熟年離婚されないために日頃からやっておきたい7つの対策


今から45年ほど前に定年退職した夫に離婚を切り出す「熟年離婚」が増えてきていると新聞で記事になり、2005年に「熟年離婚」というドラマが高視聴率を獲得しました。

また、2007年には離婚しても夫の厚生年金を妻がもらえるよう制度が変わりました。21世紀になり、中高年夫婦が熟年離婚に高い関心を寄せていることや熟年離婚増加による制度改正があったことがわかります。

現在も熟年離婚はあり、年間4万件ほどあるとされています。決して関係ないと言えるほど小さな数字ではないですよね。将来、自分も熟年離婚される危険があるのです。

では、熟年離婚されないようにするためにはどうしたらいいのでしょうか。今回は、熟年離婚されないために日頃からやっておきたいこと、気を付けたいことも紹介いたします。ぜひ、参考にしてください。

 

熟年離婚されないために
日頃からやっておきたい7つの対策

 

基本中の基本!毎日挨拶をしましょう

「そんな簡単なことを?」と思われるかもしれませんが、家族に毎日挨拶をしていますか?「思い返してみれば家族に挨拶をしてない」という方も多いのではないでしょうか。

挨拶をするとお互いの顔を見るため、相手の体調がわかりますし、次の会話もしやすいという利点があります。この、「顔をお互いに見る」「次の会話がしやすい」ということが夫婦にとって大切ですから、毎日必ず挨拶をしましょう

 

相手がどう感じるか考えて行動しよう

これは「思いやり」に通じる部分があるかもしれませんが、自分の行動や発言が相手にどう受け取られるかを意識しましょう。家族ということに甘え、つい暴言をしてしまったり、一方的に負担をかけることになることがあります。

しかし、家族と言えども相手は一人の人間です。また、夫婦はもともと他人なのです。相手を傷つけないよう注意が必要です。

 

感謝の気持ちを伝えましょう

炊事洗濯、育児、仕事などお互いに多少の比重の差はあれど、相手に対して感謝の気持ちを持っていることでしょう。ましてや、自分があまり手伝えない部分、担当していない部分に関してはますます感謝の気持ちがあることでしょう。

その感謝の気持ちをぜひ相手に伝えましょう。その気持ちは口に出さなくても通じていると思うかもしれませんが、実のところ伝わってないことの方が多いです。また、口に出してもらった方が相手は嬉しいものですから、恥ずかしがらずに伝えてみてはいかがでしょうか。

 

相手の親を大切にしましょう

夫婦として新しい世帯になり独立はしていますが、家族を大切にすることは大切です。そこで注意すべきところは、自分の親はもちろんですが、相手の親を大切にすることです

相手の親を大切にすることで、配偶者はあなたに対して「自分の親を大切にしてくれる」と嬉しく思います。反対に相手の親を蔑ろにすると「自分の親ばかり大切にする」と不満に思い、自然と夫婦仲も悪くなってしまいます。相手の親なんて老後見たくないと思い、熟年離婚を告げられることもあります。

 

相手を軽んじない

相手は一人の人間です。いくら夫婦と言えども、許せないものは許せないのです。また、一緒に生活している夫婦だからこそ許せないこともあります。

ですので、「お前は何をやらせてもダメ」「給料が少ない。甲斐性がない」など、相手を軽んじる発言は絶対にしないことです。そのような発言はずっと心のしこりになり、熟年離婚の原因になります。

 

自分のことは自分でできるようにしましょう

これは男性に多いことですが、自分のことができない場合、かなり注意が必要です。女性は子育てが大変なことに加え、何もできない夫を持つと、実質子どもが2人いることになります。これはかなりの負担です。

また、風邪を引いたとき薬を買ってくるどころか「俺の飯は?」と言われ熟年離婚を考えたという話はよく聞きますよね。自分のことは自分でできるようにして相手に負担をかけないようにしましょう

 

共通の話題を作る努力をしよう

子どものこともいいのですが、それとは別に共通の話題を作ってみましょう。子育てが終わると夫婦で話すことというものは減ってきます。

共通の趣味を作る、ニュースやドラマのことを話すでもいいですし、お互いの友好関係を知ることで話す話題が増えます。相手の興味のあることでもいいですね。そんなことは面倒だと思わず、努力しましょう。

 

いかがでしょうか。結婚はゴールではなくスタードですから、結婚後も努力が必要です。「わざわざそんな努力はしたくない」と面倒に思うのならば、熟年離婚される危険があります。

結婚生活では相手を思いやる気持ちが大切なのです。そして思いやりの気持ちも勝手に生まれるわけではありません。やはり、お互いの距離感が近いことが大切です。普段から会話したり感謝の気持ちを伝えることで近い距離でいましょう。一度離れてしまうと、その距離を縮めることは思った以上に大変なのです。

日頃からコツコツしていれば、心の距離は離れませんから、ぜひ試してください。この記事を読んで、熟年離婚されないために日頃どのようなことをやっておけばいいか知っていただければ幸いです。

 

まとめ

熟年離婚されないために日頃からやっておきたい7つの対策

・基本中の基本!毎日挨拶をしましょう
・相手がどう感じるか考えて行動しよう
・感謝の気持ちを伝えましょう
・相手の親を大切にしましょう
・絶対NG!相手を軽んじる発言をしない
・自分のことは自分でできるようにしましょう
・共通の話題を作る努力をしよう


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