コミュニケーション能力を診断して仕事の効率を上げるコツ

コミュニケーション能力を診断して仕事の効率を上げるコツ
コミュニケーション能力を診断できると、これまで以上に仕事の能率を上げることができますよね。どんな仕事でも、コミュニケーション能力は必須。どんなシーンでも意思の疎通がスムーズにできたほうが、物事を円滑に進めることができます。

では、あなたのコミュニケーション能力はどうでしょうか?自分のコミュニケーション能力を客観的に診断できれば、今の自分がどれくらいの能力を持っているのか、そしてそれが他の人と比べてどう違うのかが分かります。

でも、コミュニーケーション能力を簡単に診断する方法なんてあるの?そんな疑問をお持ちの方必見!コミュニケーション能力を診断し、自分のタイプを知って効率よく仕事を進められる方法をお伝えします。

自分のタイプを知ろう

Social Style(ソーシャル・スタイル)というコミュニケーション能力の診断方法は、1970年代にデイビッド・メリル氏とロジャー・リード氏が提唱した理論。行動傾向を4タイプに分け、性格傾向や得意・不得意分野を判別するコミュニケーション能力診断方法です。

このコミュニケーション能力診断は、強みや注意すべき点が分かるので仕事にも生かしていきやすいのがポイント。ネットや書籍に掲載されているチェックリストで簡単に診断できるので、早速探してやってみましょう。

診断タイプはドライビングタイプ・エクスプレッシブタイプ・エミアブルタイプ・アナリティカルタイプの4つ。さあ、あなたはどのタイプでしたか?それぞれどんな特徴があるのか見ていきましょう。

 

白黒はっきりさせたいドライビングタイプは一方的な物言いに注意しよう

自己主張が強く、リーダータイプのドライビングタイプ。はっきりものを言い、決断力もあって頼もしい存在ですが、せっかちで腰を据えて考えるのが苦手。相談してきた相手に追い打ちをかけてしまったり怖い人だと思われたりしがちです。

頭ごなしに命令してしまったり意見の合わない人と言い争ったりと、トラブルも多そう。このタイプは、まず気が短いことを自覚しましょう。

優柔不断な人と接するときにはイライラしてしまうでしょうが、そこはぐっと我慢!仕事は自分一人では回りません。じっくり分析したり、こつこつ実務をこなしてくれる人がいることを忘れずに、誰に対してもスピードを求める癖を改めましょう。

バイタリティがあり上昇志向の強いあなたにコミュニケーション能力がつけば鬼に金棒。時には仕事以外の会話も楽しめるようになれば、きっと人望もアップするはずですよ。

 

フレンドリーなエクスプレッシブタイプは軽いだけの人にならないよう気をつけよう

いつもノリが良くて楽しげな雰囲気のエクスプレッシブタイプ。一見コミュニケーション能力は抜群のようでも、困った点もあります。

飽きっぽく興味が薄れたら忘れてしまう傾向が強く、過去に会ったことがある人にも「初めまして!」とあいさつしてしまうようなミスも…。社交的なのはいいのですが、良くも悪くも軽いので相手に「自分は軽視されている」という印象を与えがち。

出会いをもっと大事にして、相手との時間をもっと密度の濃いものにする努力を惜しまないようにしてみてはどうでしょうか。行動的で考え方が柔軟、ムードメーカー的な存在のあなたはコミュニケーションを潤滑油として使う能力にも長けています。

人と人の間を繋ぐ役割も得意なはずですので、職場の雰囲気を良くしていくような活動を企画するのもおすすめですよ。

 

癒し系のエミアブルタイプは自分の役割を見直そう

自己主張が苦手で、おとなしいエミアブルタイプ。人との対立を嫌い、人畜無害な雰囲気を持っています。コミュニケーションが得意ではないと自覚はしていますが、だからといって人嫌いではなく、できるなら誰とでも仲良くしたいのです。

受け身なので場の中心になることは少ないですが、いつも「役に立てることはないか」と考えているので、愚痴の聞き役や悩み相談の相手になることが多いのもこのタイプ。聞き上手で、相手の言いたいことを辛抱強く聞くことができるのです。

ただ、誰にでもそんなふうに接するので、いつの間にか他人の人間関係に巻き込まれることも…。

自分はどちらかの味方をするつもりはなくても、話を聞いただけで片方に加勢したと思われることも多いものです。協調性があるのは美点ですが、相手を見て対応を変えることも時には必要ですよ。

 

熟考タイプのアナリティカルタイプは思い切って殻を破ろう

冷静沈着で、あまり感情がないように見えるアナリティカルタイプ。人付き合いが苦手で、とっつきにくい雰囲気を醸し出しています。職人気質でコツコツと確実に仕事をこなしますが、コミュニケーション下手で損をすることも少なくないですよね。

しかし会社などに所属していると、誰とも接触せず過ごすことは不可能。実はコミュニケーション能力を身に付けたいと密かに願っているのではないでしょうか?

あまり感情を表に出さないので、周囲の人は「今この人のご機嫌はどうだろう?」という情報が読み取れません。なので、アナリティカルタイプの人はまず表情を明るくすることから始めてみましょう。

自分の表情を把握するために、鏡を見ながら笑顔の練習をしてみてはどうでしょうか。話すときには身振り手振りを加えてみたりと、表現方法を見直してみるのもいいかもしれませんね。

 

以上のように、コミュニケーション能力を診断することで、どんな印象を人に与えているかが明確になりますよね。

このコミュニケーション能力診断方法は、自分では当たり前と思って言っていること・取っている態度が、周囲の人にどのような影響を与えているかを考えるきっかけになります。

そこから普段の自分自身を見直し、円滑な意思の疎通をするにはどうすればいいかを考えていくことで、仕事の面でもステップアップしていけるのです。

さらにこのコミュニケーション能力診断は、苦手克服だけでなくアピールポイントを発見することもできるのですからまさに一石二鳥!せっかくコミュニケーション能力を診断して自分のタイプが分かったのですから、その結果を掘り下げて大いに活用していきましょう。

まとめ

コミュニケーション能力を高めて仕事の効率を上げるには

・ 自分のタイプを知ろう
・ 白黒はっきりさせたいドライビングタイプは一方的な物言いに注意しよう
・ フレンドリーなエクスプレッシブタイプは軽いだけの人にならないよう気をつけよう
・ 癒し系のエミアブルタイプは自分の役割を見直そう
・ 熟考タイプのアナリティカルタイプは思い切って殻を破ろう


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