熟年離婚した夫婦のその後は?離婚後メリットとデメリット


熟年離婚という言葉は数年前から一般的に知られる様になりました。その背景には、社会的に自立した女性が増えたり、また、自立したいと思う女性が増えた事があるのかもしれません。

一昔前の昭和の時代では、男性は仕事をして、女性は家事をするという家庭の図式が一般的で、夫婦は2人で助けあって生活をしていくという考え方が大多数でした。

しかし、相手のために尽くすのではなく、自分の人生を何歳になっても楽しみたいと思う男女が増えたのでしょう。 しかし、数十年も連れ添ってきた夫婦の関係を熟年離婚という形で終止符を打つには勇気が必要です。離婚という決断に踏み切る前に熟考する必要が有るでしょう。

そこで、熟年離婚をするかどうか判断する上で検討材料となる、離婚後のメリットとデメリットをそれぞれ3つずつご紹介します。

 

熟年離婚した夫婦のその後は?
離婚後メリットとデメリット

 

メリット1:自由な時間が増える

熟年離婚をすると、離婚後に久しぶりの自由な時間をたくさん得ることができます。夫婦の生活に耐え難い窮屈さを感じていた人にとっては、この自由な時間を得ることが出来るというのは大きなメリットでしょう。

束縛とまではいかなくとも、やはり、配偶者がいるとなると、好きな時に好きな所に行けなかったり、好きなモノをが食べられなかったり、相手の都合に合わせなければいけない事多いですが、1人であれば、好きな時間に帰宅できて、朝は好きな時間に起きて、夜は好きな時間に寝ることができます。

 

メリット2:相手の親の介護などで自己犠牲をしなくて済む

熟年離婚となるきっかけになる1つの理由に、義理の親の介護の問題があります。夫婦円満に暮らしてきたとしても、自分たちが熟年と言われる年齢になると、当然両親の年齢が高齢になっていて、介護が必要な状況になっていることがあります。

そんな時、夫が親の面倒を見ずに、妻に自分の親の介護をすべて押し付けてくるケースが有ります。夫が協力的な姿勢を見せてくれれば話は別ですが、女性だからという理由だけで介護を押し付けられたら、熟年離婚をするのも1つの選択でしょう。

相手の親の介護をしなくて済むというのは、熟年離婚のメリットの1つです。

 

メリット3:新しい恋愛ができる

熟年離婚は、子供を成人になり自立して、お互いの仕事もリタイアした頃にするケースが多いですが、そんな熟年離婚の前向きなメリットに、新しい恋愛ができるということがあります。

中年を過ぎて恋愛なんてするのかと思う人もいるかもしれませんが、人間は何歳になっても恋愛をするのです。ましてや、最近の50代、60代は、見た目も心もまだまだ若いので、新しい恋愛をするチャンスはたくさんあります。

配偶者に対して、もう愛情がなくなったと思ったら、きっぱり離婚することによって、第2の人生を歩むことが出来るでしょう。

 

デメリット1:想定以上の喪失感で精神的な負担が大きい

熟年離婚のデメリットの最も大きなものが、想定以上の喪失感を感じて精神的な負担が大きいという事です。 いくら、相手に対して恋愛感情がなくなっていたとしても、数十年一緒に苦楽を共にしてきた相手には情があります。

一緒にいるときには分からい情は、失って初めて気づくというケースが多いのです。 そんな熟年離婚をした後の喪失感を自分が感じるかどうかは、離婚をする前にしっかりと確かめておきましょう。

数日間、旅行に行って相手と距離を置くとか、マンスリーマンションなどを使ってお試し別居をしてみるといいでしょう。

 

デメリット2:いざという時に助けてくれる人がいない

物理的に熟年離婚のデメリットとなるのが、いざというときに助けてくれる人がいないということです。若い頃は、体も元気ですが、熟年を過ぎると色んな病気になったり、骨が弱くなって家の中で転倒しただけで骨折してしまいます。

そこで、配偶者がいないと、自分一人で病院にいかなければ行けませんし、生活面で手助けが必要な時に誰も助けてくれないのです。介護サービスを受けようと思うと、それなりに費用がかかりますが、配偶者がいれば、無料で済むこともたくさんあるのです。

 

デメリット3:生活面でお互いが補っていた部分が不自由になる

熟年離婚をした時に、離婚後に夫と妻がそれぞれ被るデメリットは、夫婦生活をしていた時にお互いが補っていた生活面での家事や日曜大工仕事をすべて自分でしなければいけないという大変さです。

例えば、食事や掃除をすべて妻が担っていた場合、離婚をすると、夫の方は満足に生活をすることすらできません。また、電球の交換や家電の配線などを夫にすべて任せていた妻は、離婚後、自分ですることができないと電気屋さんや便利屋さんに依頼をしなければいけなくなり、大変不便です。

夫婦は、助けあって生きているので、離婚後にすべて一人で生活していかなければいけないというのは実質的なデメリットといえるでしょう。

 

いかがでしたか。熟年離婚は、今や珍しいことではないですし、実際に熟年離婚をして、お互いに生き生きと第2に人生を歩んでいる夫婦もいます。 しかし、明るく、前向きなイメージのある熟年離婚ですが、現実にはデメリットも数多くはらんでいるということを忘れないようにしましょう。

まさに今熟年離婚を考えている人や、近い将来に考えている人は、離婚をした後の楽しいことばかり想像せずに、不安になるようなデメリットもしっかりと想定しておくようにしましょう。

今回ご紹介したメリットとデメリットは一般的なものですが、自分たち夫婦の関係はどのようなものなのかなどをしっかり考えて、自分たち夫婦が熟年離婚をした場合のメリットとデメリットは書き出して整理することをおすすめします。

 

まとめ

熟年離婚した夫婦のその後は?離婚後メリットとデメリット

・メリット1:自由な時間が増える
・メリット2:相手の親の介護などで自己犠牲をしなくて済む
・メリット3:新しい恋愛ができる
・デメリット1:想定以上の喪失感で精神的な負担が大きい
・デメリット2:いざという時に助けてくれる人がいない
・デメリット3:生活面でお互いが補っていた部分が不自由になる


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