吹き出物があごにばかり出来て困っている人、なぜ吹き出物があごにできるのか考えたことはありますか。額、鼻、頬、顎、口まわりなど吹き出物の出来る場所に注目をしてみましょう。いつも額にばかり出来るという人、鼻ばかりに出来る人など、できやすい場所があったりしないでしょうか。吹き出物が出来る位置は様々ありますが、実は出来る場所によって原因が違うのです。
ただ顔の適当な場所に吹き出ている訳ではないのです。今回は顔の様々な場所の中でもあごにできる吹き出物に関してお伝えします。もし吹き出物があごに出来た場合、それはあなたの身体で起きていることを知らせるメッセージでもあります。きちんと目を向けて、正しいケアを行いましょう。
吹き出物があごに出来た!
肌トラブルを回避する4つのコツ
吹き出物ができる場所と原因
吹き出物は顔に多くでき、思春期にできる「思春期ニキビ」と大人になってからできるものと二種類あります。思春期は皮脂が過剰に分泌されることで毛穴が詰まり炎症を起こすことでニキビ化します。大人の場合はターンオーバーの乱れによる古い角質の蓄積と乾燥が原因となることが多いです。また、吹き出物が額にでる場合はホルモンバランスの乱れやシャンプー・整髪料の洗い残しが要因です。
鼻は紫外線の影響やファンデーションの詰まりから毛穴の炎症に繋がることがあります。口まわりは、食べ過ぎや偏食、胃腸の不調によって吹き出物が出やすい場所です。このように吹き出物ができたら自身の生活習慣や体調に目を向けてみる必要があります。
吹き出物があごにできた場合
吹き出物があごにできた場合、身体のどのような症状が影響をしているのでしょうか。吹き出物があごにできる主な原因は、ホルモンバランスの乱れです。正確には男性ホルモンによる影響で、そのため思春期の男性はあごにきびができやすいのです。女性の場合でも毎月男性ホルモンに似たホルモンの分泌が活発になる時期があります。
それは生理前で、排卵後から生理が始まるまでの黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が増える時です。黄体ホルモンは男性ホルモンに性質がよく似ているため吹き出物があごに出やすくなるのです。また、あごから首にかけては汗をかきやすい場所であるため女性の場合は、髪の毛が触れることで細菌が増殖して炎症を引き起こす場合もあります。
吹き出物を防ぐにはホルモンバランスを整えること
吹き出物があごにできてしまったら、まずすべきことはホルモンバランスの乱れを起こしている原因を解消することです。ホルモンバランスは生理前だけに乱れるのではありません。たとえば食生活に偏りはありませんか?食べ過ぎ飲みすぎはもちろんのこと、偏食もよくありません。夜遅くまで飲み歩いている生活ではホルモンバランスは乱れてしまいます。
ゴールデンタイムと言われる午後10時から午前2時まではホルモンバランスが整えられる時間帯です。お肌によい時間と言われるのもその為です。この時間帯は寝ているようにしましょう。そして、できれば7時間以上は睡眠時間を確保することも大切です。
吹き出物があごにできないようにするために
吹き出物が出来て困っているとはいえ、仕事の都合や付き合いなどで飲食の予定や睡眠時間を変えるのは難しいという場合もあるでしょう。それならば今までより自分自身を丁寧に扱うようにしてみてはどうでしょうか。ホルモンバランスを整えるのによい食材に大豆製品があります。大豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモンと似た働きをするため、積極的に摂取することで肌の調子を良くしてくれます。
食事に納豆や豆乳を取り入れてみることをおすすめします。また、リラックス効果があり質のよい睡眠を助けてくれるのが半身浴です。血行をよくし、汗によって毛穴を開かせ老廃物を排出してくれます。肌表面を綺麗に保て、吹き出物もできにくくなります。
いかがでしたでしょうか。
吹き出物があごにできるのはきちんと訳があることが分かりました。ホルモンバランスの乱れが原因である以上、ただ吹き出物に薬を塗って一見治ったようになっても根本的な解決にはならないのです。吹き出物があごに出来ていたらそれは自身の身体に目を向ける時だと思いましょう。自分が思っている以上ストレスや疲れを貯めている場合があります。
身体からのお知らせが吹き出物という形で出てきてくれるなんて、むしろよいチャンスではないでしょうか。ただ憂鬱なだけの吹き出物という扱いはせず、自分自身をいたわってあげましょう。ホルモンバランスは日常習慣の些細なことを変えるだけで安定させることができるものです。今一度自身の生活習慣を確認してみましょう。
まとめ
吹き出物があごにできるのはホルモンバランスの乱れ
・吹き出物ができる場所は原因によって違います
・吹き出物を防ぐにはホルモンバランスを整えること
・吹き出物があごにできないようにするために大豆製品を摂ろう