「自分が嫌い」を克服したい!自己嫌悪から抜け出す対応策

「自分が嫌い」を克服したい!自己嫌悪から抜け出す対応策
自分が嫌いって、ほんとうに深刻ですよね。どこかでブレーキをかけたいと思っても、なかなかできないものです。また、心療内科やメンタルクリニック、カウンセリングなど専門家に頼る方法もありますが、診断を受けるというのも、何かとハードルが高かったりします。

救いなのは、仲間がいることです。自分が嫌いになる人って少なくないので、多くの人の体験談がヒントになるのです。自分が嫌いになる精神状態のキーワードを目安に、それぞれ分けて、自己嫌悪から抜け出す対応策について考えてみましょう。

自分で克服できて、一時的な対処ではない方法となると、やはり考え方を変えるということに尽きます。そこで今回は、「自分が嫌い」を克服したい!自己嫌悪から抜け出す対応策についてお伝えします。

 

「自分が嫌い」を克服したい!
自己嫌悪から抜け出す対応策

 

考えすぎる性格とのつきあい方

自分が嫌いだと感じる人は、考えすぎる傾向が強いです。第三者から見ると、普通に見えても、自分は異常者ではないかと思ってしまうのです。一つ一つの言動、一つ一つの行動に対して、理由を考えたり、評価を気にしたりします。

考えすぎた結果、人間の醜さにたどりついてしまいます。そして、自分が醜く思えて、自分が嫌いになるのです。どうしても、悪い分析をするフィルターみたいなものが邪魔してしまうので、そういう目を、自分に対しても周囲の人に対しても向けてしまうのです。

良い分析をする自分を立てて、第三者のようにして、悪い分析を自分にストップをかけるトレーニングをしましょう。自分で自分をカウンセリングするような感じですね。

 

記憶とのつきあい方

トラウマとなってしまっていることが記憶から離れずに、自分が嫌いという状態に陥ってしまうケースがあります。記憶が傷となって、新しい出会いを求めにくくなってしまいます。

父親の言葉だったり、母親の言葉だったり、教師の言葉だったり、子どもにとっては大きな影響がある言葉が深い傷となることは、なぜか、世の中からなくなることがありません。

記憶の鮮明さが薄らいでいくには、新しい記憶が上書きされるしかありません。新しい記憶が上書きされると、以前の記憶は、温度が低くなっていきます。意図的に、きっかけを作ることも、一つの方法です。

 

比較する能力をバージョンアップする

自分が嫌いになる要因として、他者と比べてしまうということがあります。劣等感を持つようになるのは、思春期が多いのですが、早い人は幼少期で他者と比べる目を持ってしまいます。

比べるなと言っても、人間は比べてしまう生き物なので難しいのです。考えすぎる性格とのつきあい方と同じように、比較してしまうのを素晴らしい能力だと思って、いい方向に持っていきましょう。

「あに人のようにはできないけれど、こんな感じなら自分にもできる」という答えを導くような比べ方がベターです。言うなれば、個性の違いや自分に見合った方法を見つけることができるように、比較する能力をバージョンアップさせましょう。

 

劣等感を自己開示する

劣等感を抱いている内容を自己開示してみてください。自分が嫌いなところを宣言してしまうのです。たいていの人は、すでに気づいています。相変わらず揶揄する人もいるでしょう。でも、宣言することによって、自分が楽になります。殻を破るきっかけになります。

 

着地点を決めて、見失っている自分を捉える

自分が嫌いになると、厄介な気持ちが出てきます。実は、悩みの種のはずの欠点を直したくないと思ってしまうことがあるのです。何か、精神疾患の病名がついてくれた方が楽だと思ったりしてしまいます。

普通の人になりたい、普通でなくていい、心配されたい、心配して欲しくないと、行ったり来たりを繰り返します。着地点を決めて、どうなりたいのかを明確にするというのも大事です。

 

病気や見た目などが原因の場合

病気がちな人生だと、病気の自分が嫌いになることも多いです。あと、自分の見た目、顔や体型が嫌いになるケースも多いです。病気は完治しないと、悩みの終わりがやってきません。見た目に関しては、整形手術を繰り返す人もいます。

病気や見た目などが原因の場合、表面化している問題にしばられずに、内面に目を向ける必要があります。心のカウンセリングが必要です。感情の持ち方を形成していく方に、向きを変えてみましょう。

 

いかがでしたでしょうか。

以上、「自分が嫌い」を克服したい!自己嫌悪から抜け出す対応策についてお伝えしました。いかがでしたか、6つの項目に分けて紹介しましたが、共通して言えることがあります。コントロールできないから、悩みになってしまうということです。

私たち人間って、コントロールできるもの対しては、悩みにならないのです。「自分が嫌い」といのは、自分をコントロールできていないのです。トラウマの記憶も、価値観も、完璧主義も、比較癖も、コントロールできてしまえば、一歩前に踏み出せます。

生きていると、難しい局面に出会います。そして、自分自身と過す時間は誰かと過す時間よりも長いです。一歩前に踏み出せることを良しとするところから、トライしてみてください。

 

まとめ

「自分が嫌い」を克服したい!自己嫌悪から抜け出す対応策

・良い分析をする自分を立てて、第三者のような目を養う
・つらい記憶は、新しい記憶で上書きする
・個性の違いや自分に見合った方法を見つける
・劣等感を自己開示する
・着地点を決めて、どうなりたいのかを明確にする
・表面化している問題にしばられずに、内面の改善をする


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