高血圧・低血圧に悩まない!血圧の平均値に今すぐ近づく7つの方法

高血圧・低血圧に悩まない!血圧の平均値に今すぐ近づく7つの方法

あなたは健康に自信がありますか?「私は元気」という人でも、ある程度年をとってきたら健康診断を受けたいものですよね。健康診断でまずすることは、血圧測定。血圧は健康のバロメーターなのです。平均値からずれている人は、少し不安になってしまのではないでしょうか。

でも、日常生活のちょっとしたことで、血圧を下げることもできるし、揚げることもできるんです。その方法をうまく取り入れると、高血圧・低血圧の悩みを解消できます。そこで今日は高血圧・低血圧に悩まない!血圧の平均値に今すぐ近づく方法についてお伝えします。

プチ断食

高血圧の場合、食事内容を見直す…というのが一般的。実際に「高血圧に効果がある」という料理の本もいろいろと販売されています。でも、実際そのメニューを試しても、即効性がなく途中であきらめてしまうことが多いよう。

高血圧メニューの効果を短期間で出すには、まず、栄養を受け入れやすい体にする…という考え方があります。食餌療法に入る前に、2~3日の断食メニューで体をリセットします。

断食といっても、繊維やミネラルといった必要な栄養を取りながらカロリーを抑えるプチ断食です。プチ断食で、デトックスして人間が持っている免疫力や抗体力、自然治癒力を目覚めさせて、代謝量をアップさせようということ。

高血圧改善の断食は週末など、仕事に影響のない日に行っている人が多いようです。その多くが食事をバナナやリンゴなど栄養豊富で繊維質の多い果物に置き換えるというもの。スムージーや酵素ドリンクなども胃腸に負担をかけずデトックス効果があるのでお勧めです。

 

血液をサラサラにする

高血圧の原因の一つに、血液自体がどろどろしていて血流が悪いことが挙げられます。高血圧の処方薬の降圧剤は、実は血液をサラサラにするもの。血液をサラサラにする効果のある栄養素含んだ食材を食事に積極的に取り入れると、降圧剤を飲むのと同じ効果が得られます。

血液をサラサラにするのはアルカリ性食品。野菜、海藻類などがありますが、特にお勧めなのが「アリシン」という成分を含んだ食品です。アリシンは血液が固まるのを防いで、血中コレステロールを減らす働きもするすぐれもの。

アリシンを多く含んだ食材は、玉ねぎ、ニンニク、ニラなど。あの独特の香りがする野菜。気軽に取り入れられそうですね。

 

1日5分のストレッチ

高血圧も低血圧も、血流がスムーズでないことが原因の一つ。血行を良くすることは血圧改善にとても大切なことなんですね。血行を良くするストレッチで、手足先の抹消血管までしっかりと血流を良くしましょう。

簡単なストレッチをいくつか紹介します。

A
①立った状態で片足を上げ、両手と上げた脚をぶらぶらさせる。

②脚を変えて同じようにする。

B
③手のひらを上に向けて、胸の高さに腕を上げる。

④左手の指先を右手で持って、下側に引っ張る。

⑤手を変えて同じようにする。

C
①仰向けに寝てつま先をぴんと伸ばす。

②足首を曲げてつま先をできるだけ起こす。

③①②を10回程度行う。

関節部分は血流が停滞しやすいので、この部分を刺激すると血流改善に役立ちます。

 

体を温める

体を温めるのも、血行を良くする方法の一つ。血行を良くするために体を温めるには、下半身を集中して温めるのが効果的です。

次の二つがお勧めです。

①寝るときに、湯たんぽを使う。

②腰くらいまで41度の湯を張った湯船で半身浴をする。

重力の影響があるので下半身で血流が滞りやすくなります。下半身を温めると、温待った血液がスムーズに送り返されるので。全身の血流がよくなるんですね。

また「冷やさないようにする」ことも必要です。足首や手首といった血流が停滞しやすい部分を冷やさないように、包み込んでおくと、体を冷えにくくすることができます。レッグウォーマーや、手首を包み込む手袋などで冷えを防ぎましょう。

 

リラックスする

人の体は、ストレスを受けると血行不良になりやすくなります。これは自律神経の働きが乱れているため。ストレスを受けてるなぁ…と感じるときには気分転換してリラックスするように心がけると、血圧改善に役立ちます。

リラックスする方法はいろいろありますが、ここでは呼吸法を紹介します。

○リラックス呼吸法

①座る、寝る、自分のリラックスできる姿勢を取る。

②目を軽く閉じ、顔の菌にうの力を抜く。

③できるだけ時間をかけて、ゆっくり息を吐く。

④吐き出しきったら、鼻から息を吸い、お腹に空気をためる。

⑤③④を数回繰り返し、徐々にふつうの呼吸に戻す。

どこでも簡単にできるので、「あ、今ちょっとリラックスしたい」というときに試してみてくださいね。

 

梅醤番茶

「今すぐ血圧を何とかしたい」と思うときに飲みたいのが、梅醤番茶です。梅干、醤油、番茶はアルカリ性食品。血液の浄化薬とも呼ばれるほどこうかがあります。

①中くらいの梅干し1個をコップに入れ、醤油小さじ1を加えて割り箸でよく練る。

②①に熱い番茶を注いで飲む。

特に朝に影響のある低血圧の人は、起きぬけにこれを飲むと一日がスムーズに始まります。

 

ツボを押す

血流を良くするツボを押すことで、血圧が安定します。高血圧の場合は下げ、低血圧の場合は上げて、血圧を安定させてくれる、優れたツボです。

手のツボ刺激…合谷(ごうこく)

①親指と人差し指の骨が合流するあたりにあるくぼみ(合谷)を反対の手の親指で痛みを感じる位強く押す。

②痛みを感じなくなるまで押していると、上半身の血管が開いて身体が暖まってくる。

足のツボ刺激…太白(たいはく)

足の親指の側面親指の付け根のすぐ下のくぼみを押し上げるように刺激する。

ツボの刺激は、ちょっとした空き時間にすぐできるので、覚えておくと便利です。

 

血圧は、通常血圧は朝方上昇し、夜は下がるというサイクルがあります。自分の血圧のサイクルを知っておくと、紹介した7つの方法を取り入れるタイミングがわかって、血圧を良い状態に保てそうですね。

すぐに効果の出る方法を知っておくことも大切ですが、まずは日常生活の習慣を整えましょう。過度な飲食や喫煙、飲酒は禁物。適度に運動をして健康的な日常生活を心がけてください。


連記事
タイトルとURLをコピーしました