「自分のパートナーに限って浮気はしない」と誰もが思っているでしょうが、そう思っていても浮気をされてしまうことはあります。事実を知ったときはショックと怒りでいっぱいになります。浮気されて離婚したいと思う方がいる一方、離婚せずに再構築して頑張りたいと望む方もいるでしょう。
しかし、再構築も簡単なことではありません。浮気したパートナーが反省せず浮気を繰り返すことや浮気された方が相手を信用できず耐えきれなくなるなど、理由は様々です。
では、浮気されても離婚しないで結婚生活を続けていくためには何が必要なのでしょうか。パートナーの浮気がわかったとき、どのような点に気を付けて再構築をしていけばいいのでしょうか。そこで、今回は浮気されても離婚せずに結婚生活を続けていくコツを5つお伝えします。
浮気されても
離婚しないで結婚生活を続ける5つのコツ
浮気相手と別れさせよう
浮気されて離婚するとなれば、その後相手が浮気相手とどうしようが関係ありませんが、離婚しないとなるとそうはいきませんよね。
相手の浮気後も結婚生活を続けていくのであれば、当たり前ですが、浮気相手との関係を終わらせてもらう必要があります。これがうまくいかないと結局はまた浮気をしてあなたが傷つくことになります。曖昧にせず、すっぱり関係を終わらせましょう。
浮気した事実を両親に報告しよう
パートナーが浮気をしたことを誰にも知られたくないという方がほとんどでしょう。特に、自分の親に知られてしまうと「別れろ」と言われるから嫌だと思うかもしれませんね。しかし、パートナーが浮気したことは離婚を考える前に必ず双方の両親に知らせるべきです。
なぜかと言うと、自分たちしか知らないと監視の目が少ないですから、また浮気をする可能性があるからです。これは浮気相手にも言えることです。できることなら、浮気相手の両親にも浮気の事実を告げることをオススメします。監視の目は多い方がいいでしょう。また、味方を作っておくということが大切です。
制裁をしっかり行いましょう
浮気相手に離婚の慰謝料を請求することはもちろん、パートナーにも慰謝料を請求しましょう。自分が許すのだし、慰謝料も家のお金なのだから必要ないと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、パートナーへの慰謝料は家とは別にもらえばいいだけです。
やはり、浮気相手にしろパートナーにしろ、罰を与えなければいけません。慰謝料の支払いを拒むようでは、パートナーは反省していないと判断してもいいでしょう。したことがいけないことだとはっきり意識してもらうためにも、少額でもかまいませんので慰謝料をもらいましょう。
暴力を振るわないよう自分を抑えましょう
浮気をされた場合、心は深く傷つき、「許したくても許せない」「浮気を知ったときの気持ちがフラッシュバックしてつらい」など、パートナーと浮気相手の関係が終わった後でも苦しむことが多いです。急に感情が爆発し、強い怒りを覚えることもあります。
その際に、パートナーに暴言や暴力を振るってしまう方もいるようです。それがひどくなると相手にDVと言われてしまったり、暴言や暴力をしてしまったことに対して罪悪感を覚えることがあります。それではあなたが苦しむだけです。そのようなときはカウンセリングに通うなどして心の安定をはかりましょう。
「許す」と思う必要はない!
浮気を知り、それでも離婚せず夫婦として生きていくことを選んだのだから、パートナーのことを許さなければいけないと思うかもしれません。なかなか許せないことに罪悪感を覚えることもあるでしょう。
しかし、そもそも許す必要はありません。許せなくても一緒に生活をしていけますし、そもそもパートナーがしたことは許されることではないのです。ですから「許せない自分が許せない」などと思わないでください。許さなくてもいいのです。自分を責めることをしてはいけません。
いかがでしょうか。「浮気は心の殺人」と言われるように、決して出来心だったからという理由で許されるものではありません。浮気をされた方は離婚せずに許したあともそのときがフラッシバックして長く苦しむ方が非常に多いです。
しかし、それを覚悟したうえで浮気したパートナーと離婚せず夫婦生活を続けることを決めたのならば、浮気相手とパートナーにはその罪をしっかりと償ってもらい、罰も受けてもらうことが大切です。
浮気の事実を知るとショックで何もできないという方も多いですが、弁護士を交え、しっかりと対応しましょう。そこをきちんとしておかなければ、その後の夫婦生活もうまくいかないでしょう。つらいとは思いますが、ぜひ頑張ってください。この記事が浮気後も離婚せず夫婦生活を続けるための参考になれば幸いです。
まとめ
浮気されても離婚しないで結婚生活を続けるには
・浮気相手との関係は清算させましょう
・浮気の事実を夫婦間だけで隠さない
・パートナーにも制裁を!
・カウンセリングに通うことも視野に入れましょう
・許せないことは悪いことではない