自分が嫌いになってしまったら。3つのネガティブ対処法

どんなにポジティブな人にでも、自分が嫌いになってしまうときというのがあるものです。世界中にたった一人の自分、それは人にとって、かけがいのない存在で、自分を一番理解できるのは自分、自分を一番愛せるのも自分のはずなのですが、その自分に愛想をつかされているときというのは、人間にとって一番つらいときです。

そんなとき、どうすればいいのでしょう。気晴らしに買い物をする、スポーツをする、勉強や仕事に打ち込む・・・いろんなことが考えられますよね。

勿論、そういう気晴らし方法にも効果はあります。だけど、どんなに気晴らししてもネガティブな心境から抜け出せないとき、そんなときは、どうして自分が嫌いなのかを考えてみるのも大事なのです。ということで今回は、自分が嫌いになってしまったときのネガティブ脱出法についてお伝えします!

自分が嫌いになったときは・・・自分を好いてくれる人と話そう!

貴方自身、自分が嫌いになったとしても、貴方を好いてくれる人はきっといるはずです。お母さんやお父さん、お姉さんといった一番身近にいる家族、あるいは従姉妹などの親戚、そして、友達。そういう人の中に、ありのままの貴方を好きだと言ってくれる人が必ずいます。そういう人に心を開いて、話してみましょう。

「私は自分が好きになれない」・・・そんな風に打ち明けたら、彼らはきっと意外に思うでしょう。自分が嫌いになっているのは貴方だけ、周囲にはいつもどおりの貴方が映っているはずなのです。

もしも、親や友達と上手くいっていないときは、インターネットの相談サイト、質問サイトなどを利用するのも一つの方法です。出会い系などではない真面目な質問サイトには、貴方と同じような悩みを抱えている人たち、あるいはかつて抱えていた人たちが集っています。「私は自分が嫌い」という声を投げかけてみると、同じような悩みを持っている人やそれを克服した人たちから励ましの声がかけられるでしょう。

同じ悩みを持っている人たちは、必ず貴方の良いところを認めてくれます。そして、そうした人と会話しているうちに、自分が嫌いという思いは決して特別なものではないと思えるようになるのです。

 

自分が嫌いになったときは・・・自分の良いところを探そう!

貴方を好いてくれる人、貴方を認めてくれる人と話すことが出来たら、今度は自分自身で自分の良いところについて考えてみましょう。自分が嫌いになっているときは、自分の悪いところ、嫌なところばっかり頭に浮かんでくるものです。

そこで、あえて自分の良いところを探してみることが大事になります。自分が嫌いになっているときには、良いところなんてないよ、と言いたくなるかも知れませんが、長所のない人間なんていないのです。ちょっとした考え方の転換で、いくらでも自分の長所に気づくことが出来ます。

人間というのは、普段、自分自身についてあまり考えていないものなんです。よく考えてみると、悪いと思っていたところにも、プラスの面があったことが分かります。例えば、自分が本当に頑固で可愛げがない、素直じゃないと思っているとします。

でも、頑固で可愛げがないということは、強い個性、強い信念を持っているということでもあります。今はそれがプラスに生かせていないだけで、貴方にもっと実力がつけば、貴方が今欠点だと思っている点も、長所に変えていけるのです。

 

自分が嫌いになったときは・・・嫌いな部分について考えてみよう!

どうしても、何をやっても自分の良いところが見つからない。自分が嫌いという思いから解放されないというときは、いっそ嫌いな部分についてとことん考えてみましょう。どうして自分はこんなに頑固なのだろう?素直になれないのだろう?こんな風に、まずは自分が嫌いなポイントを挙げていきます。

そして、そのことでどんなに自分が損をしてきたか、周囲に嫌な思いをさせてきたかといった点と、真面目に向き合ってみましょう。自分の嫌な面に向き合うのはつらいことです。だけど、向き合うことで初めて問題を認識できます。問題があることを認識して、初めて、その問題を解決することが出来るのです。そして、どんな欠点にも、必ず解決方法はあるのです。まずは、逃げないで、自分を見つめてください。

どんなに逃げても、自分は一人、その自分と付き合って生きていくしかないのです。自分がどんな人間か、どんないやなところを持っているか、そうしたことを把握していかないと、生きてはいけません。逃げてばかりいられないんです。自分が嫌いになってしまったとき、それは、自分について考え直す良い機会といえます。そして、考えつくしたら、それを日記やブログに書き出してみるのもお勧めです。

 

さて、自分が嫌いになってしまったとき、そのことを考えないように色んな気晴らしをするのはいい事です。それでも、どうしても気晴らしできないときには、思い切ってじっくり自分と向き合ってみましょう。まずは、親や友達など、貴方を好きでいてくれる人と話をしてみましょう。

心を開ける相手がいなければ、ネット上で意見を求めるのも良いでしょう。人との交流で自分を見直すことが出来たら、今度は自分自身の良いところについて考えてみます。自分が嫌いになっているときには簡単ではありませんが、欠点の裏側にある長所に気づいてあげましょう。

それでも自分を好きになれないときは、とことん自分の嫌いなところと向き合ってみるのも大切です。自分の嫌なところとしっかり向き合えば、必ず活路は見出せます。逃げないで、たった一人の貴方と向き合ってみてください!

まとめ


自分が嫌いになってしまったときには

・自分を好いてくれる人と話す!
・自分の良いところをみつける!
・自分の嫌いなところをとことん考える!

の三つで対処しましょう!


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