パイナップルの栄養が健康や美肌に効果があると話題になっていますよね。皆さんは、よくパイナップルを食べますよね。あの酸味と甘味のバランスの味わいが南国フルーツらしいですよね。パイナップルの形と言えば、真ん中に穴があいた形のイメージですね。やはり、贈り物でいただいた缶詰に入ったものをフォークで刺して食べるという感じでしょうか。
どちらかというとそのまま食べるよりも、ケーキにトッピングされたもの、アイスやキャンディーになったもの、ヨーグルトに混ぜられたものなどを食べることが多いのではないでしょうか。そのようにスイーツやデザートで見かけるパイナップルが実は健康に良いというから驚きですね。
パイナップルの栄養にはどのような秘密があるのか知りたいですよね。今回は、パイナップルの栄養について、どのような栄養が含まれていて、どのような働きがあるのかをお伝えします。
パイナップルの栄養を知って
健康になろう☆3つの効能
ビタミンB1、クエン酸、ビタミンCで疲労回復!
パイナップルに含まれる栄養で、ビタミンB1は、疲労回復のビタミンと呼ばれていて、摂取された炭水化物や糖質をエネルギーに変換して代謝を促すのに不可欠な栄養です。クエン酸も含まれていて、疲労回復、老化予防、整腸作用に効果があります。
食欲を刺激して、だ液や胃液などの消化液の分泌を促して、消化をよくしてくれます。パイナップルの栄養にはビタミンCも含まれています。ビタミンCは、疲労回復はもちろん、ウィルスや細菌に対する抵抗力を高めて、カゼや感染症を予防する効果があります。また、ストレスを和らげる効果もあります。また、体の細胞や組織をつなぐコラーゲンというたんぱく質をつくるので、皮ふや粘膜を健全に保ちます。
食物繊維、ブロメラインで便秘の対策と解消!
パイナップルの栄養で便秘の対策と解消に役立つのは、食物繊維とブロメラインというタンパク質分解酵素です。食物繊維は、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類に分けられます。それぞれに便秘の対策と解消につながる働きがあります。不溶性食物繊維は、胃などで消化されにくいという特徴を持っています。そのため、腸まで繊維が届き便のカサを増やし、腸を刺激する役割があります。
水溶性食物繊維は、水分を多く含みやすくて便をやわらかくする役割があります。また、腸内の善玉菌を増加させて、環境を整える効果もあります。タンパク質分解酵素であるブロメラインには、腸内の不廃物を分解してくれる作用があります。下痢や消化不良、ガスが溜まった状態の腹部膨張感、便の悪臭など消化器のトラブルを改善してくれる作用があります。食物繊維とあわせて腸内環境を整えてくれます。
ブロメラインには肉を柔らかくする効果があるので、肉とパイナップルをあわせて食べると消化促進にも役立つとされています。ただし、加熱するとブロメラインは熱に弱いので失われてしまいますので注意しましょう。
β-カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン(B3)、ビタミンCで健康維持・機能維持!
他にもパイナップルの栄養で健康維持・機能維持に役立つのは、β-カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン(B3)です。β-カロテンには、活性酸素の発生や酸化力を抑えて、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病から守る働きがあります。また、皮膚や粘膜の細胞を正常に保ったり、免疫力を高める役割もあります。
ビタミンB1は、皮膚や粘膜の健康を維持するほか、糖質を栄養源としている脳神経や手足の末梢神経、筋肉の機能を正常に保ってくれます。ビタミンB2は、炭水化物、脂質、たんぱく質を体内でエネルギーに変える働きをします。細胞の新陳代謝を促進して、皮ふや粘膜の機能維持や成長にも関わっています。ナイアシンは、炭水化物、脂質、たんぱく質の代謝によりエネルギーをつくり出すプロセスで働く酵素を補助する必要不可欠な栄養素です。
いかがでしたでしょうか。
以上のように、パイナップルの栄養を知ると、疲れが溜まっているとき、便秘に悩んでいるとき、おなかの調子を整えたいとき、肌の健康、美容を考えるときに助けになってくれますね。買ってきたパイナップルを保存するときは、果実の下の方が甘みが強いので、均一にするため、葉を下にして保存しましょう。一度包丁を入れたものはラップに包んで、冷蔵庫の中に入れておいてください。
一口サイズに切って冷凍すれば、シャーベット状態を楽しめます。肉といっしょに食べると消化促進に一役買ってくれますが、パイナップルは加熱せずに食べないと、その効果はなくなってしまいます。パイナップルの栄養を見直して、日々の健康に役立てましょう。
まとめ
パイナップルの栄養を知って健康になるには
・パイナップルのビタミンB1、クエン酸、ビタミンCで疲労回復!
・パイナップルの食物繊維、ブロメラインで便秘の対策と解消 !
・パイナップルのβ-カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン(B3)で健康維持・機能維持!