自分が嫌いになる前に、見直すべき「物の見方」と思考パターン

自分が嫌いになる前に、見直すべき「物の見方」と思考パターン

自分が嫌いになるときほど辛いことはありませんよね。特にスランプに陥るといつもと違って、普段気にならない細かいことまで気になってしまい、なぜこんなことができないのだろうなどと自分を責めてしまいがちです。

後悔することが増え、自分が嫌いになりそうと感じるときほど要注意です。自分が嫌いなことほど悲しいことはありません。自分に対して厳しい目を持つことは決して悪いことではありませんが、間違った見方をしていることがあるのです。

どんどん自分自身を追い込んでしまい、周りにまで同じようなことを要求するようになってしまい、次第には身動きがとれない状態を自ら作ってしまうことになります。そこで今回は自分が嫌いになる前に、知っておいてほしい危険な思考パターンをお伝えします。

 

自分が嫌いになる前に、
見直すべき「物の見方」と思考パターン

 

なにもできない自分が嫌い!高望みしすぎる思考が自分自身を苦しめる

自分が嫌いと思うのは自分がなにもできないとの思い込みから始まるといわれています。では一体どのようなところが「なにもできない」のでしょうか。本当に俗に言う「できない人」というのは自分自身のことを「できない」とは気づかないものです。

その理由も至って簡単で、自分のことも周りのことも見えていないからです。しかし、なにもできない自分が嫌いという場合は、自分自身がそう感じるだけであってなにもできないわけではありません。自分に課している課題が大きすぎてついていけていないだけのことなのです。

完璧主義に多くみられる思考パターンですが、10ある課題の中の1つができないとしても、残りの9つはできているのです。反対に9つできないところがあっても、1つはできているということになります。このようにできない部分があってもすべてができていない訳ではないということです。

自分にとって僅かなできることだったとしても、それが今の自分なのです。この現実を目をそらさずに受け入れることから始めましょう。自分自身の成長過程を楽しむことも大切です。

 

ないものねだりな自分が嫌い!周りを羨む前に自分を磨く

自分が嫌いな理由でよく挙げられるのが、すぐに周りと自分を比較してしまうという嫉妬心です。自分にないものを持っている人と比べ、卑屈になる思考パターンは心の闇を作る原因になってしまいます。羨ましいと感じたときに素直に感情に表すことができなくなってしまい、つい陰険な態度になりがちです。

そんな醜い一面を持つ自分自身に対し嫌気がさし、どんどん自分が嫌いになっていくのです。人はそれぞれ良いところも悪いところも持ち合わせています。自分が嫌いと思ったときは、自分の顔を鏡でじっくり見てください。鏡に映っている自分の姿は、決して素敵な表情をしているとは言えませんよね。

自分にないものは補えば良いのですが、とても大変なことですので相当な努力が必要となります。自分が嫌いになる前に、足りないものを補う自分磨きを行いましょう。それだけで気分もリフレッシュできますし、自分が嫌いなんていうことも考える時間もなくなります。

前向きな姿勢が自分を変えるきっかけを与えてくれます。今まで周りを羨ましく思っていた自分から、反対に周りから羨ましがられる存在になる日も近いことでしょう。

 

自信が持てない自分が嫌い!ネガティブ思考がどんどん被害を大きくする

自分が嫌いなところをメモ書きで挙げてみましょう。書き終わったあとに読み返すと、自分自身のことなのに客観的に笑えてしまうものだったりするのです。ネガティブ思考が活性化しているときは、このちょっとしたことが大きく膨れ上がり心の負担のストレスとなっていきます。

特に自分が嫌いだとする部分が少なければ改善するのも早いのですが、自分が嫌いな部分がたくさんあるときは注意が必要です。ストレスが溜まり過ぎて柔軟な思考への切り替えが難しくなるからです。自分が嫌いな部分を閉ざしてしまうと、いつかは耐えられなくなり心が疲れ果ててしまいます。

しかし、無理になんとかしようと自分自身を追い込むと逆効果にもなりかねませんよね。ほんの一部だけでも自分が嫌いな部分を開放してあげることが自分自身を救い出せる唯一の手段です。ネガティブ思考を良い意味で開き直るといえばわかりやすいでしょう。

ダイエットが続かない自分が嫌いだとしても、おいしく食事ができる自分をほめてあげることが大切です。自分に自信が持てない部分をさらけ出すことで、周りからのプレッシャーからも解放され、より自分らしくいられるようになっていくでしょう。

 

いかがでしたでしょうか。

自分が嫌いになりそうなときほど、自分に優しくしてあげましょう。自分が嫌いなのは頑張りすぎている自分からの心の叫びだと意識してください。ネガティブ思考が引き起こすこのストレス現象は、誰もが心の奥にある小さな塊であって普段は大きくなることはありません。

しかし、我慢の限界が来たときに大きくなってしまい自分が嫌いになり、最終的にはすべてのものが受け入れられなくなってしまい最終的に卑屈な自分から抜け出せなくなってしまうのです。自分が嫌いだと感じることがあったら、すべてを溜め込まず受け入れることから始めましょう。

耐えられなくなる前に、卑屈な自分をどのように脱却すべきかを考え、ときには無になる時間も作りましょう。自分が好きだと誇れるように日々過ごしていけたら素敵ですね。

 

まとめ

自分が嫌い!こんなときに偏りがちな思考パターン3選

・結果が出せない自分が嫌い!小さな成果は意味がないと感じるでしょうが、これもひとつの結果です。現実を知り自分自身を認めることからはじめましょう
・周りを羨む自分が嫌い!卑屈になりすぎると周囲から孤立する可能性も少なくありません。他人を羨む前に自分磨きをはじめましょう
・何に対しても自信が持てない自分が嫌い!それだけで大きなストレスの原因を作ってしまいます。リラックスできるように何も考えない時間も時には必要です


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