なにもしなくても夫婦生活がラブラブでいられるのはせいぜい3年、そのあとも恋人時代と同じような熱い関係でいるには、いやそれ以上の関係になるには、お互いの努力が必要になってきますよね。
そこで重要になってくるのが「記念日」です。気にしないという人も多いとはいえ、やっぱり節目節目にちょっとした非日常感を出すのは、関係を長続きさせ、マンネリ化を防ぐ秘訣でもあります。
さすがに「付き合って○年○カ月」「初めて○○した日」などまでお祝いとなるとちょっと大変ですが、それでも、押さえておきたいポイントはあるものです。そこで今回は、夫婦生活を円満に保つために、最低限大切にしておきたい記念日について、お伝えします。
夫婦生活を円満に保つ、
大切にしたい記念日とその祝い方
結婚記念日
夫婦生活を円満にするために重要な記念日といったら「結婚記念日」は外せません。この日ばかりは、恋人時代のように2人のデートを満喫しましょう。
お子さんがいらっしゃるなら、この日だけはちょっとだけおじいちゃんやおばあちゃんにお世話をお願いするという手もありますね。
なかなか難しくても、お子さんが寝た後に2人でケーキと花束でお祝いするとか、無理に出かけなくても方法はいくらでもあります。
大切なのは、夫婦生活からちょっと離れた「恋人同士」を演出することにあります。いくらラブラブな夫婦でも、年月が経てば経つほど「家族」にシフトしていきますから、そこをあえて「恋人」に戻すことで新鮮な気持ちが保てます。
夫の誕生日
夫婦生活の中でついつい流してしまいがちですが、やっぱり誕生日を祝ってもらえるのはいくつになっても嬉しいものですよね。「忘れられていない」というのを再確認できるというのも、心がほっこりするポイントです。
普段大黒柱として頑張ってくれている夫の労をねぎらうという意味でも、せめてケーキくらいは用意してあげましょう。
できれば普段欲しがっているようなものをリサーチして、プレゼントしてあげるとなおよいですね。夫側も、口や態度には表さなくても、夫婦生活をこの人と共に過ごせてよかったと思ってくれるはずです。
妻の誕生日
夫婦生活を支えるのは内助の功にあり、というわけで、夫の誕生日を忘れてはいけないように、妻の誕生日を忘れるのは言語道断です。やっぱりケーキや花束、プレゼントでお祝いしたいところですよね。
ですが家計を預かる女性の中には「このお金はどこから……」と現実的なことを考えて心配になってしまう人もいますので、その場合は「この日のためにおこずかいを貯めたんだ」などといって安心させてあげてくださいね。
大黒柱として頑張る夫、家庭を守る妻……今の時代は逆のパターンもありますが、夫婦生活の中でそれぞれの役目を果たす労をねぎらいあうのも、大切なのではないでしょうか。
子供の誕生日
お子さんがいる夫婦限定になりますが、「子供の誕生日」は絶対に忘れてはいけません。とくにお子さんが小さい場合はなおのこと、夫婦円満でいたいならこの日ばかりは夫婦そろってお祝いしてあげたいところです。
自分の誕生日を忘れられてしまってもちょっと寂しい気分になるのに、子供の誕生日まで忘れていては子供もかわいそうですし、「家庭を顧みないなんて!!」と怒りが一気に倍増します。
大げさなことをしなくても、夫婦生活の宝物たる子供のために、ケーキや欲しいおもちゃなどプレゼントを購入してあげて、生まれてきてくれたことに感謝しながらお祝いしてあげましょう。
そもそも無事に生まれてきてくれて、母子ともに健康でいること自体が、当たり前のようで当たり前ではない、奇跡に近いことなのですから。
世間に溢れるイベントの日
クリスマス、バレンタイン、ホワイトデー……日本にはさまざまなイベントであふれかえっていますね。すべてに参加しましょう、とは言いませんが、たまにはこういった世間の風潮に乗っかって、楽しむのも夫婦生活を円満にするためには良い刺激になります。
プレゼントがなくてもちょっと夕飯を豪華にするとか、一緒に飾り付けをしてみるとかだけでも十分楽しめますよ。夫婦生活、同じことの繰り返しだとやがて互いの存在が空気になってしまいます。
大切なのは要所要所で非日常感を盛り込んで、新鮮な刺激を2人の関係に与えることなのです。また「なにかを一緒にする」ことで一体感を高めるのも、夫婦生活を円満にするための秘訣です。
いかがでしたでしょうか。夫婦生活を円満にする秘訣は、同じ繰り返しになりがちな生活に「非日常感」を適度に入れて、刺激を与えることです。この刺激がまったくないと、人間は外に刺激を求め始めてしまいます。
もちろん、夫婦生活円満の秘訣には、恋人時代と同じような適度な距離感やお互いの自由も必要ですが、やはり要所要所で一体感を感じられるようなイベントは大事ですよね。メリハリが大事なのは、恋人時代も夫婦生活も変わりがありません。
マンネリ化しないためにも、誕生日や記念日、イベントなどを大事にしてみましょう。もちろん当日じゃなくても大丈夫、その日時間が取れなかったら別の休みの日などで代替えしてもいいですね。大事なのは「一緒に祝う(行う)」ことなのです。
まとめ
夫婦円満を保つために祝いたい記念日とは
・ 結婚記念日
・ 夫の誕生日
・ 妻の誕生日
・ 子供の誕生日
・ 世間に溢れるイベントの日