老後のための貯金はいくら必要なの?使用目的別に解説

老後に備えて貯金をしている人は、いったいいくらを目標にしているのでしょうか。また、老後のための貯金を開始する年齢はいくつくらいなのでしょうか。

少子高齢化の現代の若者は、自分の「老後」など想像もできないほど、毎日の生活に追われています。税金の負担は働く世代老後のための貯金はいくら必要なの?使用目的別に解説に重くのしかかり、増え続ける老人人口に、国も頭を痛めています。だからこそ、老後のために自分自身で貯金をしなくてはならないのです。

老後の生活を年金だけに頼れる時代は終わりました。頼りにしていた年金だってもらえない可能性もあるからです。増え続ける高齢者たちを支えるために、働く世代の負担は大きいのに、更に「老後のための貯金」などという負担がのしかかるのは厳しいでしょう。

しかし老後に楽しみが一つもない余生を送りたくなければ、老後のための貯金は必須と言えます。以下に、老後のための貯金を使用目的別に解説していくので、参考にしてください。



 

老後のための貯金はいくら必要なの?
使用目的別に解説

 

住居費は必要か?


「老後」というと、若い世代にはわからないことだらけです。若者のように毎月住居費を払い続ける「老後」生活を送る人は少ないかもしれません。家のローンも2~30代から35年ローンなどで払い続けるため、早くても60歳くらいには払い終わるということです。

つまり、老後になったら「住居費」のことは考えなくてもいい状況になっている可能性は高いでしょう。持ち家をもっていれば固定資産税などは払い続ける必要があります。また、現在賃貸に住んでいて、将来的にも賃貸に住んでいる可能性の高い人は、毎月の住居費用がかかってきます。

 

最低限の生活費


若者も老人も同じように、毎日の生活費はかかります。電気代、水道代、ガス代、服飾代、交通費、食費、各種税金の支払いは、老人になったからと言って止まりません。自治体によっては、「75歳以上は路線バス代が無料」という地域もあります。

また、服飾代などは若者に比べて格段に減るだろうと考えられるのですが、老人だからこそのヘアケア代や入れ歯などの出費が変わって出現します。

老人になってからかかる費用については、老人に聞くのが一番です。自分のご両親などにそれとなく、老後になってかかる費用を聞いてみましょう。また、老後までにためておきたい貯金額についても、アドバイスをもらうといいでしょう。

 

老後だからこそレジャー費用


人生も終盤の老後だからこそ、旅行に行ったり博物館を巡ったりと、趣味の世界に没頭するべきでしょう。勉強ばかりの子ども時代を経て、朝から晩まで働き通しの勤労時代を必死で生きてきたからこそ、老後は「ご褒美世代」としてあるべきです

「引退したら○○へ行こう。」などと、夫婦で相談するのも楽しみの一つでしょう。また、子どもが成人して子育てから解放されてからしかできない、趣味や習い事の世界もあるのです。

「ゆっくりと油彩画に打ち込みたい。」「マラソン大会に出たい。」「孫と遊園地に行きたい。」などと、老後だからこそ気持ちと予算にゆとりをもって、やりたいことをやりたいときにできる状況でありたいですね。

そのためには、生活費を別にしたレジャー費用分を、若いうちからしっかりとためておく必要があります。高齢者へのアンケートによると、大体毎月10~15万の余剰資産があると、自由度の高い生活が送れるようです。

 

年金はいくらもらえるか


誰しも考えることですが、最低限の生活費分くらいは年金でまかないたいところでしょう。若いうちからでも大体のもらえる年金が割り出せるため、「年金定期便」などをよく読んで、いくらを年金で賄えるかを算出しておきましょう

しかし年金をもらえる年齢が年々上がるなど、年金に関しては不確定要素も高いため、あまりあてにしすぎないようにしなくてはなりません。

 

子どもと同居した場合


主に生活費に関しては、子どもと同居した場合は格段に楽になるでしょう。生活費を半分にできるからです。その分、子ども世代の家族と同居することで多少の窮屈は強いられるかもしれませんが、孤独死などの心配もなく毎日が充実することでしょう。

また、子どもとの同居によって、子ども世代の住居費や生活費の負担も減り、炊事や孫の面倒などを協力することで、子ども世代が夫婦で共働きすることができ、お互いに生活が潤うことでしょう。核家族によって起きる孤独死などの社会問題も、子ども世代との同居によって一気に問題解決します。

 

健康でない場合の出費


老後に一番懸念されるのが、「健康であるかどうか」です。健康であれば、上述した項目別に毎月にかかる出費を大体予想することができるのですが、病気になると一気に生活は変わります。

医療費の負担も増えていくだろうし、病気の種類によっては子ども世代やヘルパーの手を借りなくては生活できなくなるからです。病気になってやむを得ず、医療型老人ホームなどへ入る必要がある場合は、さらに高額の出費が予想されます。

健康は何よりの宝物。人生は健康であればこそです。病気になったら不自由で高額出費の老後が待っていると理解し、若いうちから健康にだけは気を付けるべきです。健康に気を配ることは、老後のための何よりの貯金であると知りましょう。

 

さて、老後に必要な費用を算出するために、考慮すべき項目を紹介してきましたが、参考になりましたか。一口に「老後」といっても、仕事を引退してから「死ぬまで」に何年間の人生があるのかは誰にもわかりません。「大体いくつまで生きると仮定して」と考えなければ、老後資産を割り出せません。

病気になるか、健康でいるか、子ども世代と同居するかも、未来のことはわからないことだらけですよね。上述した項目を順番に考え、「毎月にかかる費用」を大体割り出して、地道に貯蓄していくしかありません。「大体3000万円の貯金があれば老後を楽に過ごせる。」とよく言われている3000万円も、不確かで根拠の変動する値です。

ご自分の生活をかえりみて、ご自分に合ったライフプランを練ってみましょう。老後の貯金は、あくまでも現在の生活に負担のかからない範囲で行うことを忘れずにいてください。

 

まとめ

老後のための貯金はいくら必要なの?使用目的別に解説

・住居費は必要か?
・最低限の生活費
・老後だからこそレジャー費用
・年金はいくらもらえるか
・子どもと同居した場合
・健康でない場合の出費

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