離婚したいけれどできない時、悩みを相談できる7つの機関

離婚したいけれどできない時、悩みを相談できる7つの機関

「一生俺が守ってやる。」
「一緒に幸せになりましょう。」
「結婚してくれ!」

一度は好き合って結婚したものの、しばらく一緒に暮らしてみると現実はそうそう甘いものではなかった・・・なんて話はよく聞きます。相手の嫌なところが見えてきて、自分との相性の悪いところも見えてきてもう我慢できない!そんな時に、離婚を切り出しても相手がそれを易々と了承してくれないとき・・・いったいどこに相談したらいいのでしょうか?

そんなあなたのために、今回は離婚したい悩みを相談できる機関についてお伝えします。まずは誰かに自分が感じている想いや不安を一旦吐き出すことで、心のうやむやをスッキリ解消しましょう。感情的になまま未来の話をしても、何も解決できないからです。離婚したいけれどできないその悩みを相談することで気持ちが静まり、専門家と一緒に幸せな未来について話し合うことができますよ。ではご覧ください。

 

離婚したいけれどできない時、
悩みを相談できる7つの機関

 

市役所の相談窓口

気軽で、無料ですが予約でいっぱいということも多いそうです。皆離婚考えてしまうのでしょうね・・・・。やはりお役所なので相談できる日にちや時間帯に限りがあり、なおかつ相談できる時間が短いのも少し、不満かもしれません。

また、離婚を勧めるよりも円満に解決しようとするため「真剣に聞いてもらえていない」などの声も多数あるのが現状です。心の電話、などの名前で電話帳に電話番号がのっているものもあります。また、そこで無料弁護士を紹介してくれることもあります。

 

福祉事務所・女性センター

上の市役所の相談窓口と同じようなものですが、各市町村役場にある福祉事務所や、女性センター(相談者が女性の場合)に問い合わせることができます。市町村役場に直接聞くか、厚生労働省のサイトから調べることも可能です。

ここでは法律的な相談はなかなかしにくく、やはり相談出来る日にちや時間帯の制限がありますので、先に電話などで詳しく聞いておいて、相談内容を紙に書いて持っていくことをお勧めします。

 

カウンセラー

離婚したくても、様々な事情で離婚ができない場合は、結婚生活を続けなければならないこともあるでしょう。そういった時には心のケアが必要となります。カウンセラーは、保健所や、精神保健福祉センターなど、各都道府県・市町村にあるものや、社団法人日本産業カウンセラー協会に問い合わせて最寄りの要望に合ったカウンセラーを紹介してもらうなどで見つけることができます。

友人や親には話しにくい離婚のことも、秘密を守ってくれる他人に話すことで、心の中を整理したり楽になったり、アドバイスをもらったりすることが、望まない結婚生活を続ける中で役に立つかもしれません。

 

法律扶助協会

市区町村の『法律扶助協会』というものがあり、こちらも無料です。経済的に余裕のない人で、法的なトラブルにあった場合に無料の法律相談を行ったり、弁護士・司法書士による代理援助や書類作成援助の費用を立て替えるというものです。ですので、法律相談のみで解決した場合は費用は発生しません。

ただし、離婚の相談の場合は自分の資産や月収が一定額以下でなければならず、勝訴の見込みがない場合や、報復や宣伝のための訴訟の場合は援助が受けられません。それらの審査を受けないと相談の予約がとれないので、自分が受けられるかどうか考えたうえで電話をしてください。

 

弁護士

最もメジャーと言える相談場所だと思います。個人弁護士事務所のサイトで、離婚に関してのステップや注意点、よくあるケースなどの説明がのっていたり、電話問い合わせなど、初回の相談が無料のところもありますので、インターネットで検索をしてそういったサイトを探したり、弁護士を親類・友人などに紹介してもらったり、弁護士会(日本弁護士連合会)に問い合わせて最寄りの弁護士会を紹介してもらったり、法テラス(日本司法情報センター)で法的トラブル解決のための情報提供を受けたりすることができます。

ただし、協議離婚や調停離婚までなら弁護牛に依頼する必要はないので、弁護士に相談すると多額の費用が掛かってしまうので、協議離婚や調停離婚までで済みそうな場合はまず無料相談までにしておいた方がいいかもしれません。

 

法テラス

法テラスについて詳しく記載します。法テラスとは、日本司法支援センターとも呼ばれどこでも法的トラブルの解決のためのサービスや情報を受けられるように作られた公的な法人です。相談窓口を無料で案内したり、無料法律相談や弁護士・司法書士費用の立て替えを行います。

ただし、一定の収入がある場合は法律相談が受けられないので、自分の収入(手取り・賞与など)を把握しておくことが必要です。費用の立て替えをしてもらった場合は、原則月5000円〜10000円ずつ返済することになります。

 

別れさせ屋

民間の「別れさせ屋」なるものが存在します。ただし、これは口コミや評価サイトなどできちんと調べない限りオススメしません。詐欺のグループの可能性がとても高いためです。

ここでは、別れに持ち込む工作や、探偵と同じように相手の不倫などを暴くことで離婚につなげる、という方法をとりますので、後の禍根となる可能性もあることをお忘れなく。

 

いかがでしたか。今回は離婚したいけれどできない時に相談する機関を紹介しました。離婚に関しての相談にも、どう離婚したらいいのか、離婚すべきなのか、という相談から慰謝料や養育費などを含めた法律的な相談、離婚したいけれどできないで結婚生活を続ければならない場合の心の相談など、離婚に関する悩みの相談は様々です。自分に合った相談機関を選んでください。

 

今日のまとめ

離婚したいけれどできない時、
悩みを相談できる7つの機関

  • 市役所の相談窓口
  • 福祉事務所・女性センター
  • カウンセラー
  • 法律扶助協会
  • 弁護士
  • 法テラス
  • 別れさせ屋

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