太る理由と言うと、通常はカロリーオーバーや運動不足と考えがちですよね。もちろんそれらも立派な太る理由なのですが、実はこの2つだけとは限らないって知っていましたか?
ダイエットで運動したり食事を我慢したりしてもなかなか思うように痩せられないのは、食べすぎや運動不足以外の太る理由をきちんと把握していないせいかもしれません。
効率よくダイエットするには、自分にはどんな太る理由があるのかを知り、それを生活の中から排除していく必要があります。
では、自分の持っている太る理由って、どうやって知っていけばよいのでしょうか?今回は、そんな疑問を解消してこれまでの生活を整え、効率よくそれぞれに合ったダイエットを進める方法をお伝えします。
今すぐお財布チェック!冷静な判断力を身につけよう
計画性がなかったり、物事に優先順位をつけて処理する能力が低かったりすると、欲望を制御することが難しくなります。
ですので、別段お腹がすいていなくてもコンビニに寄ってしまったり、安売りしていたからとスナック菓子を大量に買ってしまったりということが起こります。こんな人には実は持ち物にある特徴があるのですが、あなたのお財布、今どんな状態ですか?
期限切れのクーポンがいっぱい入っていたり、何日も前に受け取ったレシートが何枚も無造作に突っ込まれていたりしないでしょうか。財布がカオス状態の人は取捨選択が苦手で、今自分に必要なものは何で、要らないものは何かなどを判断する能力が弱い傾向があり、それが太る理由に繋がっています。
今食べなくていいスイーツを後先考えず買ってしまったり、クーポン券の期限が切れそうという理由だけでハンバーガーを買ってしまったりしていませんか?
もし当てはまるようであれば、買う前、食べる前に「今どうしても食べたいか」「今買わなければならないものか」と自問自答する癖をつけましょう。
「痩せてから本気出す」は通用しない!美意識を養おう
ダイエットする理由は人それぞれですが、「痩せてきれいになりたい」という人は多いですよね。でも、きれいになるかどうかは痩せてからだけの問題ではありません。
今現在、ダイエットが成功していない段階で、あなたはどれくらい「美」に対してこだわりがありますか?もし「自分がモテないのは太っているからだ」などと考えているなら、自分の美意識をよく客観視してみてください。
「どうせ太っているから」とおしゃれを諦めて、もう長いこと美容院で髪を整えていないのではないですか?普段着ている服にシミがあっても放置していたり、靴が汚れていても平気で履いていたりしませんか?
適当に体形カバーできる服だけを選んでいたり、セーターが毛玉だらけでも気にならなかったりしているなら、かなりの危険信号。太る理由はその美意識の低さにあります。
まず周囲にだらしない印象を持たれないように身なりを整える努力をしましょう。おしゃれに興味が湧くようになれば、自然とダイエットにも力が入るようになります。
ジムを言い訳にしていない?成果を「見える化」しよう
「ジムに通っている」を免罪符にしていませんか?「今日はジムに行ったからたくさん食べても大丈夫」「たくさん運動したからご褒美にスイーツを食べよう」などと、自分を甘やかす材料にしてしまってはいませんか?
それでもダイエットできているならいいのですが、成果が出ていないならジムに通っている意味がありません。単純に運動量が不足しているか、運動量以上に食べてしまっているかのどちらかです。
本当にジムには通っているのだけどダイエットになっていないならやり方そのものを見直すべきなのですが、それができない人が意外と多いのです。ジム通いですら太る理由にしてしまう人には、数値化して現状を見えるようにするのがおすすめ。
毎日体重をはかってグラフにしてみましょう。もし見える化した結果、ジムに行った日にたくさん食べてもダイエットが進んでいるならいいのですが、実際には数値はどうなっているでしょうか。数値がはっきりすれば、自分のダイエットのやり方を見直す材料にもなります。
このように、太る理由はある意味自分の弱点とも言えるのですが、それが分かれば対策も立てられますよね。「灯台もと暗し」と言うように、癖というものは意外と自分では認識できないものです。
考え方の癖が太る理由に直結しているわけですから、自分では自分の太る理由が見つけられないのもやむをえないのかもしれません。しかし、仕方ないで済ませてしまっていてはいつまで経ってもダイエットは成功しないまま。
せっかく自分の太る理由が分かったのですから、これを機に弱点を克服し、ゆるんだ生活にピリオドを打ちましょう。
もちろん、ダイエットの基本である食生活の見直しと適度な運動も忘れずに。これでもうあなたが太る理由はなくなりました。今日からは効率の良いダイエットをスタートしましょう。