仕事のできない大人がいるとなんだかこちらの仕事の効率も低下し、思ってもみない精神攻撃が舞い降りてくるからいなくなってほしいとすら思ってしまいますね。
とはいえ、世の中に色々な人がいるのと同じように会社も色々な人がいてこその小社会なのです。仕事のできない大人も会社にとっては構成要素なのです。であるなら、何とか折り合いをつけて小社会をできるだけ精神的安定を図りたいものです。
仕事のできない人の共通した特徴に、周囲との協調性がない・段取りが整っていない・確認しないがあります。つまり、この3つを克服もしくはガードできたなら仕事のできない大人と仕事するときにストレスを感じないで過ごすことができるのです。今回は仕事のできない大人と上手に付き合う方法についてまとめましたのでお伝えします。
仕事のできない大人と
上手に付き合う3つの術
協調性の持てない大人と過ごすためには当たらなければどうということはない
どんなに協調性のない破壊力のある相手も当たらなければ被害は発生しません。できるだけ大人の関係で周囲に近寄らないことが一番です。残念ながらどうしても現実距離を置くことができない時は、意見の対立や深度の深いお付き合いを徹底してさけることです。
無視をするわけではありません。協調性の持てない大人は自他ともに自覚が少ないことなのですが、他の人とくらべるとパーソナルスペースの広い人が多い傾向にあります。
他者との距離感がつかめないで不安定になっているのです。距離をとりながら誠実に安定するのを待ちましょう。協調性の持てない大人も安定すればもともと持っている能力を発揮しあなたにとってのベストパートナーになりえる人材になってくれるかもしれません。
段取りの整っていない大人とのコミュニケーションは整理した情報提供が吉
長々と延長する会議や支離滅裂な作業に振り回されるのは本当にしんどいですね。会議であれば大まかなタイムスケジュールや進行の段取り、作業をするには一定のプロトコルがあることを知っているけどできていない時に起こりやすい出来事です。
段取りできていない大人は時に思い付きで仕事をしてしまう傾向にあり、周囲を巻き込みます。どうして思い付きで事を進めるのかは、脳科学の最近の研究によると脳の情報整理が仕事脳の時は情報整理しながら記憶をストックするのに対して、いつもはざっくりと記憶して必要な情報をその都度探してくる方法をとっています。
段取りできていない大人は何らかの理由で仕事脳に切り替わりにくいタイプの人です。ですから情報整理できてない大人と仕事をするときは「この資料10部作って」と端的にお願いするよりも「この資料を取引先に提出するのに10部プリントアウトして、ファイルにセットしてほしい」と段取りをつけて話すようにすると作業を見ながらイライラしないで済みます。
最初は仕事のできない人のためにどうして気を使わなければいけないのか煩わしく感じるかもしれませんが、誰とでも分け隔てなく仕事を効率的にできるようにするトレーニングと考え前向きにステップアップの機会と考えるようにすると心軽やかに過ごせます。
ミスが多く、仕事が中途半端になっている大人は確認不足をフォローする
仕事のできない大人はたくさんいますが自覚していないことが多く自尊心の高い人が多いのですが、確認不足で仕事ができないタイプの人は自分の仕事ができないことを自覚していることが多いので改善しやすいです。
ミスを重ねて自分をかばうためにまたミスを繰り返してしまう、失敗を恐れて考えて仕事をする余裕の持てない悪循環を繰り返して辛い気持ちで過ごしています。
自分の仕事に自信が持てないのです。このタイプの仕事ができない人にはミスが起こらないように適宜確認をしながら仕事を進めていきましょう。仕事が中途半端で終わってしまう大人についてもゴールをわかりやすく設定し、独りよがりのゴールにならないように環境作りをしましょう。
ミスが起きないと少しずつ自信がついて、辛い気持ちがほぐれるので心の余裕が持てます。心の余裕って仕事ができる・できないにかかわらず大切なことですね。
いかがでしたでしょうか。
仕事のできない人と上手に付き合うための術を実行するためには、仕事の時間以外の過ごし方がとても大切です。仕事以外の時間は大いに楽しみ、大いに笑いましょう。自分自身の気持ちの切り替えも大切です。趣味の時間を過ごしたり、大好きなものに囲まれて過ごすのも良いですね。
仕事ができない人は伝染します。心に余裕がなくなって、仕事ができない人を必要以上に気にしてしまうと気付くと自分も仕事のできない人になっていたというのは稀な話ではありません。
そうならないために今回まとめた仕事のできない人と上手に付き合う術をしてみましょう。自分自身のステップアップの機会にもなりますよ。是非すぐにでも実行しましょう!
まとめ
仕事のできない大人とストレスフリーで付き合うための3つの術
・協調性の持てない大人と過ごすためには当たらなければどうということはない
・段取りの整っていない大人とのコミュニケーションは整理した情報提供が吉
・ミスが多く、仕事が中途半端になっている大人は確認不足をフォローする