お手入れの熱意に個人差はありますが、肌をきれいにする為に、何かしら気を付けていることってありますよね。雑誌には、必ずと言っていいほど、肌をきれいにする方法が特集されているし、ネットで検索しても情報があり過ぎて、どれを試せばよいのか困ってしまうという人も多いでしょう。
それに、以前は美肌は女性の為にあるような言葉でしたが、今は男性だってスキンケアに手をかけている人が多くなりました。その為、男友達の肌の方が、自分よりも数段キレイだとへこんでしまったという人も増えています。
実際、時間やお金がかかるお手入れは継続するのが難しい為、毎日、簡単に出来る、肌をきれいにする方法を見つけたいですよね。
でも、中には間違ったケアをしていたり、紹介している記事があるのも事実です。そこで今日は、肌をきれいにする為に、してはいけない間違ったケア方法を5つお伝えします。
肌をきれいにする為にしてはいけない5つの間違ったケア
洗顔に時間をかける
肌をきれいにするには、やはり洗顔が大切ですよね。洗顔方法はいろいろあって、正直、どれが良いのか悩みますが洗顔に時間をかけるのは止めましょう。
確かに、洗えば洗うだけ肌の汚れは落ちるのですが、乾燥の原因にもなるのでゴシゴシこすったり、2分以上洗顔に時間をかけてはいけません。
長いのがダメだからと言って、短時間の洗顔では、落とさなくてはいけない汚れを取り除くことが出来ない為、1~1分半位を目安に洗顔してくださいね。
この時間は、肌に泡を付けてからの時間なので、泡を洗い流す時間は含まれていません。泡をしっかり立て、皮脂の多い所から少ない順に洗うようにすると、べたつきが気にならずスッキリときれいに洗えますよ。時間をかければ良いものではないということを、覚えておきましょう。
冷水で洗顔する
毛穴の引き締めに効果がありそうだからと、冷たい水で洗顔していませんか。確かに洗顔の最後に、冷水で顔を洗うと、夏場は気持ちが良く、寒い時期でもそのまま継続して行っているという人も多くいます。
しかし、毛穴が引き締まるような感じはしても、それを鏡で見て実感出来ませんよね。特にぬるま湯で洗顔して、最後に冷たい水で洗うと、取りきれていない肌の汚れを毛穴にため込んでしまうことになったり、肌が敏感な人は、温度変化で刺激を感じることもあるので止めましょう。
それに、肌をきれいにするには、毛穴がしっかり開いた状態で、化粧水や美容液を付けた方が、浸透しやすいのです。むくみを取りたい時も、冷水を使う人が多いのですが、スキンケアを終わらせてから、冷たいタオルなどを使って行う方が、肌の負担を減らすことになるので、冷水で洗うのは止めてくださいね。
シートマスクを長時間使用する
肌をきれいにするために、パックを使っている人が多くいますが、その中でもシートマスクの利用者が急増しています。個別包装されているものだと、衛生的で持ち運びやすいので、温泉に持参して使っている人も多いようです。
シートによって美白や保湿など、自分が望むケアが可能なので、人気なのもうなずけますよね。しかし、シートマスクも使い方によっては、肌のバリア機能の回復を妨げることにもなるので注意が必要です。
まず、シートマスクを肌に置く時間は、取説に書いてある時間を守りましょう。長く肌に乗せておけば、それだけ効果があるような気がしますが、バリア機能を妨げない為にも、置き時間を守ってください。中には、そのまま眠ってしまう人もいるようですが、シートが乾燥して、肌が傷付く可能性もあるので絶対にダメですよ。
肌のお手入れに余念がない
十代の頃は、何もしなくても毛穴も乾燥も気にならなかったのに、加齢とともに、鏡を直視するのが怖くなっていきますよね。それに負けない様に、肌のお手入れを頑張っていて、肌年齢マイナス○歳という人もいますが、お手入れし過ぎの可能性も否めません。
アンチエイジングの為に、スキンケアにかける費用も行程も増え、それを止めると一気に衰えそうで、怖くて継続しているという人がいますが、アトピーなどの皮膚炎や極度の乾燥肌でない限り、過剰なスキンケアは、刺激に対しての耐性が弱まり、肌が荒れやすくなりますよ。
肌をきれいにしたいのなら、シンプルなお手入れに徐々にしていったり、肌断食を行うなどして、肌本来の働きを回復させ、健康な肌を取り戻すという方法の方が、時間もお金も節約出来るので、ぜひ試してみてください。
半身浴をする
肌をきれいにする為に、半身浴を行っている人がいますが、それは間違いです。確かに、半身浴は心臓の負担を軽減した健康に良い入浴方法のひとつですが、肌をきれいにするには、全身浴の方が効果があります。
特に乾燥肌の人が、長時間、半身浴をすると、更に乾燥がひどくなるので注意が必要です。それに、長時間、お湯に浸かっていると、肌のセラミドなどのうるおい成分が出てしまう為、今まで乾燥が気にならなった人の肌にも影響を与えてしまいます。
もちろん、入浴すると、血行が良くなるので、肌をきれいにする為には10~15分の全身浴に切り替えてくださいね。入浴することによって、リラックスするので、ストレスでの肌荒れ予防にも繋がるので、上手にお風呂を活用しましょう。
いかがでしたか。今まで、良かれと信じてケアしてきた、肌をきれいにする方法の中には、間違ったものが多いのも事実です。紹介した人にとっては、肌をきれいにする適した方法だとしても、何の根拠もない美容法がたくさんあります。
実際、今はマッサージひとつ取っても、賛否両論があるのですから、どれを信じて、何を選択するかは、あなた次第です。しかし、今日、ご紹介した間違ったケアを、あなたが肌をきれいにする為に行っているのなら、数年後に後悔しない為にも、今すぐ止めてください。
若い時は、多少、間違ったケアをしていても、回復するのも早いですが、このまま続けていると、一気にシワやだるみが増えてしまう可能性も否めませんよ。今まで、肌トラブルが無かっただけでも善しとして、あなたに合った肌をきれいにする方法をじっくりと探してください。
まとめ
肌をきれいにする為にやっている誤りとは
・ 洗顔に時間をかける
・ 冷水で洗顔する
・ シートマスクを長時間使用する
・ 肌のお手入れに余念がない
・ 半身浴をする