脂肪燃焼に効く食べ物はダイエットの強い味方ですよね。同じ運動量でも、脂肪燃焼に効く食べ物を摂取しておけば、効率的に体内脂肪を燃やすことができます。
特に、基礎代謝が落ちてくる、30代後半以降、これまで通りの運動や食事ではダイエットはなかなか成功しません。ダイエットを意識して食事を減らし運動時間を増やしているのに、なぜか太ってしまうというのが中年以降のダイエット!中年の悲しい性です。
とはいえ、ダイエット成功の方法が全くないというわけではありません。ここで体重増加を食い止めダイエットに成功するか、このままダイエットに挫折するか、その鍵を握っているのが脂肪燃焼に効く食べ物なのです。ここでは、脂肪燃焼に効く食べ物で効率的に痩せる5つのコツをお伝えします。
脂肪燃焼に効く食べ物で、
効率的に痩せる5つのコツ
唐辛子のカプサイシンで代謝をアップさせる
脂肪燃焼に効く食べ物といえばこれ!「唐辛子」ですよね。唐辛子を食べると、体の内側から熱くなるし、汗は噴き出すしで、「脂肪が燃えているなあ」と実感します。
唐辛子の脂肪燃焼の効果は、カプサイシンという成分によるもの、カプサイシンには、身体の代謝を向上させる効果があります。
「代謝」という言葉では分かりにくいという方、代謝を「消費エネルギー」という言葉に置き換えてみてください。カプサイシンを摂ると消費エネルギーがアップ、その結果痩せます。
カプサイシンで代謝が25%もアップしたというデータもあるそうです。さらに、カプサイシンには血糖値を下げる効果もあり!
効果的な食べ方は、料理の薬味・スパイスとして唐辛子を使うこといいでしょう。特に脂肪や糖質の多い料理に唐辛子を入れることで、食後の血糖値を下げ、脂肪を燃焼しやすくなりますよ。
生姜で体を温め、体脂肪を燃やす
脂肪燃焼に効く食べ物の二つ目は「生姜」です。生姜といえば、冷え解消の効果がよく知られていますよね。生姜が冷えを解消してくれるということは、生姜を食べると体が温まるということ、体が温まるということは脂肪が燃焼しているということです。
このように、生姜には体脂肪の燃焼を促進する効果があります。脂肪燃焼に効果的な食べ方としては、料理に生姜を入れるのはもちろんおすすめ、それ以外では「生姜湯」がおすすめです。
特に冷えに悩んでいる方、お茶やコーヒーの代わりに生姜湯を飲んでみてください。生姜湯は飲んだ瞬間から、体がポカポカ、脂肪の燃焼が始まるでしょう。
グレープフルーツを食べて脂肪を燃焼させる
脂肪燃焼に効く食べ物の三つ目は「グレープフルーツ」、あまり脂肪燃焼やダイエットのイメージはありませんが、実はこのグレープフルーツ、内臓脂肪にはとっても効果があります。
ポイントはグレープフルーツに含まれるヌートカートンという成分、この成分には脂肪燃焼を助ける作用があるのです。さらに、ヌートカートンにはインシュリンに作用し、血糖値をコントロールする効果もあります。
脂肪と糖質両方に効くので、ダイエット効果は絶大です。グレープフルーツは毎朝、朝食のデザートに食べるのがおすすめですよ。
コーヒーのカフェインで内臓脂肪を燃焼!1日2杯を目安に飲む
脂肪燃焼に効く食べ物の四つ目は「コーヒーや緑茶」、コーヒーや緑茶に含まれるカフェインに脂肪を分解する酵素リパーゼを活性化させる効果があるのです。
カフェインを摂れば摂るほどリパーゼは活性化し脂肪がどんどん燃焼する!と言いたいところですが、カフェインには興奮作用があり中毒性も高い成分です。
飲みすぎには要注意!コーヒーなら1日カップ2杯を目安に飲みましょう。コーヒーに砂糖やミルクを入れると太ってしまうので、コーヒーはブラックコーヒーのままで!苦いのが苦手な方はアメリカンがおすすめです。
ワカメや昆布でヨウ素を摂取!ただし食べすぎに注意する
脂肪燃焼に効く食べ物の五つ目は「海藻類」、ワカメや昆布、ノリ、ひじきなどです。これらの海藻に含まれるヨウ素は、体内に入るとタンパク質や脂質、糖質の代謝を促進してくれます。ただ、ヨウ素の過剰摂取には注意してください。
ヨウ素の摂り過ぎは、甲状腺異常を引き起こすことがあります。特に、日頃、昆布で出汁をとっている方、毎日ノリで巻いたおむすびを食べているという方、朝食はワカメのみそ汁で決まりという方、もう十分にヨウ素を摂れているでしょう。これ以上、摂取量を増やすと甲状腺異常が起こるので、脂肪燃焼には別の食べ物を試してみてくださいね。
いかがでしたか。
以上が、脂肪燃焼に効く食べ物で効率的に痩せる5つのコツでした。上記でご紹介した脂肪燃焼に効く食べ物はいずれもスーパーで簡単に手に入るものばかり、特にダイエットを意識していたわけでなく普段の食事として毎日摂取していたという食べ物もあるのでは?
このように、食事に取り入れやすい食べ物ばかりなので、今日からさっそく試してみてくださいね。ただ、いずれの食べ物も食べすぎには要注意です。
カフェインや海藻類の食べすぎのデメリットについては上記でご説明した通り、さらに、グレープフルーツも人によっては食べてはいけません。
高血圧や狭心症の薬を飲んでいる方、グレープフルーツを食べると薬が効きすぎてしまいます。グレープフルーツは控え、他の食べ物でダイエットにチャレンジしてください。
まとめ
脂肪燃焼に効く食べ物とは
・ 唐辛子のカプサイシンで代謝をアップさせる
・ 生姜で体を温め、体脂肪を燃やす
・ グレープフルーツを食べて脂肪を燃焼させる
・ コーヒーのカフェインで内臓脂肪を燃焼!1日2杯を目安に飲む
・ ワカメや昆布でヨウ素を摂取!ただし食べすぎに注意する