便秘解消法を試しても、効果がない人に知ってほしい5つの事


女性に多いと言われている便秘は、年齢に関係なくおこるもので、いわゆる「私は便秘症」という人が回りに結構いるものです。長引く便秘は本当に辛く肌への影響もあり憂鬱になってしまいますね。自分自身ひどい便秘に悩み、色々な便秘解消法を試してもいっこうに改善されず、途方にくれてしまっている人もいるでしょう。

しかし、便秘解消法を試しても便秘が治らない原因は必ずどこかにあるはずです。あなたが気付いていないだけかもしれません。あなたが行ってきた便秘解消法をもう一度見直してみることが大切です。

ここでは、長年便秘に悩みどんな便秘解消法を試しても効果がない人に知ってほしい5つのポイントを上げて説明します。あなたの便秘の原因が何だったのか、きっと見つかることでしょう。

 

便秘解消法を試しても
効果がない人に知ってほしい5つの事

 

便秘に効く食材を取り入れよう

便秘になる原因として食べ過ぎを考えがちですが、逆に食べる量が少なくても便秘になることを知っていたでしょうか。便秘解消法として極端に食事量を減らしダイエットをすると、体内から排出するものがないので便秘になってしまいます。またそのようなダイエットをしても簡単に痩せることはなく、逆に体調を崩してしまいます。

また、時間がない、料理をするのが面倒、などの理由でインスタント食品や外食などが多い人にも便秘になっている人が多く、これではいくら色々な便秘解消法を試していても効果が表れるはずがありません。

ではいったいどんな食べ物が無理なく便秘を解消するためによいのでしょうか。あまり手間をかけずに毎日取り入れることができるものをご紹介しましょう。

①玄米
玄米には食物繊維が多く含まれること、そしてよく噛んで食べることにより消火の負担を軽減し、便秘解消に繋がります。
一度に大目に炊いておいて、小分けにし冷凍しておくと良いでしょう。

②ヨーグルト
ヨーグルトを選ぶときはビフィズス菌が腸内に生きたまま届くかどうかがポイント。色々なヨーグルトを試して便秘に効くと感じたものを毎日食べるようにしましょう。

③バナナやりんご
バナナは食物繊維が豊富で善玉菌を増やすために必要なオリゴ糖を多く含んでいます。またりんごのアップルペクチンには整腸作用があると言われていて直接大腸まで届きます。アップルペクチンは皮に多く含まれているので皮ごと食べることをおすすめします。

④プルーン
豊富な食物繊維の他、便秘解消に効果的なゾルビトールという成分を含んでいます。便が固くなるのを防ぎます。

 

便秘の原因は筋力の低下 適度な運動を心がけよう

便秘には食べ物も関係していますが、意外に筋力の低下が原因であることも少なくありません。健康維持のために適度な運動をすることは大切であるのと同様に、実は運動もとても有効な便秘解消法なのです。

運動といっても激しい運動をする必要はありません。とにかく毎日続けて歩くこと。歩くペースは無理せず自分にあったスピードで大丈夫です。

腸は自律神経の副交感神経に作用されます。自律神経が乱れて副交感神経の働きが悪くなると便秘になるので、歩くことによってそれらが整い便秘が解消されやすくなるのです。

毎日続けて歩いていると、腹筋がつき自律神経が整うので便秘が解消されるというわけです。またさらに効果をアップするために、朝起きてすぐにミネラルウォーターを飲み、歩いてみましょう。体内からも腸に刺激を与える便秘解消法で更に早く改善されるでしょう。

 

生活のリズムを整えてストレスをなるべくためないようにしよう

腸は自律神経の乱れに作用され、便秘になることをお伝えしましたが、それはストレスによるものがとても大きいのです。

便秘の中でも「痙攣性便秘」は便秘と下痢を繰り返す症状が特徴的です。便を下に送り出すための働きであるぜん動運動がストレスや何らかの原因で腸が痙攣状態なってしまうために便秘がおこります。

毎日の生活の乱れ、ストレスなどをためこんでしまうとこのような症状になり、便秘薬を飲んでも治るというものではありません。このような便秘の症状の場合の便秘解消法は、とにかく今の生活習慣を見直すことが大切です。

夜型の生活を朝型に変える、睡眠を十分にとる、好きな趣味を見つける、など自分なりのリラックスできることを見つけましょう。ストレスが解消できれば便秘もきっと解消できるはずです。

 

トイレに行くのを我慢しない

トイレを行くのを我慢すると便秘になりやすくなります。日常的に便意を我慢していると慢性的な便秘になるので注意が必要です。

排便しようとしているのに、無理にそれをおさえこんでしまうと腸が便を出す機能が低下し、便を感知しなくなってしまいます。そこから慢性の便秘になってしまうのです。

体の摂理に逆らうことは禁物です。便意をもよおしたら我慢せず、すぐにトイレに行く習慣をつけておきましょう。

 

薬に頼りすぎないようにしよう

便秘が長く続くと色々なサプリメントや便秘薬を試してみる便秘解消法があります。短期間で効果がでれば、薬を飲むのはその時だけで済みますが、薬を飲んでも飲んでも効果が表れず、長期間飲み続けてしまうと便秘はさらに悪化してしまいます。

特に便秘解消法として下剤を飲み続けている人は注意が必要です。下剤は腸を刺激して無理やり排便させる薬です。使い続けると排便する腸の機能が低下し、自分の体で排便することを忘れてしまい、便秘は以前よりもっとひどくなります。すると更に続けて下剤を使用するようになるので、下剤依存症になってしまうのです。

このような状態になった時は、自分で治すことは難しいので早めに便秘外来を受診するようおすすめします。

 

さて、長く続く便秘は本当に辛いものです。肌にも影響があられますし、体調も悪くなります。便秘になるには体質もありますし、生まれつきの腸の形による場合もありますが、便秘で悩んでいる人の多くが、生活習慣などの改善をする便秘解消法によって治ることがほとんどです。

まずは自分の便秘の原因が何によるものなのか、それを突き止めることが大切です。便秘とは関係ないと思っていたことが、意外にも頑固な便秘に結びついているかもしれません。

運動不足なのか、食事のバランスが悪いのか、ストレスをためこんでいるのか、必ず原因があるはずです。

どんな便秘解消法を試しても効果がなかったあなた、是非今回お伝えしたポイントをひとつひとつ自分に当てはめて確認してみてくださいね。きっとあなたに最適な便秘解消法が見つかるはずですよ。

 

今日のまとめ

便秘解消法を試しても、効果がない人に知ってほしい5つの事

1. インスタント食品や外食を避け
→食物繊維の多い便秘に効く食材を積極的に取り入れよう

2. 筋力の低下は便秘につながる
→毎日歩くことで改善されるので続けてみよう

3. ストレスにより自律神経が乱れると便秘になる
→自分なりのリラックス方法を見つけよう

4. 排便しようとする腸の動きが低下するので
→トイレを我慢する癖をつけない

5. 下剤などの薬に頼りすぎないようにしよう
→長引くと自分で治すのが困難に。その時は早めに受診しよう


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