失恋から立ち直るためには時間がかかります。失恋は、完全に自己否定されたような大きな傷を残します。失恋から立ち直ること、前向きに立ち上がることはとてもパワーのいることなのです。そして世の中には、失恋の痛手から立ち直ることができずに、下を向いて涙を流し続けている人がたくさんいます。
辛い失恋から立ち直るために私たちができることは何なのか。どのように考えれば、新たな一歩を踏み出す勇気を手にすることができるのかをまとめてみました。
まだまだ続くあなたの人生を、たった一度の失恋で台無しにすることはないのです。あなたの心構え次第で、いくらでも気持ちを新しくすることができるのですよ!以下に挙げる6つの意識改革術を頭に入れて、失恋の痛手から立ち直るきっかけにしてください。
失恋から立ち直る方法☆
気持ちが前向きになる6つの意識改造術
相手は「運命の人」ではなかったのだと考える
涙にくれる日々の中で、「たった一人の運命の人を逃してしまった」と悲嘆しているかもしれません。しかし、恋が終わったということは、その相手はあなたの本当の運命の人ではなかったということです。
あなたの運命の人は、まだ見ぬあなたを待ちわびているか、失恋の痛手からあなたが立ち直るのを待っているのかもしれません。失恋した相手は、あなたの運命の人ではなかったのです。
自分にはもっとふさわしい相手がいるのだと考える
運命の相手というものは、パズルのピースのように隣り合わせるとぴったりと寄り添うものです。失恋した相手は、あなたの隣のピースではなかったのだと考えてください。あなたの隣にぴったりとはまる人は、他にいるのです。
失恋の痛手から立ち直るのに時間がかかるかもしれませんが、隣に寄り添って自然な気持ちでリラックスできる相手を探してください。合わないピースを無理につけても、いずれいつかは離れる時が来るのですから。
自分を成長させるためのワンステップだったのだと考える
「なぜ自分だけがこんなに辛い思いをしなければならないのか。」と悩めるあなた。好きだった恋人に、新しい相手ができて、振られたときなどはひどく傷ついて自分を消し去りたくなります。しかし悩み傷つき自分自身をしっかりと見つめる行為は、あなたを大きく成長させています。
年をとってから今の心の傷を思い出し、「あの失恋で大きく成長できたのだ。」と思う時が必ず来ます。その胸の痛み、苦しみはあなたの糧となっているのです。その失恋は、あなたを人間的に大きく成長させるために、必要な苦しみだったのだと考えてください。
自分が悪いわけではない
失恋は、起こるべくして起きているのです。また、二人の間で起きたことには、あなたも恋人も同等の責任を持っています。あなた一人が悪いわけではないのだと、言い聞かせてください。あなたのせいで、失恋に至ったのかもしれませんが、同じくらい相手のせいでもあるのです。
自分だけを責め、やり直しの効かない過去を悔やんでも仕方がありません。別れ際に「お前のせいで」と相手に言われたとしても、自分だけが悪いわけじゃないのだと、起こるべくして起こった事態なのだと、堂々と胸を張っていいのです。
失恋は美しくなるステップアップである
失恋をすると美しくなると言います。外に向けていた気持ちがすべて、自分の内側に向き、自分の心と向き合っている姿は美しいのです。
特に女性は失恋の痛手によって食欲が落ち、痩せて美しくなる人が多いのです。本人は「やつれて醜い」と感じるかもしれませんが、周囲からは美しく見えるものなのです。失恋してなかなか立ち直ることができないと悩んでいるときも、「美」へのステップは確実に上がっているのです。
あなたの物事全てが悪い方向へ進んでいるわけではないのだと思いなおし、気持ちを立ち上げるきっかけにしてください。「失恋ダイエット」が成功したのだ!と考えればいいのです。
辛い失恋を無理して「忘れる」必要はない
失恋から立ち直ることができずに悩んでいる方。あなたの未来には、まだ見ぬ運命の人が待ち受けているのですよ。過去の恋にいつまでもとらわれていないで、未来の恋愛に向けて準備を始めてはいかがですか?
過去の恋愛を忘れろと言っているのではありません。失恋の痛手は簡単には忘れられません。過去の失恋の思い出を一生忘れずに持ち続けている人もたくさんいるのです。その失恋はあなたという人間の「一部」として、今後も人生を作り上げていくのです。
風化して消えていく思い出ではなく、琥珀のようにあなたの胸の内に包み込まれる「記憶」の一つなのです。その記憶が辛ければ辛いほど、あなたという人間を強く支える礎となるのです。
さて、失恋の痛手から立ち直る6つの意識改革術を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。気持ちの持ち方一つで、辛い失恋も自分を成長させる大切な経験だと思えるのです。
失恋したばかりでは、なかなか意識改造は難しいかもしれません。しかし何か月も何年も経っている失恋から、いつまでも「立ち直れない」のは、あまりにも思い込みすぎです。
恋愛とは双方の気持ちの上に成り立つものです。一方通行の思いだけでは「恋愛」になりません。自分の思いは一方通行だったのだと考え、気持ちが寄り添える相手を探すべきなのです。落ち込む時期はとことん落ち込み、立ち直る時期にはスパンと立ち直り、限りある人生の短い婚期を、大切に有意義に過ごしてください。
まとめ
失恋から立ち直り、気持ちが前向きになる6つの意識改造術とは?
・相手は「運命の人」ではなかったのだと考える
・自分にはもっとふさわしい相手がいるのだと考える
・この「失恋」は自分を成長させるためのワンステップだったのだと考える
・自分が悪いわけではなく、双方同じくらい悪かったのだと考え、自分ばかりをせめない
・失恋は美しくなるステップアップであると考える
・辛い失恋を無理して「忘れる」必要はない