ウォーキングで足痩せする7つのポイント

ダイエットをしているのになかなか痩せない部分それは足ですよね。お腹やお尻はすっきりしてきたのに、なんだか足だけパンっと張ったまま…という悩みを持っている人は多いはず。

ダイエットの成功のためには基礎代謝を上げるのがポイント…というのはダイエットをする人の間では良く知られていますね。そして効率的にエネルギーを消費する運動が、有酸素運動であるということも、ダイエットをする人の間では常識となっています。

その有酸素運動の代表がウォーキングです。そのウォーキング、実はすっきりきれいに足痩せするのに、とても効果があるんです。「え?歩いてるけど、私の足は痩せてない!」という人は、足痩せする歩き方をしていないだけなのです。ウォーキングで足痩せするポイントは「歩き方」にあります。そこで今日はウォーキングで足痩せするポイントについてお伝えします。

 

ウォーキングで足痩せする
7つのポイント

足だけ太いのはなぜでしょう?

ダイエットしてもなかなか細くならず悩みの種になってしまいがちな足。ほっそりした人でも、なぜか足が太い…という人も少なくないですね。

いったいどうして足だけ太くなってしまうのでしょう?

それは「重力」が影響しています。細胞は常に新陳代謝を繰り返しています。新陳代謝で不要になった古い細胞などの老廃物は、リンパの流れに乗って体内から排出されます。リンパの流れが滞ると、代謝が悪くなり、脂肪がつきやすくなってしまいます。

皆さんは、一日の終わりに足がむくんでだるくなったという経験はありませんか?それは重力の影響で足のリンパの流れが悪くなっているからなのです。少しずつでもリンパの流れが滞ることが続くと、足だけ太くなってしまうんですね。

リンパの流れをよくするには、動かすことが重要なポイントです。ウォーキングは、リンパの流れをスムーズになるので、足痩せに効果があるのです。

 

1時間歩こう

運動をするとき、息がゼイゼイいって切れてしまうのは無酸素運動です。負荷のかかる運動をするときにはついつい息を止めてしまいがちですね。無酸素運動は筋肉を鍛えるには効果がありますが、ダイエットには向いていない運動です。

ダイエットに効果的なのは、「吸って吐いて」と呼吸しながら行う有酸素運動です。有酸素運動で効率的に痩せるポイントは「継続時間」にあります。運動を始めると、まず血液中のブドウ糖を消費してから脂肪を燃焼し始めます。この「血液中のブドウ糖を消費する」時間が約20分かかります。そのあと、脂肪が燃焼され始めるのです。

しっかりと脂肪を燃焼させたい場合には、20分以上の運動が必要になります。時間に余裕のあるときには、1時間程度歩くと、かなりの効果が期待できますね。

 

理想はモデルのキャットウォーク

ウォーキングエクササイズの第一人者、デューク更家さんは「美しい歩き方をしていれば、美しい体型と足を手に入れることが出来る」と提唱しています。

猫背にならず腰から移動する感覚で大きな歩幅で美しく歩く…この歩き方はショーモデルのキャットウォークと同じです。確かにトップモデルの足はスラリと引き締まった美しい脚をしています。それはショーのウォーキングのために美しい歩き方を長時間続けているからなのですね。

足ショーモデルの歩き方は、足痩せウォーキングの理想の歩き方なのです。ちょっぴりモデルになった気分で歩くと気持ちよく足痩せウォーキングができそうですね。

 

足痩せに効果あり!正しいウォーキング法は?

ショーモデルの歩き方は「真っ直ぐ前を向き、地面を踏みしめ、腰を移動させる歩き方」です。実はこの歩き方は腰から下の筋肉をフル動員しなければ不可能なのです。足痩せに効果のある歩き方を見てみましょう。

①空から頭を釣り上げられているような感じで真っ直ぐ立つ。
②お腹に力を入れ、背筋も意識して背筋を伸ばす。
③足を大きく踏み出してかかとから足を下ろす。
④腰を移動させるように意識し、前へ重心を移動する。
⑤下ろした足の裏で地面を踏みしめ、後ろの足を前へ出す。

ポイントは腰の高さを上下させないこと、膝を伸ばして足を前に出すことです。歩幅は大きく、腕もしっかりと大きく振って歩くと効果的です。

町を歩くときにはショーウィンドウで自分の歩く姿をチェックしてみるといいですね。

 

太ももが太くなる理由は?

足が痩せない…という悩みの中でも、特にてこずるのが太ももです。太ももが太くなる理由は、実は脂肪ではなく「筋肉」というパターンが少なくありません。歩き方や立つ時の癖でいつも筋トレをしている状態になってしまい、それが太ももを太くしているかもしれないのです。

脂肪は効率的に脂肪を燃焼させることで落とすことができます。

では筋肉太りはどうやってすっきりさせればいいのでしょう。答えは簡単。筋肉は「使わなければ落ちる」のです。

歩くときには「使うべき筋肉」と「使わない筋肉」があります。使うべき筋肉は、ヒップの後ろ、内腿、足首などです。反対に使わない筋肉は、ヒップの外側、太もも、ふくらはぎなどです。使うべき筋肉をしっかり使っていると、必要でない筋肉は使わずに済み、きゅっと上がったヒップとスラリとしたレッグライン、引き締まった足首が手に入ります。

 

太ももをすっきり細くする歩き方は?

太ももやふくらはぎの力を抜いて歩くのはなかなか難しいですね。歩く姿勢をちょっと工夫すると上手に歩くことができます。

①足をそろえて真っ直ぐ、正面を見て立つ。
②後ろで腕を組む。
③片足に重心をのせ、力を抜いた方の足を膝を伸ばして前に出す。
④足をのばしたまま重心を前に移動させ、足をかかとからおろす。
⑤反対の脚も同様にする。

前に出した足をのばしたまま着地させるのがポイントです。太ももやふくらはぎの力を抜いたままにすることを意識してください。慣れない間は、④の後、後ろの足をひい寄せ、いったん足をそろえてから次の1歩に移るとスムーズに重心移動ができます。

 

ながら歩きは要注意

犬の散歩をしながらウォーキングする人をよく見かけます。町ではさっそうと歩きながらスマートフォンをみている人も良く見かけますね。

犬の散歩も、スマホも、単調なウォーキングを楽しくしてくれるものではありますが、これではウォーキングでの足痩せ効果を期待できないかもしれません。特に歩く姿勢が大きく影響する足痩せウォーキングならなおさらです。

犬の散歩をするときには犬に気が取られがちですね。時々犬の様子を見たりして、視線が前に定まりません。スマホを触りながら歩くのも同じです。視線が下に向いているので、足痩せ効果は期待できません。よそ見をしていると、人や物にぶつかってしまって事故のもとになってしまいますね。「ながら歩き」は効果がない上に危険なので、要注意です。

ウォーキングで足痩せしたいなら、しっかりと前を向いて歩くようにしましょう。

 

いかがでしょう。ダイエットに効果があるといわれているウォーキング、少し意識するだけで足痩せにも効果があるんですね。今まで何となく歩いていただけでなんだかもったいない!と感じた人も多いのではないでしょうか?

足痩せウォーキングをしっかり意識すると、スラリとした細い脚が手に入れられるだけでなく、美しい歩き姿で女っぷりが上がることも間違いなしです。今日からモデル気分で歩いて、美しい足目指しましょう。

 

今日のまとめ

ウォーキングで足痩せする7つのポイント

・足だけ太いのはなぜ?
・1時間以上歩こう
・理想はモデルのキャットウォーク
・足痩せに効果あり!正しいウォーキング法は?
・太ももが太くなる理由は?
・太ももをすっきり細くする歩き方は?
・ながら歩きは要注意


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