集中力を研ぎ澄まして仕事の効率化を図るには

集中力を研ぎ澄まして仕事の効率化を図るには
仕事の締め切りに追われている時や大切なテスト勉強の最中など、せっぱつまっている時に限って、集中力が続かないものですよね。周りに気が散って、要らぬ片づけを始めてしまったり、別の要件に手を出したり……。

これじゃまずいと思っていても、ついついやってしまうのが人間の悲しいサガです。しかし、やるべきことはやらねばならぬのが道理、効率よく進めるためにはやっぱり集中力の持続が必要不可欠です。

そもそも15分が限度と言われている集中力ですが、それをうまく継続させて、事を成さなければ、信用度にも影響を及ぼします。

集中力の持続や上手な使い方は、社会人としては必須のスキルともいえるでしょう。そこで今回は、集中力をアップさせて仕事の効率を上げるための方法についてお伝えします。

余計なものはあらかじめ排除しておく

集中力を上げるには環境整備が必要不可欠。やるべきもの・必要なもの以外は可能な限り排除するようにしてください。

余計なものが周りにあれば、気が散ってしまうのは当たり前。物だけに限らず、実はメールも「余計なもの」に入ります。ビジネスマンが集中力を削がれる原因の6割がメール・スマホ(ネット)だといわれています。

作業中についついメールをチェックし、その返信に時間がとられて作業が進まないというのもよくある話です。携帯などもしかり。その他、乱雑なデスク周りだと集中できないという経験をしている人も多いのではないでしょうか。

集中力を持続して効率よく進めるためにも、作業中はメールチェックをしない・携帯やスマホは見ない・デスク周りを整理するなどの対策を検討するようにしましょう。

 

適度に休憩をとる/きちんと睡眠をとる

集中力のピークは15分~30分。それ以上は集中しているように見えて案外惰性で仕事をしています。集中力もじわじわ落ちていますから、無意識のうちに作業能率が低下しているという事態に陥っているものです。

ならばいっそのこと割り切って、適度に休憩を取りましょう。30分ごとに5分程度の休憩が理想的。また、集中力持続の最大の敵は「睡眠不足」です。

睡眠時間そのものが少なかったり、寝ていても睡眠の質が悪ければ、脳の処理能力が下がってしまうため当然作業効率も悪くなります。

まとまった睡眠ならば最低6時間以上、それが無理なら作業の前に15分程度の昼寝で脳のリラックスとリフレッシュをはかりましょう。ただし、昼寝の際は1時間を越えるとかえって覚せい状態を妨げてしまうので要注意です。

 

栄養と水分を適量しっかりと摂る

集中力を高めるには「カフェイン」や「糖分」の摂取が有効です。紅茶やコーヒーに含まれるカフェインはドーパミンやノルアドレナリンの分泌を促し脳を覚せい状態にします。

脳の栄養になる糖分は接種後の血糖値の上昇をゆるやかにし、長時間持続してくれる「低GI食品(ヨーグルト・そば・リンゴ・バナナなど)」を摂るようにしてください。また、水分補給も集中力を高める重要な要素です。

水分不足になると血流が滞り、脳内に十分にいきわたらないが故に集中力の低下を招きます。水分は吸収までに時間がかかるので、作業開始の1時間前くらいから積極的に摂取しておくとよいですね。

水だけだと血液が薄まってしまうので、ミネラルや塩分も適度に摂取することをおすすめします。しかし、どれもやっぱり摂りすぎは体によくありません。適量を心がけてくださいね。

 

作業時間を短く区切る

先の見えない作業ほど、人の気持ちを萎えさせるものはありません。というわけで、集中力を持続させるために「時間を区切りましょう」。

パフォーマンスを最大化する方法として「5分ルール」と呼ばれるものがある、という話を耳にしたことがあるかもしれませんね。

終わるまでだらだらと作業をするのではなく、「5分作業したら○○」という意識であえて時間を区切ることで、その短時間に最大の集中力を発揮させるというものです。

これを繰り返していけば、一定のモチベーションを維持しながら作業を進めていくことができますし、「5分集中できるようになったら、次は10分を目指す」といった具合に集中力を鍛えるための訓練にもなります。毎日取り入れるようにして、安定した集中力の持続を目指しましょう。

 

集中できる環境を整える

集中力を最大限に発揮するには環境も大切です。コンディションを整えることが集中力アップにつながりますから、自分で日頃から「作業しやすい環境を作りだす」よう意識する必要があります。

余計なものに気が散らないように整理整頓するのはいわずもがな、環境が許すなら「環境音楽」を作業中に取り入れるという方法もあります。

川のせせらぎや小鳥のさえずりといった、自然界に存在する音を耳にすることで、脳のリラックスやリフレッシュ、集中力アップの効果が期待できますよ。

環境音楽はセラピーにも活用されている方法ですが、余計な雑音もシャットアウトできるので、BGMがわりに利用するという手もあります。作業中ではなくても、休憩中に聞いてもいいですね。脳を疲労回復に役立ってくれるはずです。

 

このように、環境整備や自身の体調管理をしっかりと行うことで集中力や作業効率のアップがはかれます。人間、長時間作業に没頭すればその分疲労がたまります。

その時は大丈夫でも、知らず蓄積された疲労やストレスは、あとから大きく自身に跳ね返ってくることがあるのです。何事も体が資本、心身のバランスを崩してからではかえって大きな損失を招きかねませんよね。

「大丈夫」と過信せず、日頃から疲労回復やリフレッシュなどに努めてくださいね。同時に、集中力を削ぐような環境からあえて離れるのも一つの手。あなたが気をつけても、周囲が雑音をまき散らしてくるケースも多々あります。

休憩がてら場所を変えることで、自分の気持ちもリセットすることができますよ。最適な方法で、集中力アップと維持をはかりましょう。


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