膝の内側の痛みを軽減!誰でも簡単にできるストレッチ

膝の内側の痛みを軽減!誰でも簡単にできるストレッチ

ランニングやサッカーなど、スポーツで身体を動かすことは良いことだといわれていますが、過剰な運動は足に負担をかけてしまうことにもつながります。スポーツがきっかけで膝の内側の痛みを感じるようになったという人も。

この膝の内側の痛みの原因として一番に考えられるのが「鵞足炎」。膝の内側から膝下部分に痛みを感じる場合、鵞足に炎症が起きている可能性があります。

もちろん、膝の内側に痛みを感じるからといって全てが鵞足炎という診断になるわけではありません。普段と違う膝の内側の痛みを感じた場合は、整形外科でレントゲン撮影を依頼したほうが良いですが、軽い痛みの場合は、自宅でストレッチを行うことで楽になることも。

ここでは、膝の内側の痛みに効果が高いストレッチをお伝えします。

 

膝の内側の痛みを軽減!
誰でも簡単にできるストレッチ

 

膝の内側の痛みを軽減するストレッチを行う前の注意事項

ストレッチは、無闇に行っても効果が出るものではありません。まず最初に、ストレッチを行う前の注意事項についてご説明します。

まずひとつめは、痛みがひどいときには行わないこと。その状態でストレッチを行うと、膝の内側の痛みを軽減させるどころか、更に悪化させてしまう可能性があります。

次に、ストレッチを行う際は、リラックスできる服装と場所で行うこと。お風呂あがりなど身体が柔らかくなっている時間帯は、特に効果が出やすくなっています。

そして実際にストレッチを行うときは、息をとめたり反動をつけたりしないこと。普段と同じように、もしくは普段以上にゆっくりとした呼吸を意識しながら、そして少しずつ曲げたり伸ばしたりすることが大切です。

 

膝の内側の痛みを軽減するうつ伏せストレッチ その1

まず、うつ伏せになり痛い方の足を曲げます。そして、つま先を手で持ち、そのまま外側に倒しましょう。倒したら、30秒から1分そのままの姿勢をキープしてください。慣れるまでは、つい息を止めてしまいがちですがその状態のときも、呼吸を止めないように気をつけてください。

 

膝の内側の痛みを軽減するストレッチ その2

椅子を使うストレッチもあります。まず、痛い方の足の横に椅子を置き、その上に足を乗せます。そのとき、つま先はやや内側を向くようにしましょう。そして背中を丸めないように気をつけながら、上半身を前に倒していきます。

このときに背中が丸まってしまうと効果がありませんので、気をつけてください。反動をつけず、ゆっくりと倒していくこともポイントです。

 

膝の内側の痛みを軽減する仰向けストレッチ その3

うつ伏せの姿勢が辛いという人におすすめなのが、仰向けで行うストレッチです。仰向けになって寝転んだら、痛い方の足を曲げて反対側の足に乗せてください。

膝の上に乗せて4の文字をつくるようなイメージをするとわかりやすいでしょう。そのまま30秒から1分キープした後は、足首を膝の上からおろして床に置きます。その後、更に30秒から1分、その状態をキープしてください。

 

膝の内側の痛みを軽減するストレッチ 痛みがなくなった後に

膝の内側の痛みが軽減され、完全になくなった場合も油断は禁物です。膝の内側の痛みは、再発することも多く、例えば発症のきっかけがランニングだった場合、再度ランニングを始めることで、痛みも再発するという可能性も。再発を防ぐには、痛みがなくなった後も特にスポーツの前後にはストレッチを行うことが大切です。

膝の内側の痛みは、きっかけはスポーツだったかもしれませんが元々は足の形や骨格などの歪みから来ていることも多く、同じ生活を続けていればまた再発する可能性大。また加齢と共に、膝の内側の痛みの頻度もあがるというデータもありますので、充分なストレッチを行うことをおすすめします。

 

いかがでしたか。膝の内側の痛みは、激しくなると歩くことさえ辛くなることもあります。健康のためにと始めた運動で、身体を壊してしまっては元も子もありません。今回ご紹介した膝の内側の痛みを軽減するストレッチは、簡単にできるものばかりですが毎日続けることが大切です。

また、1のストレッチは出来るけれど、3のストレッチをすると痛いというような場合は、痛みを感じないストレッチのみを行ってください。少しずつできることが増えていくにつれ、膝の内側の痛みも軽減されていくはずです。

健康な身体があってこその、スポーツの楽しみ。無理をせず、体を労わりながら元気にスポーツを続けるために、ぜひ今回ご紹介した膝の内側の痛みを軽減するストレッチを行ってみてください。

 

まとめ

膝の内側の痛みを軽減!誰でも簡単にできるストレッチ

・激しい痛みがあるときには、膝の内側の痛みを軽減するストレッチは行わないようにしましょう。まずは安静第一です。
・膝の内側の痛みを軽減するストレッチを行う際は、リラックスした状態で、呼吸をとめずに行いましょう。
・ストレッチは、お風呂あがりなど身体がやわらかくなっているときの方が効果的です。
・ストレッチ中に激しい痛みが起こった場合は、即中止しましょう。
・紹介したストレッチ以外にも、軽く伸ばしたり曲げたりと自分が心地よいと感じる程度に普段から足を動かすことが大切です。
・痛みが完全になくなった後も、スポーツの前後にはストレッチを行いましょう。


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