングファンの気持ちはとてもよくわかります。ですが、ダイビングは楽しいだけではなく危険と隣り合わせであるという事実も忘れてはいけない大切なことです。

熊やオオカミなどの大型生物や、毒を持った蜘蛛や蛇など地上に危険生物がたくさん存在するように、海中にも気を付けなければならない危険生物が数多く存在しています。毒を持っていてもこちらから接触しなければ害はない生物もいれば、見かけたらすみやかにその場を離れた方がいい生物などなど。

今回は、ダイビングの際に注意が必要な海の生物についてご紹介していきます。あなたもダイビングの際は、これからご紹介する生物に気を付けて楽しんでいただければ幸いです。



 

海の危険生物とは?
ダイビングで注意が必要な6つの生物

 

協力者は信頼できる人にする


まずはダイビング前に気を付ける生物についてです。冗談のように受け取られるかもしれませんが、ダイビングにあたって一番最初に気を付けなければならない生物は『人間』です。

あなたがたった一人で誰の手も借りずにダイビングをするというのであれば、この項目は読み飛ばしていただいても構いません。しかしあなたがダイビングに挑戦するにあたって一人でも他人の手を借りる必要があるのであれば、大前提として信頼できる方に強力を仰ぎましょう。

ダイビングの知識のない人間が好き勝手に介入するだけで、ダイビングの危険性はぐっと上がります。

あなたが初心者で体験教室でダイビングに挑戦するのであれば、信頼できる企業が体験教室を開いているか調べておく、あなたが先導する立場であれば同行者に身勝手にふるまわないように気を付けてもらうなど、まずはダイビングに関わる人々が信頼できるか事前にしっかり確認しておきましょう。

 

サメの目撃例がある場所では潜らない


海で泳いでいた方がサメに襲われて死傷することがあるのはご存知ですよね。サメに襲われる方はダイバーというよりサーファーの方が多いのですが、それでも油断してはいけません。

日本国内でサメに襲われたという例はあまり耳にしたことはありませんが、海外でダイビングに挑戦するという方はサメの出没区域ではないかを十分に確認したうえでダイビングに臨みましょう。

サメの出没する海域ではダイビングをしないことは当たり前、たとえ少し離れていたとしてもサメの目撃された海域近辺は避けた方がいいですね。さらにサメは血のにおいを敏感に察知しますので、怪我をしている方は(衛生面からも)ダイビングをするのは避けましょう。

 

ウミヘビには安易に近づかない


ダイビングの際に気を付ける海の生物と言えば、真っ先にウミヘビを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。海中にいる毒ヘビとして有名なウミヘビの毒は実にハブの約70倍。咬まれた方はすぐに毒を吸い出さなければ重症の場合は死に至るほど。

そんな恐ろしい猛毒を持つウミヘビですが、ウミヘビに咬まれてしまっても咬まれた人はほとんど痛みを感じることはありません。そのため症状が出たときにはかなり症状が進行していたなんてこともあり得ます。

ウミヘビ自体はおとなしい性質のため、むやみに接触しなければ咬まれるようなことはありませんので見かけてもあまり刺激しないようにしましょう。

 

サンゴ礁にオニヒトデが生息している可能性を考慮する


見た目は太陽マークのような形をしており、表面は棘のようなものでびっしりと覆われています。オニヒトデは繰り返し刺されることによってアナフィラキシーショックを引き起こすことがあるため、見かけたとしても絶対に触れないようにして欲しい生物です。

サンゴ礁に生息し、幼体の頃はデトリタスと呼ばれる魚の死体などが分解してできた有機物や石灰藻を食べますが成体となるとサンゴを餌にすることも知られています。つまり増えすぎると危険なうえにサンゴが食べられつくしてしまうのでかなり厄介な危険生物と言えます。

 

ヒョウモンダコも猛毒があるので注意


見つけるとついつい寄って行ってしまいがちなのがタコですね。身近というほどではないけれど、知名度も高く見た目も良く知っているため、ダイビング中に見かけたら「あ、タコがいる!」だなんてテンションが上がってうっかり触ろうとしてしまうかもしれません。

しかしタコの中にも毒を持つ個体がいるのでやはり安易に触れるのはやめておきましょう。近づいたり追いかけたりするのもおすすめできません。

特にヒョウモンダコの唾液にはテトロドトキシンという神経毒が含まれているので要注意です。咬まれたら必ず毒が注入されるというわけではありませんので、接触しても症状が発症しない場合もありますが、毒が注入されてしまうと重症であれば死に至ることも。見かけたら慌てずに距離を取りましょう。

 

ウツボは大きな口と鋭い歯を持っている


ウツボもよく耳にする魚ですね。見た目もタコほどではなくとも広く知られているのではないでしょうか。ウツボもオニヒトデと同じく、サンゴ礁に生息していることのある魚です。

ただしオニヒトデとは違って毒があるわけではなく、どちらかと言えばサメと同じような純粋な攻撃力の高い生物です。遭遇する可能性は決して低くはありませんが、対処法はそれほど難しくはありません。

臆病なところもあるウツボは、自ら積極的に攻撃してくることはほとんどないといってもいいくらいです。ウツボは自分より大きな生物が現れたらまずは威嚇してきます。それでもこちらが動かなかったりさらに接近したりした場合、そこではじめて攻撃に転じてくることが多いと言われているのです。

つまり遭遇してしまったときはゆっくり離れれば危害をくわえられる可能性は低いということですね。ウツボは歯が鋭くあごの力も強いので、遭遇したときは変に刺激して噛みつかれないように冷静に対処してくださいね。

 

人間から始まりウツボまでここまで6種類の危険生物についてご紹介しましたが、いかがでしたか。

人間のように事前準備の段階で気を付けなければいけない生物、サメのようにそもそも遭遇しないように気を配らなければならない生物はダイビング前から情報をしっかり収集しておいてくださいね。

ウミヘビからウツボまでの生物は、ダイビング中に遭遇してしまうこともあるでしょう。これらの生物は遭遇してしまっても、安易に近づかないことで十分に対処できることはお分かりいただけましたか。

綺麗なサンゴ礁や色とりどりの魚たちを見て気分が高揚するのはいいことですが、どんなに綺麗な生物であってもむやみに接触するのは危険です。

ダイビングの際は危害をくわえられる可能性がある生物とは距離を置いて鑑賞するにとどめて、素敵な思い出を作ってくださいね。

 

まとめ

海の危険生物とは?ダイビングで注意が必要な6つの生物

・協力者は信頼できる人にする
・サメの目撃例がある場所では潜らない
・ウミヘビには安易に近づかない
・サンゴ礁にオニヒトデが生息している可能性を考慮する
・ヒョウモンダコも猛毒があるので注意
・ウツボは大きな口と鋭い歯を持っている

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