就職活動といえば面接をはじめとした試練の連続!最初から最後まで楽な瞬間はありませんが、その中でも最大の試練が就職面接ですよね。
筆記試験は得意だけど、就職面接が苦手なせいで内定をとることができない、いつも就職面接で落とされるという方は多いのではないでしょうか?
就職面接で頭が真っ白になった、緊張のあまり大失態をしてしまったという辛い経験やトラウマを持っている方もいるかもしれません。また、就職面接を控えてドキドキしたり、不安で眠れない夜が続いているという方もいるのでは?
就職面接はたしかに就活の山場で超えることはとても難しいですが、コミュニケーション術を身に付けることで就職面接を乗り越えて内定を手にすることができますよ。ということで、今回は就職面接が苦手な方のためのコミュニケーション攻略術をお伝えします。
入室してすぐ面接官と目を合わせること
コミュニケーションでは言葉のやり取りも大切ですが、視線もまた重要なコミュニケーション術ですよね。就職面接でも同じ、面接官と視線を合わせることで、面接官に対する恐れを取り除いたり面接の緊張をほぐすことができますよ。
面接室に入ったら、まずは面接官と目を合わせること!下を向いたまま自己紹介を始めてはだめです。自己紹介の前に、面接官の目や顔をしっかり見て、面接官や鬼や悪魔でないことを確認しておきましょう。
できれば、目が合ったときににこっと笑うと良いですね。緊張をさらにやわらげることができますし、面接を始める前から面接官に良い印象を与えることができます。
お腹に力を入れて背筋を伸ばすこと
面接で緊張したり自信がないと、背中を丸めて俯いたり、肩に力が入ってガチガチになってしまいますよね。このような緊張や自信のなさは、あなたの緊張や面接に対する苦手意識をさらに高めるだけでなく、面接官にも良い印象を与えません。
面接が苦手な方こそ、面接のときにはお腹に力を入れて背筋を伸ばすことを意識しましょう。お腹に力を入れることで、肩に無駄な力が入らなくなります。また、背筋を伸ばせば自然と顔が前を向きますよね。
背中がまっすぐなのに顔だけ下を向けるというのは難しいものです。さらに、自分で力を入れるところと抜くところをコントロールすることで、「自分は緊張し過ぎていないぞ」と自分を安心させることもできます。
お腹に力を入れて背筋を伸ばす、面接で緊張するときは、とりあえずこのことだけを意識してみてください。
工夫や臨機応変な対応は不要!用意した答えをそのまま言うこと
面接本番で、面接の雰囲気や他の就活生の答えに対応して答える内容を変えたり、用意してきた自己紹介に工夫を加えるというのはとても高度なコミュニケーション術を要することなので、就職面接が苦手な方はそこまでする必要はなし!
面接が思いがけずフランクな雰囲気でも、他の就活生と答えがかぶっても一切気にせず、自分が用意してきた答えをそのまま言いましょう。
コミュニケーションが苦手な方が就活のコミュニケーションを攻略するために必要なことは一にも二にも事前の準備と練習!本番では周りに惑わされず、自分が磨いてきた答えを自信を持って披露するのがおすすめです。
面接官が話しているときには相槌を打つこと
就職面接で、面接官と軽妙なやりとりをしたり、面接官が話している途中の絶妙なタイミングで合いの手を入れたりよいしょするのは難しいですし、社会人なら取引先やお得意様相手にそのようなコミュニケーション術も必要ですが、就活生にはまだそこまでのコミュニケーション術はいりません。
その代わり、面接官とのコミュニケーションのために、面接官が話しているときには相槌を打つようにしましょう。
相槌を打つときは、頭をブラブラ前後に揺らすのではなく、面接官の顔をまっすぐ見ながら顎を引くようにして相槌を打つと、面接官の目に賢そうに見えます。相槌で声を出すときは「うん」や「はあ」ではなく、「はい」と言うようにしてください。
結論を先に、理由や根拠は結論の後に述べること
面接官の質問に答えるときは必要なことを端的に述べるようにしましょう。面接官にあなたが伝えたいことをきちんと伝えることが大切!
不要なことばかり盛り込んだりわかりにくい言い方をして「何を言っているのか分からない」と面接官の頭にクエスチョンマークが浮かぶような答え方はしてはだめですよ。
面接官に伝わりやすい答え方では、「問いに対しての結論を最初に、理由や根拠はその後に」述べるのが良いです。
たとえば、長所を訊かれたときには、「私の長所は○○です」と先に長所を端的に述べ、その後で、その長所が役に立った経験や仕事にどう生かすことができるのかを説明します。
上記の通り、就職面接が苦手な方が面接室でまずすべきことは面接官と目を合わせること!面接官が恐いからといって、面接官の目を避けたまま面接を始めるのはかえって緊張を高めてしまいます。
面接室に入ったら、俯いたりせず面接官の顔や目をきちんと見てくださいね。面接では、余計な力を抜くためにお腹に力を入れ背筋を伸ばしましょう。
面接官の質問に対しては、自分が用意してきた答えを自信を持って言えばOK、その場その場でうまい切り返しをしなきゃなんて思わなくても大丈夫です。その代わり、面接官にあなたの言いたいことがきちんと伝わるよう、分かりやすい答えを用意してきてくださいね。
結論を先に理由や根拠をその後に述べると、面接官に伝わりやすいです。さらに、面接官が話しているときの相槌も面接でのコミュニケーションの一つ!面接官が話しているときはぼんやりせず、意識して相槌を打ちましょう。