出産後大きくなったお尻を見ると、誰でもお尻を小さくする方法を知りたいと思いますよね。お尻は女性が部分痩せしたい部位の第3位にあがるほど、女性にとって非常に気になる部位です。しかしダイエットをしても、なかなか思い描いたような小さなお尻にはなってくれません。
なぜなら、お尻が大きくなってしまうのには、いくつもの原因が重なっているからなんですよ。一つの原因だけに対処していては、あなたがなりたいと思っているような、小さなお尻にはなかなか近づけません。
あなたが理想のお尻になるためには、大きなお尻になってしまった原因を全て取り除く必要があるでしょう。そこで今回は、誰でも今日から始められる、お尻を小さくする方法についてお伝えします。
誰でも今日から始められる、
お尻を小さくする方法
開いた骨盤を締めよう
最初にお尻を小さくする方法は、開いた骨盤を締めることです。骨盤は開いているとお尻が大きくなってかっこ悪くなります。また、ゆがむと筋肉の付き方に影響してしまい、無駄に脂肪がついてお尻が大きくなってしまうのです。
骨盤が開いてしまう原因は出産と考える人が多いでしょう。しかし、実は女性はホルモン分泌の関係で、出産に関係なく骨盤が開きやすくゆがみやすいことがわかっています。特に日常生活のクセによる影響が大きいでしょう。
女の子座りやアヒル座りをする人は、今から座り方を変えてみてください。それだけで骨盤が締まるようになります。また、肝機能の低下でも骨盤が開くことがあります。
肝臓は足の内側の筋肉と大きな関係があり、肝臓が疲れると筋肉を引っ張ってしまって骨盤が開いてしまいます。骨盤を締めてお尻を小さくする方法としては、体の健康にも気を配ることが大切です。
お尻の筋肉を鍛えよう
お尻を小さくする方法、二つ目は、「お尻の筋肉を鍛える」です。お尻を小さくするためには、お尻周りの筋肉量を増やす必要があります。筋肉量が増えるとエネルギー消費量も増えるため、無駄についてしまった脂肪を燃焼させる量も増えるでしょう。
また、お尻に筋肉が付いていることで、お尻が引き締まって小さく見えるという効果もあります。お尻の筋肉を鍛えるには、スクワットをするのが一番良いでしょう。スクワットを行うと全身の筋肉の約80%を使うため、効率的に筋肉を鍛えてくれます。
特にお尻を小さくする方法としておすすめなのが、ブルガリアンスクワットです。ブルガリアンスクワットとは、主に大臀筋や内転筋を鍛えるスクワットのことを言い、誰でも簡単に行うことができます。
また、スクワット1回で腹筋100回分のエネルギーを消費すると言われており、少ない回数でお尻を小さくすることができることでしょう。
正しい歩き方をマスターしよう
三つ目のお尻を小さくする方法は、正しい歩き方を覚えることです。人にはそれぞれ歩き方のクセがあります。もし、この歩き方のクセがあなたのお尻を大きくしている原因かもしれないとしたら、とてもショックですよね。
ここで、あなたの歩き方がお尻の大きな原因かチェックしてみましょう。お尻が大きくなってしまう歩き方は、次の3つです。
1.猫背やあごをだして歩いている
2.内股かがに股で歩いている
3.足を上げずに歩いている
この3つのどれかに当てはまっている人は、残念なことに自分でお尻を大きくしてしまっています。では、どういう歩き方であれば、お尻は小さくなるのでしょう。正しい歩き方のポイントは次の4つです。
1.歩きはじめは足の指で地面をしっかり蹴るイメージで
2.着地はかかとから
3.膝をあげて歩こう
4.腕は後ろに肘を引くイメージで軽く振ろう
正しい歩き方のどれか一つを意識するだけでも、お尻を小さくすることが可能です。早速今日から歩き方をちょっとだけ意識してみてください。
正しい座り方も知っておこう
お尻を小さくする方法、四つ目は、「正しい座り方をしよう」です。パソコンの普及でデスクワークの仕事は増えており、一日の中でも座っている時間はとても多くなっています。
しかし、座る時の姿勢が悪いと骨盤が歪んでしまう原因になることも。特に骨盤の一番下にある坐骨は、悪い姿勢の影響を最も受ける場所です。悪い姿勢のまま長時間座っていると、坐骨は座面に圧迫されて広がってしまいます。
坐骨が広がると、坐骨から太ももに繋がる筋肉が伸ばされて固くなり、足の付け根である大転子が外側に張り出し、大きなお尻の原因となるのです。お尻を小さくするためには、骨盤を立てて座ることを意識しましょう。
座る時には、坐骨が立っているイメージが大切です。坐骨を立て、背筋を伸ばし、あごを引いて座る。体が正しい座り方を覚えるまでには時間がかかるので、骨盤矯正チェアやクッションなどを使用すると良いでしょう。
お尻を小さくするマッサージをしよう
最後に紹介するお尻を小さくする方法は、お尻を小さくするマッサージです。実はお尻は、体の中でも脂肪が多い部位でもあります。そのため、むくみや冷えが出やすい場所とも言えるでしょう。
むくみや冷えを解消するためには、リンパマッサージが有効です。しかし自分でお尻をマッサージするのもなかなか難しいものですよね。
そこで紹介するのが、お尻をとにかくもみほぐすこと。お尻を持ち上げたり離したり、揉んだりこすったり、どんな方法でも構わないので、気が付いた時にお尻をもみほぐします。
そうは言っても日常生活で不意にお尻をもむのは勇気がいります。誰にも気兼ねなく行うには、入浴時が最適です。マッサージを行う時には、お尻と太ももの境目を集中的にもむと、よりお尻を小さくする効果が実感できるでしょう。
いかがでしたか。今回は、誰でも今日から始められる、お尻を小さくする方法について紹介しました。お尻を大きくしてしまう根本的な原因は、骨盤のゆがみです。お尻の大きさが気になり始めたら、何よりも先に骨盤のゆがみを直すことを心がけましょう。
ちょっとした体操でも骨盤のゆがみは少しずつ治すことができます。しかし、より早くゆがみを直して小さなお尻を手に入れたいと思うのであれば、整骨院など専門家の手にゆだねるのも1つの方法です。
お尻の小さな女性は、それだけでスタイルも良く見えるものです。今回紹介したお尻を小さくする方法は、誰でも簡単に今日からでも始められます。ぜひ今から試して、小さなお尻を手に入れてください。
まとめ
お尻を小さくするには
・ 開いた骨盤を締めよう
・ お尻の筋肉を鍛えよう
・ 正しい歩き方をマスターしよう
・ 正しい座り方も知っておこう
・ お尻を小さくするマッサージをしよう