別居したいと思ったら読む、別れず問題解決する為の術

別居したいと思ったら読む、別れず問題解決する為の術
「別居したい」「もうこんな家、出て行ってやる!!」という気持ちになるとき、ありますよね。夫婦喧嘩をした後とか、舅姑から嫌なことを言われたときとか、ときには何もないのになんとなく夫や妻の顔を見たくない、口をきくのも嫌なんてこともあります。

ドラマや映画だと、「別居したい」という強い衝動にかられた主人公がスーツケースにぱっと荷物を積めてそのまま家を飛び出していくなんてシーンがありますが、実際にそれをやってしまうと後々、後悔してしまうこと必至!とはいっても、別居したいという気持ちを抑えるのもまた大変ですよね。

別居したい理由が解消されないままだと、別居を思いとどまるあなたの中で我慢ばかりが募ることになります。別居したいという気持ちをなだめつつ、別居したい理由を取り除くことができたら一番よい解決方法です。ということで、今回は別居したい方におすすめ、別れず問題解決する為の術をお伝えします。

 

別居したいと思ったら読む、
別れず問題解決する為の術

 

別居したい理由をきちんと明らかにしておくこと

別居したいとき、「別居したい」という感情だけで荷物をまとめて家を飛び出すというは非常にまずいやり方です。また、「別居したい」という気持ちをぶつけ合って喧嘩するのも×、相手に対する憎しみが大きくなるだけで、何の解決にもなりません。

別居したいときには、まずは別居したい理由を自分の中で、あるいは夫婦・パートナーの間ではっきりさせておきましょう。「浮気やモラハラ、DVなどのためにあなたと別居します」ときちんと相手に宣言します。

また、性格の不一致、生理的にムリになったから別居したいというときもありますよね。浮気などと比べ、このような感情面での理由ははっきりと言葉に置き換えたり、きちんと相手に伝えて納得してもらうことは難しいですが、だからといって避けてはいけません。

別居したい理由を明らかにしておく、または夫婦やパートナーの間で統一した見解を持っておくということは、いざ別居から復縁に向けて動き出すとき、別居の原因を解決する・取り除くうえでとても重要なことです。

逆にいえば、別居の原因を明らかにしていなければ、別居から復縁に向けて動き出そうにも何を解決すれば復縁できるのかが分からないため、復縁がうまくいかないことが多いです。

 

「次にこれをしたら別居する」というルールを決めること

別居したいけど、まだ別れたくない気持ちがある、相手に未練があるというときには、「次にこれをしたら(されたら)別居する」というルールを二人の間で作ることで別居に至らないで済む場合があります。

たとえば、「次に浮気をしたら別居する」「次に手をあげたら実家に帰る」というように、ルールを決めるのです。こうすることで、相手は自身のこれまでの言動を改め別居を回避するための努力をしてくれるでしょう。

あなたはあなたで「次はもうなし」と宣言しておくことで、今度浮気されたときには、未練をきっぱり捨てて、別居することができます。といっても、別れるのだけは避けたいのが本音ですよね。

この方法は、未練を断ち切るというよりも「最後通牒を突き付けて相手の努力を促す」ための方法、別居回避にはあなただけでなく相手にも努力してもらうことが大切です。

 

生理的にムリというときには家庭内別居から始めてみること

性格の不一致や生理的な拒絶感で別居したいと思うこともありますよね。特に、女性の場合は妊娠・出産・更年期をきっかけに、相手の男性を受け入れられなくなることがあります。

生理的な拒絶感ゆえに別居したいというときには、寝室を別にするなど家庭内別居から始めましょう。というのも、性格の不一致や生理的な拒絶感というのは、時の流れが解決してくれることが多いからです。

たとえば、出産後崩れていたホルモンバランスが元に戻れば、昔のように夫に対する愛情が戻ってくることもあります。

「なんとなく一緒にいたくない」ときは、別居で完全に二人の溝を作ってしまうのではなく、家庭内別居というあいまいな方法がおすすめ!愛情が戻ってきたとき、何のわだかまりもなく昔の関係に戻ることができます。

 

別居ではなく旅行や出張で一人の時間を作ってみること

「別居したい」という衝動にかられたとしても、数日一人の時間を作り頭を冷やすことで、別居したいという気持ちがおさまることがありますよね。

別居したいという衝動にかられたときには、いきなり家を飛び出すのではなく、まずは旅行や出張で夫や妻から離れてみましょう。

数日相手から離れてみたうえで、それでも別居したいという気持ちがおさまらないときには別居したいの気持ちは本物!未練なく別居に踏み出すことができます。もし、別居したいという気持ちが小さくなったのなら、帰宅後もう一度夫婦でやり直すのがおすすめです。

 

準備もせず家を飛び出すのは×、別居の準備期間を設けること

別居するということは夫婦でそれぞれ居を構えるということ。当然、同居していた頃よりもお金がかかります。また、別居するためには住民票などもろもろの手続きも必要ですよね。

別居したいと思ったとき、何の準備もしていないのにいきなり家を飛び出すことはできません。お金がなければアパートを借りることはできませんし、仕事がなければさっそく明日からの生活費が困ります。

別居したいというときには、まずは別居の準備を始めてください。仕事を見つける・お金をためる・役場や銀行の手続き方法を調べてみる、これら別居に必要な準備を完璧にしたらいよいよ別居!ただ、別居の準備は数日ではできません。

別居の準備をする間に、別居したいという気持ちが小さくなるのを期待する、これが別居の準備の本当の狙いです。

また、もし相手から別居の申し込みがあったときには、「準備をしてから出て行ったら?」と相手に提案してみましょう。準備期間はいわば猶予期間、その間に相手が翻意してくれるよう、あなたは精一杯努力してくださいね。

 

いかがでしたか。以上が、別居したいと思ったら読む、別れず問題解決する為の術でした。別居したい!という気持ちに駆られたら、まずは数日間相手と距離をおいてみてください。

ホテルに泊まったり実家に帰るのがおすすめ、寝室を別にするなど家庭内別居でも、別居したい!という初期衝動をとりあえず抑えることができますよ。

距離をおいて、少し頭を冷ましたら、今度は別居したい理由をきちんと把握しましょう。自分の中で明らかにするのはもちろんのこと、夫婦の間で統一した見解を持つことが大切です。

別居の危機を乗り越えて、元の仲良し夫婦に戻るためには別居したい理由を取り除く必要があるからです。別々の見解を持っていたのでは、別居を回避すべく努力しても、相手の目には見当違いの努力に見えてしまいます。

場合によっては「見当違いなことばっかりするのは、私の気持ちを理解していないからだ」と藪蛇になってしまうかも!とりあえず、別居を回避して元の仲良し夫婦に戻るためには、夫婦の間でよく話し合って、別居の理由を取り除くことです。

まとめ

別居を回避するためには

・ 別居したい理由をきちんと明らかにしておくこと
・ 「次にこれをしたら別居する」というルールを決めること
・ 生理的にムリというときには家庭内別居から始めてみること
・ 別居ではなく旅行や出張で一人の時間を作ってみること
・ 準備もせず家を飛び出すのは×、別居の準備期間を設けること


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